厦門(アモイ)の中心市街に近い万石山にはとても大きな植物園があります。
熱帯や亜熱帯に生息する多くの植物が植えられています。
開園は1960年とのことで長年厦門の人達に親しまれている植物園です。
広い園内は20以上のエリアに分かれています。
出入口は東西南北+αで6カ所、今回は西門から入りました。
おそらく西門がメインゲートなのではと思います。
案内図を見ると、駐車場があるのは西門と東門の2つだけのようです。
植物園を含めた山の一帯は万石山景区になっています。
厦門と言えば海、海岸というイメージで、実は植物園の存在は教えてもらうまで知りませんでした。
雨林世界では熱帯雨林のジャングルのような森が広がっています。
森の中には水蒸気のスモークがたかれている場所があります。
ほんの少しだけ涼しい気分に。ここへ結婚写真を撮りに来る人達も多いようです。
植物園の中で人気のエリアは野外サボテン園。
アジア地域では最大級の規模だそうです。
蘇州でも太陽山植物園にドーム型の大きなサボテン温室がありますが、
種類や数ではこちらの方が圧倒的に多いです。
厦門は年間を通して温暖で日差しのきつい場所だからでしょうか、
温室が不要な品種も多く外のサボテンも元気です。
山の中には国防園という朽ち果てた?軍用車両や戦闘機などが置かれている場所や軍事施設っぽいものもあります。
南山門(厦門大学方面)や東門方向へ行こうとして道を誤ると、
門番もいないので、油断すると軍事施設のある所へ迷い込みます。
広い園内を歩くのに疲れたら巡回バスもあります。
バスは乗車後に運賃を払えば大丈夫なので事前に切符を買う必要はありません。
木々の緑を堪能した後、植物園を出て海岸の方にも行ってみました。
厦門島の南側の海岸には砂浜や白石砲台などがあり、遊歩道も整備されています。
東側の海岸には広い砂浜があります。
4輪バギーのレンタルもありますのでバギーで砂浜を疾走なんていう遊びもできます。
ほんの数km先、海の向こうに見える島は台湾が実効支配している金門島です。
金門島へは厦門からフェリーに乗って行くことができます。
当然のことながら入出国手続きが必要ですが、
もしかすると中国人よりもビザが不要な日本人の方が手続きが簡単かもしれません。
福建省には世界遺産にも登録されている有名な福建土楼群があるので、
機会があれば金門島や福建省の本土側の方へも足を延ばしてみたいと思っています。
規模が違いますね!
巡回バスがあるなんて・・けた違い・・
いいなぁ~~
厦門園林植物園、とても広いです。
サボテンは大小様々、立派なものがたくさんありました。
青空の下にそびえる?サボテンは異国情緒たっぷり(笑)
日本ではワクチン接種証明で旅行が割引になるとか。
早く気兼ねなく旅行に出かけられるようになるといいですね。
見事なサボテンに驚きました。
公園の中を巡回するバスがあるなんて広大な土地がある中国ならではですね。
そうですね、写真だけ見るとどこの国なのか分かりませんね。
園内を散策していると、中国らしい光景も見られます(笑)
サボテンは種類も多く、木も大きいです。
こんな規模のサボテン園は中国で初めて見ました。
厦門園林植物園の中でサボテン園が一番賑わっていました。