船と島から千島湖の景色を楽しんだ後、陸から景色を楽しめる場所がないか探してみました。
中心湖区の周辺で見つけたのが天嶼景区と千島湖植物園でした。
どちらも有料で、実際に行ってみた感想は、
景色を楽しむという意味ではどちらもあまり大したことはない。。です。
天嶼景区は、山の上から千島湖を見ることができる公園のような場所です。
入園料は80元。地元の人は入園無料なのか割引があるようです。
長い長いエスカレーターを乗り継いで山の上まで登れます。
どうやら入園料=エスカレーター代のようです。
(エスカレーターを使わなければ無料で登る道がきっとあると思います)
こんな距離の長いエスカレーターに乗ったのは初めてかもです。
振り返ると湖の景色が楽しめます。
戻りは歩くか、10元払えばバスに乗れます。
山の上には展望台と売店、別料金の下りの滑り台があるだけです。
中国の観光地では山を下りる滑り台というのをよく見かけます。そういえば梅峰島にもありました。
展望台の景色は、エスカレーターの途中で見える景色と大差ありません。
もうひとつ残念なのは、ここから見える千島湖は島の数が少ないです。
この景色のためだけに80元(帰りの車を使うと90元)はちょっと高い気もします。
天嶼景区から見る夕焼けが綺麗らしいので、もう少し遅い時間に行けばよかったかも。
でも、今回の千島湖の旅行の間は天気も微妙で夕焼けを見ることは出ませんでした。
千島湖植物園は、一つの島全体が公園のようになっています。
入り口で入園料を払って電動カートで島へ向かいます。
島の形が鹿のようになっています。
空から見るわけではないので地図かドローンの写真を見ないと分かりませんが。。
植物園となっているのですが、植物に関する大した解説があるわけでもなく、
教会のような建物やピアノのオブジェなどが置かれています。
観光客がSNS映えする写真や動画を撮ることに力を入れている場所のようです。
湖岸の遊歩道のあちこちに撮影用の小物が置かれています。
閉園前ぎりぎりの時間に行ったので見かけませんでしたが、
この感じは、たぶん結婚写真を撮りに来る人も多いのだろうと思います。
一番人気の場所は、天空之鏡という名前がついた撮影スポット。
人の少ない園内で、ここだけは少し賑わっていました。
夕焼けが出ればもっと奇麗なのでしょう。
園内の遊歩道や木道はちゃんと整備されていますし、芝生の広場や休憩所もあるので、
小さなお子さんを連れて遊びに来るのにいい感じの場所です。
結局、千島湖でどうやって遊ぶのがいいのか、どこで景色を楽しむのが正解か分からずじまいでした。
いつも太湖の景色を眺めにぶらっと出かけることも多いので感動が少ないのかもしれません。
平日に行ったこともありますが、それなりに有名な観光、リゾート地にしては思ったほど人も多くなく、
のんびりと過ごせたのは良かったです。