27.09.05 自 首 NO.908
「自首」と言えば、罪を犯した犯人がその犯罪の犯人が誰なのか、いまだ「官」に知られざる段階で、
自分から司直に名乗り出ること(によって罪一等を減じてもらおうとするもの)ですが、一方、自分で
自分の「首」を締めてあの世に行く人が、年間1万人以上も居ると報じられています。
首を絞めるという行為は、もしかしたらある種快感とか恍惚感というものを伴うのかも知れません。
ただ苦しいだけ・痛いだけのものならばこれだけに人が「やる」はずがないのではないでしょうか?
ところが今の日本では1~2万どころか1千万単位のひとが、自分の首を自分で締める行為をしてい
る人がいます。 歴史的には16世紀のフランスでもそうでした。 小作農や貧困層が支持して誕生
したルイ・ボナパルト大統領は、結局は貧困層をさらに貧困に陥入れましたし、ドイツのヒットラーも
そうでした。 今の日本がまさにそういう状態です。 労働者派遣法や残業代ゼロ法案を成立させ
るなど、労働者の生存権をもはく奪する安倍政権を、誰あろう労働者や低所得層の国民が支持して
のさばらせているからなのです。 自分の首を自分で締めるなんてことはもうやめましょうよ!