中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

長春 4度目の冬

2016-02-04 00:09:00 | <長春>生活

長春の冬も今年で4度目です。

今年は暖冬かなと思っていたら、1月中旬頃から一気に気温が下がりました。

 

 

街の小さなスーパーでは、冷凍の魚を軒先で売ってます。

外に置いておけば、絶対に解凍されることがないので。。

 

 

普段は薄暗い大通りも春節に向けてイルミネーションが灯り始めました。

暦の上ではもう立春。これから徐々に気温が上がっていくと思われます。

 

 

中国の寒い地域では、床暖房が一般的です。

床暖房といっても都市部では個別の家庭で暖房するわけではなく、

発電所やボイラー施設で沸かしたお湯が流れています。

 

 

長春では、だいたい10月末ぐらいから4月頃まで暖房供給されます。

詳細は分かりませんが、住宅用は一冬で1平米27元ぐらいの料金らしいです。

 

各家にこんな感じでお湯の元栓が付いています。

上の段は流入、下の段は排出です。

 

 

この状態でバルブが開いています。

温度の微調整はできないので、もし、暑ければ窓を開けるかバルブを閉めるしかありません。

本当にお湯が流れているか確認するには、空気抜きの弁を少し開いてみます。

空気と水が吹き出てきたら問題なしです。

 

 

ここから細い管を通して、各部屋へお湯を循環させます。

細い管にもそれぞれ開閉用のバルブが付いています。

 

 

暖房の温度は、家からボイラーまでの距離、管の太さ、

家の中を通る配管の数や長さなどによってずいぶんと変わります。

長春市が保証している最低温度は、平均室温18度(どんな状態でか分かりません)で、

16度を下回る場合は改善要求を受け付けるらしいです。

 

昨年まで住んでいた郊外のアパートは、断熱が悪かったせいもあり、

室温が15度しかなくてとても寒かったのですが、いまのアパートではこうなりました。

どん!

 

 

30度って。。

さすがにこれはちょっと。Tシャツ1枚でも汗かくし。。湿度も30%。

 

外気温も郊外と街中では、やはり少し差があることも分かりました。

郊外の浄月だと、天気予報通りの気温になりますが、

今住んでいる場所だと3度から5度ぐらい高い感じです。

それでもマイナス20度以下の日も。。

 

 

室温は、時々28度ぐらいまで下がってほっとするのですが、

逆に32度ぐらいまで上がるときもあります。

室温30度で外気温がマイナス20度の場合、温度差が50度。。

体に負担がかかってるんだろうなぁ。

 

以前住んでいたアパートも含め、多くの古い(築10年も経ってないけど)アパートは、

昨年の夏に政府負担で外壁の改修工事を行いました。

おそらく、 平均温度が18度に満たない建物だったのかと思います。

もし、長春でアパートを探す必要があるなら、冬に部屋を選ぶことをお勧めします。

だって、年の約半分は暖房期間ですから。。

 

 

コメント (2)
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