27.09.18 壊 れ る NO.921
土器(かわらけ)の壊れて元の土くれ、サヨナラだけが人生だ・・・というような詩があったと記憶します。
それはともかくとして、形のあるものはいつかは必ず壊れるもの。 そういう意味では形のある人間
という個体そのものもいずれは壊れて、元の土くれになるのでしょうか? 個々の人間の命に限りが
あることは当然ながら、最近の事件を見ているとなにか人間そのものが崩壊してゆく過程にあるのでは
ないかと思えるものがあります。 今日も若い母親が産まれたばかりの自分の子供に暴力を振るい、
意識不明の状態に陥れたという報道がある。 そういう手合いは、おおむね家で料理を作ったことはな
いし、働く意欲もなく・家のなかは雑然としてゴミだらけ、本能の赴くままに異性と戯れ、遊びの邪魔にな
った子供を放置したり安易に殺害する。 犬・畜生だってそんなことはしないから、そういう人は犬・畜生
にも劣るというべきで、狂気の沙汰というほかない。育てられないのならば産まなければいいのであって、
それでももし生まれてしまったら殺さないで「赤ちゃんポスト」にでも入れればいい。
そういう能力がすらない者を果たして「人間」と認めてよいのだろうか?