蘇州新区の泉屋(イズミヤ)4Fの飲食店街に新しい店ができていました。
日式焼き鳥屋さん風の店だったので試しに入ってみることに。
4Fの中で最も賑やかな電飾のお店です。
見てみるとどうやら山手線沿線の繁華街の看板をコピーした感じです。
客席には御徒町駅の路線看板があります。
東京の人間ではないので、正確なことは分かりませんが、
ぱっと見駅名だけを見ると山手線のようで、路線番号や駅番号は東京メトロ?
微妙に間違っていると思われる箇所もありますが、
実際の写真などを参照しながら作ったのでしょう、文字の間違いはなさそうです。
新宿歌舞伎町やアメ横に、ドンキや大阪王将などの固有名詞も。
代々この場所の飲食店は短命に終わっています。
イズミヤが開店してからは、店は変わっても経営はずっと洋食屋さんの谷川だったのですが、
お店の人に聞くと老板は別だと言っていたので、本当ならついに谷川はこの場所を手放したようです。
店名は焼鳥八百屋コヤマチャンと書かれていますが、
焼鳥八百屋は店の名前の一部なのか、焼き鳥の種類がたくさんあるということが言いたいのかは謎です。
メニューを見ると確かに焼き鳥や串焼きの種類が多いです。
串焼き系の最後にちょっと力尽きた感はありますが、メニューの日本語もほぼ完璧です。
ねぎまは皮つきで塩味、皮はカリッと焼けていて結構いけます。
もう10年ぐらい日本の焼き鳥屋さんに行っていないので記憶が薄れていますが、
日本で皮つきの焼き鳥ってありましたっけ。
もちろん中国で食べる焼き鳥なので、過度な期待は禁物ですが、
レバーはふわっとして、こちらもなかなかです。
鳥ももはタレで来るかと思ったら、ねぎまからねぎを取っただけでした。
確かに間違ってはいません、たぶんタレと塩は指定できるんじゃないかと思います。
この皮がパリッと焼けている感じ、何かに似ている。。そう北京ダックの感じです。
つくねはタレで、ごくごく普通の安心していただけるお味。
つくね(手打鶏肉丸串)と特製つくね(特製鶏肉棒)の2種類あります。
中国語を見るとおそらく特製の方は団子ではなく1本繋がっているのかと思います。
ビールを頼むと、”冷たいビールしかないですが大丈夫ですか?”という嬉しくなるお言葉。
はい、もちろん大丈夫です。焼き鳥に冷たいビールで幸せを感じます。
焼き鳥系以外のものも少し頼んでみました。
まずは牛すじ煮、確かに煮込みというより煮物?醤油系でかなり甘口です。。
とん平焼き。
大阪ではキャベツ入りとキャベツなしのパターンがありますが、こちらのお店はキャベツなしでした。
とん平とビールは相性ぴったり。
じゃがいも明太子。
メニューには焼きじゃがいも明太子と書かれていたので、
スライスしたじゃがいもと明太子かと思っていましたが想像とは違いました。
マッシュポテトのじゃがバター明太子で、女性受けする感じでしょうか。
これ、なかなか美味しいです。
調子に乗って頼んだ焼き餃子。
これは。。イズミヤで売っている冷凍日式餃子と大差ないです。
ダメではないですが、これに25元はちょっと、と言う感じ。
味の方は人によって好みも違うので何とも言えないのですが、
個人的な感想としては、また行ってみてもいいかなと思えました。
お店の飾りも賑やかなので中国の若い方にも受けるかもしれません。
でも、日本のことを知らない人には、メニューを見てもどんな料理なのか分からない気がします。
今度こそ、この場所のお店が長続きするのか、ちょっと見ものです。
どのように変わっても食べられません
そうですね、tangoさんは食べられませんねぇ(笑)
蘇州で私の知っている範囲(とても狭いですが。。)では、
ここまで賑やかに日本の看板を使っている店は他にないです。
ちょっと日本が懐かしくなるお店でした。
いつも楽しく拝見させていただいております(^^)
焼き鳥は私も大好きで
最低でも月一回(本当は週一ぐらいがいいのですが妻に怒られますので…^^;)は鳥貴族に行きます(^o^)
先日も行きましたが
皮付きのメニューはなかったように思います
でも
よくよく考えると地鶏屋さんとかでは
串には刺さっていませんが
皮付きのまま焼いて出てきますよね
串だと何か不都合出てくるんでしょうかね?
そうですよね、皮つきの焼き鳥って見かけないですよね。
皮は、皮だけカリカリに焼いて塩かタレで。
確かに串に刺さってなければ皮つきは普通にありますね。
でも皮つき焼き鳥でも大丈夫でした(笑)
鳥貴族、懐かしいです。
私も昔よく行ってました。もっともっと昔は大吉に通っていました。