中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

上海 顧村公園の桜

2020-04-09 00:04:09 | <上海>観光

顧村公園は上海の桜の名所のひとつです。

桜の季節は特にたくさんの人で賑わいます。

 

 

3月中旬ごろから4月中旬ごろの期間は、

櫻花節というお花見イベントも開催されます。

 

 

例年だとこの時期は毎日数万人、多い時には10万人以上の人出になるので、

人を見に行っているのか桜を見に行っているのか分からない状態になります。

 

 

今年は、新型コロナの影響で入場人数制限と前日までの予約が必要でしたので、

いつもより絶対に人は少ないはず。

というわけで、初めて顧村公園へお花見に出かけてきました。

 

 

地下鉄の最寄駅は7号線の顧村公園駅です。

入園には検温と上海の健康登録QRコード、隋申码の提示が必要でした。

(今週から上海では公園やデパートでの検温がなくなった場所が増えたので、もう必要ないかも)

 

 

とても大きな公園で案内図も少し分かりづらいので下調べせずに行くと、

門を入ってからどこに行けば花見ができるのかちょっと迷います。

 

 

桜並木がある道には桜の名前がついているので、まずはそこを目指します。

櫻花路、櫻花大道など数キロの道沿いに桜の木が植えられています。

 

 

並木道から外れて、細い道へ入って行くと、

外からは見えない場所にも所々咲いています。

 

 

お花見のメインの場所は櫻花園です。

2ヵ所に分かれた芝生の大きな広場には桜の木がたくさん。

 

 

桜の木の樹齢はまだまだ若く、ほとんどが細い木なので、

すごいなぁと思うような桜はないのですが、

これだけ数が多いとそれなりにお花見が楽しめます。

 

 

お花見以外では、子供向けのアトラクションやチョコレート工房などがあります。

子供向けのアトラクションの恐竜世界や児童森林嘉年華は営業していました。

 

 

普段ならチョコレート工房で手作り体験のようなことができるのかもしれません。

今は工房のお土産屋さんでチョコレートの安売りをしています。

試しに買ってみましたが、カカオ75%チョコはまぁまぁいけました。

 

 

食事ができるような店はあまり多くありませんので、

飲み物と軽食は持参していく方がよいかと思います。

バーベキュー広場は営業していましたが、今はこういう場所での食事はちょっと。。

でも、結構賑わっています。

 

 

顧村公園の面積は450ヘクタールと上海では最大規模の公園です。

夏になると蓮の花も綺麗だそうです。

 

 

入場制限で人の少ない今年に出かけてみて正解でした。

また桜の季節に行ってみたいとは思うのですが、

来年はきっともう例年通りの人だらけになるのは間違いないのでもう行かないかな。

 

 

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上海 上海環球金融中心の展望台

2020-01-23 00:01:23 | <上海>観光

上海の浦東新区にそびえる上海環球金融中心。

日本の森ビルが出資、設計、監修した高さ492mの超高層ビルです。

 

 

中国ではビルの形状から”栓抜き”の愛称で呼ばれています。

地上101階、地下3階の建物は2008年の竣工当時、中国で最も高いビルでした。

 

 

今はお隣の上海中心ビル(632m)が最も高いビルです。

元々の設計は460mだったそうですがアジア通貨危機などで建設が中断、

その間に設計変更を行い、現在の高さと穴のある特徴的な建物に変わったそうです。

 

 

展望フロアは94階、97階、100階にあります。

最上階まで行くことのできる入場料は180元です。

上海環球金融中心の店舗で使えるクーポン券が付いてきます。

 

 

夕暮れ時から夜になるタイミングを狙って展望台に行ってみました。

 

 

やはり一番の見所は、東方明珠と外灘の方向でしょうか。

 

 

暗くなるにつれ、明かりが増えていく様子が楽しめます。

 

 

殆どの人は観光バスでやってくる団体旅行の人達なので、

少々混むことはあっても長時間居座る人は少ないです。

ちょっと待てば窓の前は必ず空きます。

 

 

全面ガラス張りの展望フロアでは、足元から地上の景色も楽しめます。

 

 

上海環球金融中心の展望台は誕生日割引があります。

以前は、誕生日の人は無料、同伴者1名は半額とかなりお得だったのですが、

昨年からちょっと改悪されて、誕生日の人+同伴者の2名で180元になっています。

(尋ねてみると誕生日の人が一人で行っても割引がないと言われました)

 

 

こちらは東側の世紀広場方向。

 

 

天気がいまいちで霞んでいましたが、夜になるとこんな風に。

 

 

日本で見る夜景の場合、見渡す限り街の明かりが続いている感じですが、

ここで見る夜景は明るい範囲が狭いがとても狭いです。

ポイントごとに明るいのですが、暗い部分の方が多いかなぁ。

 

実は今まで日本でも超高層ビルやタワーに上ったことはありませんでした。

夜景を見るのは、六甲山や長崎など山の上からばかりで、

スカイツリーも東京タワーもハルカスも通天閣もまったく。。

そこの下には何度か行っているのですが何故か上る機会がなく、

上海で初体験となりました。

 

 

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上海 朱家角(食べ歩き編)

2019-12-19 00:12:19 | <上海>観光

古い街の路地を散策したり写真を撮ったりするのが大好きなのですが、

ここまで人が多いともう人を撮ってるのか路地を撮っているのか。。

 

 

というわけで、土産物屋さんや食べ物屋さんを冷やかしながら、

ブラブラ散策することにしました。

 

 

まずは朱家角名物?なのか、最も取り扱いの多い粽。

粽の具はオーソドックスな、豚肉、塩漬け卵の黄身、あんこなどなど。

日本でもよく見かけるテレビ番組で紹介されました!的な看板を掲げている店もあります

 

 

店先に並んでいるのはお土産用の笹の葉に包んだ粽です。

その場で食べると言えば、蒸した熱々のものを出してくれます。

 

 

粽と並んで売っている豚の角煮。

一口サイズをこちらも笹の葉に包んで醤油で煮込んであります。

このような笹の葉に包んである小さな角煮は初めて見た気がします。

どの店でも1個5元ほど、大きさから考えると結構値段は高い。。かな。

 

 

しっかりした食事をとるためのレストランもずらっと並んでいますが、

 

 

麺などの軽食を座って食べられる店もたくさんあります。

 

 

意外と少なかったのが餅(中華クレープ)のお店。

見つけるとついつい買ってしまいます。

私は肉などの具が挟んであるタイプよりパリパリ食感の葱やゴマの餅に惹かれます。

 

 

古い民家のような建物を改築したちょっとお洒落なカフェや、

 

 

川沿いの風景を楽しみながら過ごせそうなお店もあちこちにあります。

こういうお店がたくさんあるのは蘇州の水郷古鎮とはちょっと違います。

 

 

若者向けに新しくできたエリアにはスターバックスだってあります。

以前はどこに行ってもケンタッキーでしたが、今はどこに行ってもスターバックス。

余談ですがアメリカ企業って結構中国依存しています。

飲食チェーンはもとより、自動車のGMも中国がこけると本国もこけると思われるぐらい。。

米中関係ってややこしいです。

 

 

こちらはドライフルーツのお店。

中国だけでなく東南アジアでもよく見かけるドライフルーツは、

おやつ以外に風邪や食欲不振、便秘などの漢方薬としても用いられます。

種類ごとに値段があるわけではなく量り売りでした。

 

 

北大街や東湖街など古鎮のメイン通りの路地は人で溢れていますが、

意外と店の中は空いていたりします。

 

 

人混みに疲れたら、店と店の間にある路地や隙間を見つけて入ってみて下さい。

川岸の方に向かう路地を抜けた先にちょっといい景色があったりします。

よく探せば放生橋をゆっくり間近に眺めたりできる場所もあります。

 

 

今回は船に乗ることもなく有料施設にも入らずでしたが十分満喫。

今は地下鉄を利用して行く人も増えて電車は結構混んでいるのかと思っていましたが、

17号線はガラガラで行き帰りとも座れました。

朱家角の込み具合から考えると、遠くから観光バスなどで来る団体客が多いようです。

行くなら地下鉄がお薦めです。

値段は分かりませんが、古鎮から地下鉄駅前まで行ってくれる船もありますよ。

 

 

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上海 朱家角(水郷散策編)

2019-12-12 00:12:12 | <上海>観光

朱家角は上海近郊で最も有名な水郷古鎮です。

上海にお住まいなら行ったことのある方がほとんどではないでしょうか。

 

 

朱家角の歴史は古く、蘇州近郊の水郷古鎮と同様に宋代、明代にさかのぼります。

 

 

以前は交通の便が悪く、郊外バスに乗るかタクシーで行く場所でしたが、

今は地下鉄17号線が開通し、上海市内からだと地下鉄だけで行けるようになりました。

 

 

地下鉄の最寄駅も朱家角駅なので中国語が話せなくても大丈夫。

地下鉄駅から水郷古鎮まで、所々に案内表示が出ているので安心です。

 

 

水郷古鎮の散策だけなら入園料などは不要です。

博物館や庭園などの有料施設や観光船に乗らないなら無料で楽しむことができますので、

とりあえず様子を見てから買う買わないを決めてよいかと思います。

 

 

明、清代の建物が残る街並みを楽しみながらのんびり散策、

と言いたいところですが、とにかく人がいっぱいで。。

 

 

水郷らしい景色が味わえる西井街は川の両側に少し広い道になっているので、

場所さえ選べば落ち着いて写真を撮ったりすることができます。

 

 

そもそも上海の中心部は近代以降の街で、昔栄えていた場所は上海郊外、

朱家角のような今ではちょっと田舎の観光地みたいな所です。

 

 

朱家角で最も大きい橋が漕港河に架かる放生橋です。

明代に造られた全長70.8m、高さは7.4mの5つ穴の石橋は上海地区で最大、最長とのこと。

この橋の上から生きた魚を放すと徳を得ることができるそうです。

 

 

古鎮の中にある大きな寺院、圓津禅院が建立されたのは元代で娘娘庙とも呼ばれます。

現在の姿は1995~2000年に修復されたもののようです。

 

 

圓津禅院の周囲は意外と人が少ないので、この辺りで一息入れるのもよいかと思います。

 

 

有名な放生橋の他にも36基の石橋が残っています。

橋の上から見る夕暮れの水郷古鎮の風景はとても綺麗です。

 

 

朱家角には古い建物を改装したちょっとお洒落なカフェやレストランや、

若い人向けに新しく造られたエリアがあったりと、

お年寄りから若い人まで楽しめるようになっています。

 

 

東湖街や北大街、東大街など、土産物屋やレストランが並ぶ路地は観光客で溢れているので、

のんびり散策は諦めて、人の流れに身を任せながら食べ歩きをしてみることにしてみました。

 

食べ歩き編に続きます。(大したものは食べてませんけど。。)

 

 

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上海 新場古鎮で晩ごはん

2019-08-01 02:34:56 | <上海>観光

すっかり日が暮れると古鎮の景色も変わります。

川沿いはライトアップされているようなので、もう一回りしてみることにしました。

 

 

お店が夜の賑わいを見せているのに誘われて、軽く食事をしてから帰ることに。

 

 

上海だと夜遅くまで地下鉄やバスがが動いているので、街外れの古鎮でも安心です。

 

 

そんなに派手にライトアップしている訳でもなく、ちょうどいい感じの明るさです。

 

 

飲み物や軽食を扱っている小さな売店は建物の持ち主が人に貸していることが多いので、

店主は地元の人ではないことが多いのですが、川沿いの飲食店は店主も従業員も上海語です。

 

 

メニュー書いてある料理は江南、上海料理がほとんど。

こちらの人の多くがタニシ大好き。私は食べませんけど。。

 

 

こちらは河蝦を素揚げしてから甘辛く味付けしたもの。

皮ごと食べても大丈夫です。家庭でもよく作られる料理です。

 

 

とりあえず枝豆と冷えたビール!は、上海ローカル料理店でもできますよ。

枝豆は上海、蘇州など地元の畑でたくさん作ってます。

ここの枝豆は塩茹で。中国では茹でた後に味醂や唐辛子で味付けすることも多いです。

 

 

枝豆と並んで私の大好きなビールのお供、ピータン豆腐。

豆腐を切って刻んだピータンと薬味を乗せて、少し甘めの醤油をかけるだけです。

 

 

 

娃娃菜を頼むと細かく刻んだ中華ハムとピータンが入ったスープ風で出てきました。

ピータンは若干余計な気がしますが。。

野菜とハムのスープの味は脂っこくなくさっぱりしています。

 

 

中華料理屋さんの白ご飯は苦手で、ご飯ものは炒飯を頼むことが多かったのですが、

最近は菜飯(肉と野菜のまぜごはん)を注文することが増えました。

しっかり油は使っていますが、さすがに炒飯よりはマシ。

 

 

料理の味は大したことありません、そこら辺の安い食堂で食べているのと同じです。

でもたまにはこんな場所で食事をするのも楽しいです。

 

 

こうやって道端で食べていると犬や孫の散歩のおばちゃんたちに、

あんたたち何食べてるの~とガン見されたりします。

ついでにどこから来たのとか聞いて来たり。。

回答に苦戦しているとワサワサ人が集まって来たり。。

こういうのも含めて楽しめる?場所です。

 

 

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