花山自然風景区は冬に行ってもあまり見るものはないのですが、
とても静かないい場所です。
寒い日には山肌から流れ出る水も凍ります。
周りには、東側に天平山、龍池、南西側に天池山の風景区があります。
花山自然風景区は、山道で天池山と繋がっています。
地図や案内図を見ると天池山に繋がっているというより、
天池山景区に含まれているという感じです。
蘇州新区から行くなら357路のバスに乗って龍池風景区で下車です。
山のあちらこちらの岩には文字などが刻まれた石刻があります。
元代大接引佛は字の通り元代に崖の石を削って建立された石仏で、
呉中一の大仏といわれているそうです。
残念ながら文革の際に破壊されており、今あるものは復元されたものでしょう。
山の中腹あたりにあるのが花山翠岩寺。
新緑の時期や紅葉の時期の境内はもっと綺麗だと思います。
季節の良い時に、ここでお茶を飲みながらのんびりするのもいいかと。
炒青緑茶は20元、碧螺春は40元はです。
お寺の精進麺(素面)もいただけます。
菩薩面というご立派なお名前。
20元と素面にしてはちょっとお高めでゆで卵が付いてきます。
(ゆで卵は自分でむきます)
澄んだ醤油スープの麺、まあまあいけると思います。
向こうに見えるのは蓮華峰。
ここからは見えませんが山の反対側に天池山の寂鑑寺があります。
花山の麓には花山隠居という庭園のあるホテルがあります。
ネットで値段を見てみると1泊600元~1200元ぐらいでした。
ここで食事だけすることもできるようです。
花山と天池山は、蘇州の市街地から近くて行きやすいし、
天平山と違って人でいっぱいになることもなく、
静にのんびり過ごせる所なので、蘇州のお気に入りの場所のひとつです。