中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

上海浦東空港の海外SIM(トラブル編)

2019-01-24 00:12:34 | 小ネタ

上海浦東空港の自販機で手軽に買える海外用の通信SIMカード。

特に面倒な設定もなく、簡単に使えたのでリピートしてみました。

 

 

過去記事はこちら

上海浦東空港の海外SIM自販機

 

日本用で前回と同じ値段の商品があったので、あまり深く考えずに買ってみました。

ただし、買った場所は、

前回:出国後のT2

今回:T1の航空会社カウンターのある誰でも入れる出発ロビー

 

買ってみたらいきなりちょっと違和感が。。

以前のパッケージと比べてみると、裏面は全く同じ。

 

 

表をよく見ると。。シール貼ってるし。

有効期間が1日短くて、音声通話が付いてない。

でも、音声通話は必要ないし7日間も使わないのでまあいいか。

 

 

SIMを見ると(写真は切り取った後です)

おや? China Unicomじゃないぞ。

 

 

これってちょっとやばいかなと思いつつ取説を見たら。。

でたよ、、台湾って。。なんでやねん。

 

 

それでもSIMには全球(グローバル)対応って書いてあるから何とかなるかも。。

とりあえず、説明書に書いてあるAPN設定をしてみます。

 

 

APNはinternetと設定するようです。

英語の説明もあります。

 

 

設定してみても案の定全く繋がりません。

自動認識されたAPNは”umobile.jp”(だったと思います)

こちらも試してみましたがやっぱり繋がらない。

 

ダメもとで、サポートにWechatで問い合わせしてみることに。

取説裏面のQRコードをWechatで読めばそのまま発信できます。

 

 

さすがに日本語で問い合わせても無視されるだろうと考えて、

中国語で、”日本で使おうとしてるけど繋がらない”と入れてみると、

間髪入れずに返信が。。びっくりです。

 

入ってたSIMはこれだよと写真を送ったら、

中国で使っているキャリアについて聞かれて、

China Unicomだよ、と答えると、APNはこれで設定してと指示が。

取説とは全く違うし、こんなん聞かんと絶対分からんやん。。

 

 

指示された通りにAPNを設定すると、サクッと繋がりました。

そもそも問合せしないと使えないのは大問題ですが、

サポートの手際よい対応にちょっとびっくりです。

絶対同じ問い合わせがいっぱいきてたと思いますがね。

 

と、ここまで書いておいてなんですが。。

今週、所用で浦東空港のT1に行ったらSIM自販機が無くなっていることに気付きました。

もしやこのトラブルが引き金に?

まぁそんな理由ではないと思いますが、はたして今後復活するのでしょうか。

自販機がなくなっても、ネットで同様のSIMカードを買うことも可能です。

Ctripなどの旅行サイトでも購入可能で、浦東空港での受取を指定できる商品もあります。

 

 

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中国 既存銀行口座にも納税番号の登録通知がきました

2018-11-08 00:18:00 | 小ネタ

以前、記事に書いたのですが中国で銀行口座を開設する際には、

”個人納税識別番号”なるものが必要になっています。

 

 

過去記事はこちら

中国 新ルールで銀行口座開設

 

で、この制度が始まる前に開設した口座に対しては、

これまで何も言われていなかったのですが、

中国銀行からこんなショートメールが飛んできました。

 

 

中国籍を持たない人は90日以内に税関係の情報を登録してね

詳しくは中国銀行の公告を見てねと。。

ちょうど同じころ、長春日本商工会さんからも金融機関から通知が届いているので

注意して下さいとの連絡を頂きました。

 

 

公告を見ると12月31日までに手続きして下さいと書いてあります。

実際の中国銀行の公告はこちら

(Edgeでは開けません、IEなどのブラウザが必要です)

 

中国銀行の場合、手続は銀行の支店窓口に出向くか、

手机銀行(スマホの銀行アプリ)、網上銀行(ネットバンク)などで自分でもできるようです。

支店に出向く場合はパスポートの提示が必要です。

また、支店によるかもしれませんが、窓口では別の支店で開設した口座も手続き可能です。

 

 

そもそも何でこんなことになっているかというと、こちらです。

(すみません私見が入ってます)

海外に金融資産を持つ個人が特定できる情報を各国で共有して、

隠し財産を持たせないようにしましょうとG20で決めたから、

中国もそのルールに従いますよ。(もちろん日本もG20で合意してます)

 

 

だから外国人が新規口座を開設する時は個人納税識別番号が必要だし、

既存の口座も同様に調査しますよということだろうと思います。

 

 

私自身は新制度になる前に開設したのが中国銀行のみなので、

工商、建設、農業などなど、他の銀行はどうなっているのか分かりません。

他行でも何か通知が来ているのでしょうか。

 

12月末までに手続きが終わらなかった場合はどうなるのかは、

銀行にも分からないそうです。。

 

実際のところ中国で口座を持っている外国人みなさん(世界中の人たち)が、

12月末までに手続が完了するなんて到底思えないし、

早くした方がよいのか、後ですればよいのか、無視しておけばよいのか全く分かりません。

どのタイミングで手続きするかは自己責任ということでしょうね。

何の根拠もない勝手な憶測ですが、

マイナンバーを個人納税識別番号として登録したとしても、

その番号が正しいかなんて現時点では調べる手段もない。。気がしますけど。

 

 

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上海浦東空港の海外SIM自販機

2018-10-04 00:10:04 | 小ネタ

上海浦東空港で見かける海外で使えるSIMカード自販機。

中国から海外へ出かける人用なので、中国国内で使う目的のSIMではないです。

 

 

どんなものか日本へ帰る時に試してみました。

アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界各国用のSIMがあります。

アジアだとマレーシア、フィリピン、タイ、日本などなど。

 

 

日本向けを選んでみるとSIMの説明が表示されました。

・有効期限は開通後8日間でデータ通信量は無制限。

・音声通話は20分間無料。

・スマホの設定は、必ず”データローミングする”にして下さい。

・日本でのローミング先はSoftbank。

・2018年12月24日までに開通しないと使えなくなります。

・SIMサイズは、マイクロもナノも対応しています。

 

 

基本的に中国で売っているスマホと、

Softbankが使える日本のスマホなら大丈夫そうです。

 

この自販機、SIM購入の支払いはクレジットカードと、

微信(Wechat)や支付宝(Alipay)などで現金では買えません。

 

 

で、買ったのがコレ。

中身はChinaUnicom香港のSIMです。

 

 

日本に着いてから開通作業。

せこい話ですが、開通日時が日本時間が適用されるのか、

中国時間が適用されるのか分からないので、

中国時間の午前0時を過ぎてから開通。

 

SIMを挿してデータローミングの設定も忘れずにして。

すぐにショートメールが飛んできました。

このSIMの電話番号は65648187です。

 

 

続けて次のショートメールが。

ChinaUnicom香港の番号なので、こちらは香港の国番号852が付いてます。

APNは”3gnet”を使うと書いてあります。

 

 

APNの中身は自動的に設定されていました。

使用するスマホの種類によって、3G用や4G用などAPNは変わるかもしれません。

 

 

特に難しい設定はありません。問題なく使えました。

私はヘビーユーザーではないので通信速度も特に不満はありません。

テザリングもOKです。

 

8日間データ通信量無制限で70元(日本円で1000円ぐらい)

WiFiルータをレンタルするのとどちらが安いのでしょうか。

少なくとも日本でプリペイドSIMを調達するよりは安いです。

ずっと海外で生活していて日本の携帯は解約した人や

番号維持のために最低プランで契約している人にはそれなりに使えそうな気がします。

 

 

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中国の乾燥機

2018-08-09 00:44:44 | 小ネタ

今、上海で出張用に借りているアパートにはベランダがなく、

大家さんに室内で洗濯物が干せるものがないか聞いてみました。

中国では、室内干し用にこんな感じのものがよく売られています。

 

 

大家さんからは、みんな外に干してるからあなたも外に干せばいいと、

最初はつれない回答だったのですが、

日中はアパートにいないし雨が降っても帰ってこれないから外には干せないよ。。

と言ったら、じゃあ乾燥機持ってきてあげるよって。

えー、すごいラッキー、言ってみてよかった。

乾燥機といえば、普通こんなものを想像しますよね。

 

 

で、大家さんがどや顔で持ってきたのがコレ。

どん!

 

 

え?これって、簡易洋服ダンス?

もしくは引っ越しの時につかうやつ、みたいな。。

あれ、物干しでもなく、乾燥機でもなく、

どんな誤解をすればこれになるん??

なにこれ?って聞いたら、乾燥機だよと真顔で答えます。

 

よくよく見ると、おっ、電源ケーブルついてる。中にも何か入ってる。

この部分が大きなドライヤーのようになっていて、

熱風が出てくる仕組みになってます。

ランプは、本物がどうかは別として”UVランプ”らしいです。

これで殺菌するの?

 

 

こんな感じでハンガーを吊ることができます。

中央部にもパイプが付けられるので、

2段にして使うこともできるようになってます。

 

 

コントローラ部分は下に付いてます。

ON/OFFとタイマー設定、UVランプ。

大家さん曰く、「タイマー付いてて自動的に切れるから安心」だそうです。

でも怖くて無人状態でほっておけない。。

 

 

 

稼働させてみると。

おぉ、膨れる膨れる。。

 

 

 

上の穴から排気します。熱風が噴き出てきます。

確かにこれは乾きそうです。

 

 

びっしり干しても、だいたい2時間ぐらいで乾きます。

日本で使っているドラム式洗濯乾燥機の乾燥時間とほぼ同じぐらい。

いやいや、これは良いものを持ってきてくれました。

フル活用しています。

まあ電気はバカ食いしているハズですけどね。

 

 

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中国の日本料理屋さんで。。

2018-04-19 00:04:19 | 小ネタ

中国の日本料理屋さん、日式居酒屋などで、

よく見かける”鱈の西京焼き”

脂も乗っていてまあまあいけるんです。私も時々食べていました。

 

 

でも、最近ちょっと異変を感じることがあって。。

すみません、最初にお断りしておきます、ちょっと下の話です。

私の場合、決して腹痛や下痢を起こすわけではないのですが、

下から油が漏れるんです。まったく気付かないうちに。。

 

最初は何が起こっているのかさっぱり分かりませんでした。

油の取りすぎ?最近肉類が多かった?病気?などなど。

 

で、ネットで”下から油が漏れる”で検索してみると、疑わしいものが出てきました。

食べてみると、とても美味しい深海魚だが、

人の体では消化できない蝋のような油が含まれていて流通が禁止されている魚が。。

バラムツという魚のようです。

 

出典:ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑

<https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%83%84>

 

 

「産地では今でも食習慣が残るが、筋肉に大量にワックスエステル(蝋のような油)があり、

食べると、下痢、腹痛を引き起こすことがある。

また肛門から油が出る。このため流通は禁止されている。

ただし漁師さんなど本種の根強いファンは多い。食べる場合は自己責任で。」

とのことです。

 

ではでは、”中国 タラ”で検索してみると。。

出てきた出てきた。(googleかyahooで検索したい。。とっても不便)

 

出典:Record China

市販の“タラ”、大半は深海魚のバラムツだった!「下痢になった」被害続出―中国

<http://www.recordchina.co.jp/b60714-s0-c30.html>

 

なるほど、きっとそうなんだろう。

じゃあ、今までは何で大丈夫だったのか考えてみると、

日式居酒屋さんで注文してもほんの少ししかつまんでなかった。

でも最近食べに行く日本料理屋さんの西京焼き定食は、

ボリューム満点で3切れもあるし、味もまあまあなのでしっかり完食。。

今まで一度にこんなたくさん食べたことがない。

 

あくまでも個人的な推測や体験であって、何の証拠もないですが、

皆様も中国で食べる鱈の西京焼きは、

ちょっと量には気を付けた方がよいかもしれません。。

 

 

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