龍山島を出発した船が次に向かうのは梅峰島です。
山の上から、湖の小島を眺めることができるので、千島湖らしい景色が楽しめます。
龍山島から乗船時間15~20分ぐらいで到着です。
小さな島なので滞在時間は1時間ほどでした。
ここには小さなロープウエイがあります。(別料金です)
片道か往復か切符を選べます。下りは滑り台で遊ぶこともできるようです。
少し登るだけなので使う必要もないですが、試しに乗ってみました。
乗車時間は5分もありません。湖の見える方向に座ると少し景色を楽しむことができます。
山の上にあるのは、展望台とお茶屋さんだけ。。
お茶を飲んでいる人は誰もいませんでした。
滞在時間1時間だと、上から湖の景色を眺めるだけでは時間を持て余します。
かと言ってお茶を飲むには時間がなさすぎます。
水辺にも道があるので余った時間で散策してみました。
案内板を見ると、梅峰島には梅の木が1万本以上あるそうです。
(案内看板には日本語も書かれています)
私の利用した船とは違って、ちょっと豪華な感じのクルーズ船も停泊しています。
再び船に乗って、最後の島、漁楽島へ。
漁楽島は、2つの島が浮橋で繋がっています。
大きなレストラン、体験アトラクション、劇場、お土産物屋さんなどなど、
食事や遊びを楽しむ島になっています。
カフェテリア形式のレストランの料金は30元~40元ほどだったと思います。
食事券やアトラクションのチケットなどは船の中でガイドから購入することもできます。
同じような食事の店は梅峰島にもあったので、
船の出発時刻によって案内される食事場所が変わるのかもしれません。
でも、こういう場所に美味しいものがあるとは思えないので、食事は持ち込んだ軽食で済ませます。
古代衣装を着て空中散歩が楽しめるアトラクションは、若い人達に人気のようです。
確かにSNS映えしそうです。
漁楽島の滞在時間は1時間半ほど、食事をして、少し遊んで、買い物もしてちょうどよい時間かと。
お土産物屋さんの中には中国通販大手、京東の実店舗もあります。
ただ。。何もせずに景色を眺めるだけなら、ここでも時間を持て余します。
漁楽島には大した景色もありません。
周りを見渡すとお年寄りたちはみな時間を持て余しているようでした。
中心湖区に戻ってきたのはちょうど14:00ぐらい。
朝8:30ごろ船に乗ったので、5時間半ほどの島めぐりでした。
中国だと集合時間を守らない人がいて、出発が遅れたりすることもよくあるのですが、
今回は誰も遅れることなく全て時間通りでした。
マナーが向上したのか、やることがなかったせいなのか、どちらでしょうね。
中心湖区の港の近くにはお土産物屋さんが並んでいる通りがあります。
船を降りてから最初に船に乗った場所まで戻るにはここを通ることになるのですが、
人影は少なく、ちょっと寂れた感じです。
きっと食事は島で済ませる人が多いのでしょう、この通りに食事の店はほとんどありません。
残念ながら、この日は月光島には上陸できないとのことで、帰りの船から眺めるだけとなりました。
利用したホテルは、平日にもかかわらず結構宿泊客がいたので、
もっと観光客が多いのかと思っていましたが、船も島もそんなに混むこともありませんでした。
千島湖観光の方法は、島めぐりが定番なのか正解なのかちょっと分かりません。