断 捨 離 NO.267
老夫婦2人きりの世帯なのに、こどもが出て行ってかなりの余裕空間ができたハズなのに、なんだか家が狭い感じがする。
部屋の中には無駄なものが何一つない、旅館のような落ち着いた和室が一つ欲しいなどと思う。
どうしたって考えるまでもなく、使わなくなった道具類や着ることもなくなった洋服や見ることもない写真のアルバム・便利なようで便利でない電化製品などなどが、所狭しと空間を占拠しているからです。
でも、高齢者のお宅を訪問するとおおむね皆さんもそうなっていますし、もっとひどいお宅もある。
台所などカニのように横になって歩かなければ通れないほど、ワケの解らないモノが山積されていて、こんなことでは部屋の中に風も空気も光も入らず、空気が淀んで湿っぽくなっています。
こんな部屋の中で一日中住んでいると気分も暗くなるし、健康にも良くありません。 地震が来れば逃げようもない。
そんな環境におられる人に限って、外出はしないし近隣関係も希薄になっている。 万一の孤独死だって発見されないでしょう。
人様のことは言えませんし、自分は少しはマシと思っていると、遠からずゴミ屋敷みたいになってしまう恐ろしさがあります。
要らないものは「捨てる」・・・これ「捨」
家屋に入ってくるものを玄関先で「断つ」・・・これ「断」
使ってないものを手離す・・・これ「離」
一時注目された「断・捨・離」は今でも必要。
来年こそ「断・捨・離」を実現したい。