久しぶりに長春の街中へ出かける用があったので、
人民広場から長春駅に向かって、人民大街を散歩してきました。
人民大街の終点、長春駅まで約2kmほどの道のりです。
人民広場周辺は、重慶路などの繁華街があり賑やかです。
駅まで真っ直ぐ北に向いて道が伸びています。
旧満州国当時の建物がいくつか残っていますが、
ここに特に有名な観光地があるわけではありません。
でも地方都市ならではの光景を目にすることができます。
(長春は吉林省の省都なのですが、実態は地方都市です。。)
まず目に付くのが中国式横断。
長春では、まだまだ当たり前の光景です。
そして事故。
意地の張り合いで、当然最後は接触します。
基本、結果として前に出ているほうが勝ちなので、おそらく、この場合はタクシーの勝ちでしょう。
タクシーは勝ちに持っていく手段を熟知しているので、戦いを挑まないほうが無難です。
新発路の交差点。
前に見えるのが、中国共産党吉林省委員会です。
吉林省委員会は、関東軍司令部の建物を使っています。
団結路の交差点を過ぎると、旧満州国国防会館があります。
この奥が勝利公園です。
建物は最近きれいに改修され、新しい石碑が置かれていました。
車がスピードを落とさずに突っ込んでくる、北京大街の交差点を過ぎると。
長春駅が見えてきます。
長春駅南側も再開発で高層ビルが建ち始めました。
ここから先は、長春客運中心(長距離バスターミナル)もあって人が増えてきます。
このあたりをうろうろしているのは、田舎から出てきた人達が多く、物取りも多いと思います。
長春駅南広場は、もう何年も大工事をやっています。
まもなく、地下鉄1号線が開通する予定になっていますが、工事は年単位で遅れています。
南広場には、旧長春ヤマトホテルの春誼賓館があります。
今は、3星クラスのホテルです。
ここも改装されて当時の面影がだいぶ薄くなったと聞きました。
ちょうどホテルの前あたりで、
バスターミナルを出発した長距離バスが徐行しながら客引きしてました。
路上で乗せた客の運賃は、そのまま運転手の懐に入るのかな。。
長春市街地を歩くと、浄月開発区と比べて空気が汚いことも実感できます。
私はコンタクトを付けているのですが、このあたりを歩くと、
埃やなんかが目に入って、痛くて目を開けていられません。
相変わらず、真っ赤な目で涙をぼろぼろこぼしながら歩いてます。。