小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

殺生

2016-01-26 21:13:26 | 日記

       28.01.27      殺      生        NO.1051

 宗教用語で、前の世で自分の親だったとされる動物の命を絶つこと及びその罪とあります。

または、病人を放置して死に至らしめたり、いつまでも苦しめるような非道な行い・・・と辞書にあります。

でも、大阪人は厳しい値切り交渉を受けたり、ちょっと無理な要求を出されると、すぐにこの言葉を発し

ます。  「そんな殺生な!!」とか「そら殺生でっせ!!」などです。 ちょっとしたことでも、このように

大阪人は大袈裟いう。

知事選挙には20000%でないと言った人がいましたが、その人がのうのうと選挙に出たって「そんな

もんやろ」と軽く受け流したりします。  でも、中国人はもっと大袈裟です。

白髪千丈とか・冷汗1斗とか・後宮の華麗3000人等、国が大きいだけに言うこともスケールが違う。

*後宮は「ハーレム」秦の始皇帝の囲いの愛妾が3000人いたという話。

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護り

2016-01-25 19:49:22 | 日記

      28.01.26      護      り        NO.1050

自分自身が強くなければ人も自分自身も家族も守れません。 縞馬や羊がいくら頭数がいたって一匹

のライオンの前では、仲間や子を食い殺さていてもどんな手出しもできません。

そういうのがサバンナの掟なのかもしれませんが、人間社会ではそういうことでは能がない。

とはいうものの、基本的には弱い親は親族を外敵から守ることは容易でないのはサバンナの掟とあま

り変わりません。   人間の社会だってイザという時には「腕力」がものをいうものです。

だから、そういう実力をつけることも重要ですが、一応「法治国家」ということになっているのですから、

腕力だけは強者とは言えないでしょう。

今の社会では法律を十分に知ること・活用すること・行使することが、社会的な強者の条件ということに

なるのではないかと思います。   また、知識があってもそれを活用する「知恵」がないとなんにもなりま

せん。 足りない知恵は「知恵」のある人の助けが必要です。

困った時にはどこの誰に相談すればよいのかを知っているのと知らないのとでは大違いです。

強くなければ優しくもなれない。  知恵を働かせたいものです。

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盲判

2016-01-24 19:13:27 | 日記

         28.01.25      盲     判        NO.1049

いまどき「盲人」という表現は不適切用語となっていますが、「盲判」(メクラ判)という言葉には適切な用

語が見つかりません。   「盲人」は目の不自由な人を指しますが、ものの道理が解らないものも○○盲

と言いましたし、文字の読み書きができない人のことを「文盲」と言ってました。

「盲判」は書類の内容をよく調べないで安易に印鑑を押すことでして、仕事が忙しくってプライベイトなこ

とに時間を裂けないある老弁護士が、銀行に言われるままに「相続対策」として、自宅を担保にしてお金

を借入れてマンション経営に参加した。(つまり、銀行だから間違いないと思って盲判を押した)

・・・でも、予定通りに収益が上がらず借入金の返済が滞ったために、自宅を競売に掛けられることになっ

た。   そのとき自分は健康を害していて何もできない状態に陥っていたために、無抵抗のまま丸裸の

無一文になって放り出されてしまった…という事例があります。

ベテランの弁護士だってこんなものですから、一般の素人は余程気を付けないと、とんでもない落し穴に

突き落とされることになる。

大体金貸し(銀行)が個人の財産管理を考えてくれるなんて「考える方がお人よしで間違っています」

椎名 麻紗枝 著 「100万人を破滅させた大銀行の犯罪」を参考にしました。

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保証人

2016-01-23 18:57:43 | 日記

       28.01.24      保  証  人       NO.1048

「狙われる高齢者の財産」でお話したことですが、高齢者を直接ターゲトにする場合のほか、高齢者の

親戚筋の若者等を利用して、間接的に高齢者の財産を掠め取る悪企みがあります。

この就職難の時代ですから何とか就職したいという若者が沢山います。

そういう若者を好条件の給料・待遇などを表示して集めて大量に採用する。採用の条件は「確実な保

証人」です。 つまり保証人の財産の有無がねらい目なのです。

厳しいノルマを課して酷使したり、さほど重要でもないのに重要な仕事だと思わせて、失敗すれば会社

に損害を与えたという理屈をつけて、保証人に弁済させるのが目的なのです。

貴金属を扱う会社に就職した知人の子は、厳しいノルマを課されて小金を持っている保証人に、投資用

の貴金属を買わせるように強要されたと言ってましたし、どれほどの価値があるかわからない「貴金属

?」を運搬させられたりで、いつチョンボして責任を取らされるかわからないという恐怖の日々だったと

言ってました。

「死ぬまで働け」というブラック企業も性悪ですが、こういう「企業」も悪質であるという点においてはブ

ラック企業に劣りません。

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冒判

2016-01-22 19:41:48 | 日記

        28.01.23       冒    判       NO.1047

 「冒」はおかすという意味で用います。 冒判は他人の印鑑を冒用(ぼうよう)する・・・つまり、勝手に

作ってその当人になり済まして使用することです。

かつて、ある不動産業者が連棟家屋の一部を建て替えする際の建築申請書に、建物の一部を取り

壊すことについて利害関係者にその同意書を貰って添付するように求められていたところ、面倒だか

らと言って勝手に印鑑を作成して同意書を作成して建築確認を申請し、それが後日に印鑑冒用が発

覚して大騒ぎとなり、わたしのところに善後策について相談に来た事例がありました。

どすればいいのか?・・・と、私は謝罪するほかない!とアドバイスしましたが、こういうことをもみ消

すウルトラCなんてありません。

そもそも、自分の家屋を取り壊すことについては法的に言って、他人様の同意が必要なわけではなく、

市役所が近隣間でトラブルを生じないように「指導」しているだけなのですから「同意」はなくて良い物な

のですが、だからと言って他人様の印鑑を偽造して冒用するということは、それはそれで「立派な犯罪」

になります。 ビジネスマンにだって事の重要性や前後のことを考えないで突っ走る人がいるものです。

 

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