小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

共同募金事

2017-03-13 18:08:57 | 日記
 
 
 
 

 

       29.03.14      共金     NO.1463

  季節外れですが共同募金の思い出です。 親元から離れて独り住まいを始めたころ

のこと、町内会の世話役がやってきて「お気の毒な人を助けるための」共同募金をお

したいと当たり前のように言う。 お気の毒な人を助けるって、自分自身がずいぶ

んお気の毒な人だった時には、人様からそういう施しを受けたことはないし、お気の

毒な人が出るというのは政治の責任であってなんでこのオレがそんなもんに金を出さ

なきゃいけないんだ!・・・と若気の至りでいうと、先方も「たった100円200

円の金が出せないのか!」と、売り言葉に買い言葉の応酬となった。

金額がどうのこうのと言うってるんやないんや! 解かっとらんな~と堂々巡りで、

結局はおばちゃんあきらめて帰りましたが、今時ならそんな青いことは申しません

が、今時の若い人だってかつての私のようなことを言う人もいることでしょう。

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会計検査院

2017-03-12 18:54:37 | 日記

    29.03.13        会計検査院     NO.1462

  会計検査院の検査は非常に厳しいものです。 国庫から支出された補助金が適正に

使用されているかどうかということを抜き打ちに検査するのです。

私がかかわった建設事業には、当時景気対策ということで使い切れないほどの補助金

が交付されていたのですが、一方、教育とか福祉事業には貧弱で、同じ公共団体の中

で予算が潤沢な部局と貧弱な部局があって、その調整が必要でした。

現実には、建設事業(補助金)で購入した車や備品・消耗品に至るまでを、財政部局

が仲介する形で、建設部門から予算の貧弱なそれらの部門あて現物支給するようにし

ていたのです。 ところが、そういう補助金の目的外支出について快く思わなかった

人がいて、会計検査院当て「チクった」のでしょう。

会計検査院の検査が入り厳しい追及を受けました。 会計検査院の検査は「補助金等

適正化法」に基づいて行われは、不正があれば補助金の交付を受けた事業者は、その

補助金を国庫に返還しなければならないのは当然で、その上、補助金の流用にかか

わった個人までが「犯罪」として処罰の対象になっているのです。 真摯な謝罪と補

助金の一部返還で事なきを得ましたが、今回の森友学園の補助金の不正受給は、上記

のような苦し紛れの流用などというものではなくて、初手から騙し取ろうとするはな

はだ悪意に満ちた詐欺行為であることは明らかですから、この際会計検査院は徹底的

に事実関係を精査して、森友学園理事長を法により処罰すべきではないかと思いま

す。

 

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2017-03-11 20:17:47 | 日記

    29.03.12         友       NO.1461

 

友 遠方より来る また楽しからずや という詩だったかがありました。

昔はそうだったのかもしれませんが、今時はそうでない場合がほとんどでしょう。  

平素付き合いのないかつての友や、昔は親しくしていたがその後長年交流のない人

が、何かの都合でやって来るというのはちょっと要注意です。

あまりよくない話の場合が多い。 金を貸してくれ・何かを買ってくれ・借金の保証

人になってくれ・手形の裏書をしてくれ、迷惑は絶対にかけない・儲かる話に乗って

くれなどなどです。

かつて高校生の時代に同級生だったという人から、会いたいという電話がかかってき

ましたが全く記憶にない人でした。 用件を聞くととにかく懐かしい・会って話がし

たいという。  あまり失礼になるといけないと思って一応アポイントを了解すると

やってきましたが、あまり興味のない世間話を延々として、結論を急ぐと、何のこと

はない次の選挙には○○党の何某かにお願いいしたいと言う。

選挙って言うと誰かさんに頼まれたから、その人のことは知らないけれどその頼まれ

た人に一票を入れるなんてことをするのでしょうか?

ご本人は熱心で、その社会ではそれなりに評価もされてはいるのでしょうが、土足で

に上がられたような気がして気分が悪かった。

・・・でその後、その種の話は初手から冷淡に対処するようにしていたら、本当に同

窓会やるという幹事役に、「君なんでそんなにつっけんどんにものを言うの?」って

苦情を言われた失敗がありました。

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誕生会

2017-03-10 20:27:19 | 日記

    29.03.11       誕  生  会     NO.1460

 

「なごみの家」3月誕生会に招かれて、ひとことしゃべりました。

自分では歳を取ったと思っていないんですが歳をとりましたね。

あと12か月すると「サンジュう」になります。 いえ「傘寿」です。

・・・で歳をとりますとね、遠くなるものが一つあります。 それは耳です。

家内が何かぶつぶつ小言を言っててもちっとも聞こえません。 これは本当にいいこ

とですね。 で・・・近くなるものが二つあります。 一つが天国でもう一つがオ

シッコです。 夜中に2度3度とオシッコに行きますね。 

ちょっと寝たかなと思うとまた起きます。 熟睡していませんね。 そんなあると

き、耳を澄ましますと体の中から何か声が聞こえるのです。体の中の臓器・部品が集

まって会議をしているのです。

まず最初に立ち上がって発言したのは心臓でした。 私はこのおっさんと付き合って

かれこれ80年、一年365日24時間は働き詰め、一日の有給休暇もないブラック

企業以上です。 もうくたくたです。 この際引退したい。

というと、ほかの臓器が一斉に反対を唱えました。 ちょっと待った安倍シンゾウが

引退するんなら賛成だが、君が引退したらほかのみんなはパーになっちゃうじゃない

か、絶対反対だ!・・・と。 じゃあもうすこし頑張るか・・・と  次に立ち上

がったのは「肺」でした。 私こそこの際引退したい。

このおっさんと付き合ってかれこれ80年、競輪・競馬・パチンコ・麻雀・カラオケ

スナック、たばこの煙もうもうのところに入りびたり、これご覧なさい私は真っ黒で

しょう!?  というと、ちょっと待ったあんたが引退するからって「ハイそうです

か」なんて言えないよ、あんたが引退すればほかの臓器はみんなパーになっちゃう

よ!ダメダメ!と否決されました。

次に「胃と肝臓」が引退したいと言いましたが、それは「イカンゾー」と否決されま

して、そして同じように次から次に臓器・部品が「引退したい」と主張しましたが、

そのたびに皆んな否決されたのです。

ところで、隅っこ方で何かぶつぶつ言ってる奴がいましたので、議長役が言いまし

た。 そこの君さっきからなにをぶつぶつ言ってんだよ、発言することがあるんなら

シャント立って発言しなさい!・・・と するとそいつは、力なく消え入るような声

言いました。 シャント立てるくらいなら引退なんて言いませんよ・・・と、 さ

て私はなんでしょうか?  ということですが、時間の関係もありますから答えを申

します。 それは「足」です。 足と足の真ん中にくっついているのは、真ん中の足

ではありませんね。 あれは泌尿器兼生殖器で、生殖器お方はもう遠っくの昔に引退

していますし、泌尿器の方は48時間ストをしますと人間死んじゃいますから、答え

は「足」でした。  馬鹿馬鹿しいお話で「悪しからず」・・・ でした。

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過労死

2017-03-09 18:41:35 | 日記
 

29.03.10  過  労  死    NO.1459

 

私が就職した職場もひどいものでした。 特に1~3月期の時間外労働は月間150時間が常態でした。  しかも当時土曜日は全休ではなくて半ドンでしたから、そういうことを考えますと時間外労働は165時間ほどになります。 丸2日間徹夜で勤務したことだったありました。

家にも帰れない・風呂にも入れないで・保健婦さんに栄養注射を打ってもらいながら「勤務」したこともありました。

睡眠は会議室に布団を持ち込んでの雑魚寝でした。

でも、電通の高橋さんのように1週間で睡眠時間が10時間なんて狂気の状態ではありませんでしたから、仕事中に倒れて救急車で病院へ行った人は4年間で一人だけ、過労死する人はいませんでした。

当時は電卓も無く、ましてパソコンのエクセルなんていう便利なものがなかったので、計算はもっぱらソロバンでした。

今考えると、なんと馬鹿なことをやっていたんだなという気がします。

だって、疲労困憊した状態でソロバンをはじいてもなかなか合うわけがありません。

読み上げ算をしていて、突然ソロバンの音がしなくなったので、伺ってみるとソロバンの達人はその場で寝てしまっていた、という珍事もありました。

つまりはみんな「仕事中毒」に罹っていたのでしょう。

処理しなければならない仕事が山積していると、じっとしておれないで家に帰って寝ることさえ後ろめたい気になったのではないかと思います。

なにも死ぬほど仕事しなくったっていいんじゃないか? そんなことしたってちっとも成果は上がらない。

そういうことに気が付かない限り、世界共通語になった「KAROSI」はなくならない。

 

 

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