29.03.20 母 NO.1469
人間だれしも自分の母を敬愛するものです。 私の母も夫を戦争で亡くしたために4人の子供を女手一つで育てたという事実に対しては尊敬します。 でも、どうにも納得がゆかないことがありました。 それは宗教です。 食べるものも着るものもろくにない貧困家庭なのに、貧困の苦しみから精神的に逃れたいのでしょうか宗教に傾斜して、なけなしのお金をどんどん宗教につぎ込むのです。
宗教にすがったって、本人は精神に安らぐのかもしれませんが、家族の空腹が満たされ・生活が豊かになるわけがありません。
母は子供に対しては絶対服従を強いていましたから、抵抗の仕様もありません。
私は子供の時に頭にできものが出来て、その跡に大きなハゲが出来まして、みんなにからかわれて恥ずかしくって仕方がありませんでしたが、散髪代が高くつく長髪(禿を隠し)さえも認めらませんでした。
この人とはもう付き合いが出来ないと判断して、20歳になると同時に「家出」同然の形で独り住まいを始めたのです。
今時の子供だったらこういう母親にだまってついて行くのでしょうか?
いまだって、宗教者を見ると庶民からなけなしの金銭を貪る詐欺インチキ・ペテン師と映ります。