少し前の話になりますが、新しく開通した蘇州の地下鉄6号線に乗ってみました。
ただ目的地をどこにするか迷って、とりあえず虎丘へ行ってみることに。
地下鉄6号線が開通したのは2024年の6月末。
蘇州新区火車駅と園区の桑田島を結ぶ36kmの路線です。
利用客は結構多いようです。
蘇州の地下鉄は路線ごとに色を付けていて、座席の色も変えています。
今まで公共交通で虎丘まで行くにはバスしかなかったので、
蘇州駅を基点にする観光客にとっては便利になったのだろうと思います。
虎丘駅はできたのですが周辺の再開発はまだ終わっていません。
以前は大勢の人で賑わっていた婚紗(ウエディングドレス)の工房と店が集まっていたエリアも、
まだ、取り壊しのために閉鎖されたままです。
地下鉄駅や駐車場に隣接する商業エリアは相変わらず寂れたままで変わっていません。
婚紗の工房もいくつかここにもありますが人は少ないです。
蘇州市内を訪れる団体旅行だと必ず虎丘には来るはずなので景区内はいつも賑わっています。
面積も広いので世界遺産の古典園林に比べると込み合っていません。
丘の下の遊歩道や竹林はそんなに観光客も多くなく、
漢服を着て本格的な写真を撮っている若い女性たちをよく見かけます。
最近は虎丘に来ると北西側の茶店でのんびりするパターンが多いです。
テラス席もあります。蚊がいるので夏場は虫よけが必須です。
騒がしくなくていい場所だと思うのですが、客は少ないのでいつまでこの店が続くのか分かりません。。
コーヒーの値段がスターバックスよりも高いのがちょっとネックです。
虎丘の南東側に新しいエリアが完成していました。
この時は元々の南西側の出口が閉鎖されていて、こちらを通って出るようになっていました。
塔影園景区という名前のようです。
コロナ前からずっと工事をしていたのは知っていましたが、虎丘風景区の一部になるとは思っていませんでした。
いくつかの建物と回廊ができています。お土産物屋さん、喫茶店もありました。
観光バスで来る団体旅行客は、北側の門から出入りするようなのでこちらに来る人は少ないです。
山塘街沿いには虎丘塔影園民俗文化展庁があります。
山塘街側の門は閉じられていて虎岡景区側からしか入れないようでした。(たまたまだったのかもです)
蘇州の地下鉄路線は増え続けています。
8号線が2024年9月に開業、7号線は2024年末に開業予定です。
ただ、どちらも今の自分の生活圏ではあまり利用することがなさそうです。