27.09.06 図 書 NO.909
いまどきの本屋さんは大型スーパーストアみたいに大きく、在庫する図書の数も数えきれないほどに
沢山あります。 欲しい本を探すもの大変で、駅前の本屋さんなどでは2000円以上買わないと、
無料の駐車券が出ませんし、無料駐車の許容時間は20分ですから、そんな短時間でほしいものが
探せない・・・で、いきおい駐車料のかからないアマゾンで買うようになります。
パソコンで注文すれば支払伝票が送信され、それでコンビニから送金すればほとんど1~2日で現
物が配達されます。 送金手数料も図書の配送料もタダですから限りなく便利です。
で・・・便利はいいけど、ちょと変な気がします。 だってそんなことになれば知人がやってる「街の本
屋」さんの経営はなり立たなくなるのではないか? 今まで卸屋さんから配送屋さん・取次店など本
にかかわる仕事に従事していた人の仕事はどうなるのか? 安い・便利はいいけど、世の中そう
やってどんどん仕事が減って行き、気がつけば自分達だってそうです。
自分がしていた仕事を息子が引き継いでも、生活を維持するほどの収入にもならなくなっているでは
ありませんか? なにごとも人手を経ないで済む仕事が増えてきて、人間がいらなくなる・・・私たち
もその人間に違いない。 もう、わたしなんか生きていてもなんの「仕事」もないのはいいけど、
これからが先がある若い人にとっては重大なことではないでしょうか?