上海浦東空港で見かける海外で使えるSIMカード自販機。
中国から海外へ出かける人用なので、中国国内で使う目的のSIMではないです。
どんなものか日本へ帰る時に試してみました。
アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界各国用のSIMがあります。
アジアだとマレーシア、フィリピン、タイ、日本などなど。
日本向けを選んでみるとSIMの説明が表示されました。
・有効期限は開通後8日間でデータ通信量は無制限。
・音声通話は20分間無料。
・スマホの設定は、必ず”データローミングする”にして下さい。
・日本でのローミング先はSoftbank。
・2018年12月24日までに開通しないと使えなくなります。
・SIMサイズは、マイクロもナノも対応しています。
基本的に中国で売っているスマホと、
Softbankが使える日本のスマホなら大丈夫そうです。
この自販機、SIM購入の支払いはクレジットカードと、
微信(Wechat)や支付宝(Alipay)などで現金では買えません。
で、買ったのがコレ。
中身はChinaUnicom香港のSIMです。
日本に着いてから開通作業。
せこい話ですが、開通日時が日本時間が適用されるのか、
中国時間が適用されるのか分からないので、
中国時間の午前0時を過ぎてから開通。
SIMを挿してデータローミングの設定も忘れずにして。
すぐにショートメールが飛んできました。
このSIMの電話番号は65648187です。
続けて次のショートメールが。
ChinaUnicom香港の番号なので、こちらは香港の国番号852が付いてます。
APNは”3gnet”を使うと書いてあります。
APNの中身は自動的に設定されていました。
使用するスマホの種類によって、3G用や4G用などAPNは変わるかもしれません。
特に難しい設定はありません。問題なく使えました。
私はヘビーユーザーではないので通信速度も特に不満はありません。
テザリングもOKです。
8日間データ通信量無制限で70元(日本円で1000円ぐらい)
WiFiルータをレンタルするのとどちらが安いのでしょうか。
少なくとも日本でプリペイドSIMを調達するよりは安いです。
ずっと海外で生活していて日本の携帯は解約した人や
番号維持のために最低プランで契約している人にはそれなりに使えそうな気がします。