ずんだ餅です！ 枝豆がおいしかったら、当然、ずんだ餅も美味しいに決まってる。 ずんだ餅っていう、そのものが伊達藩の物なんだっけ？？ だから、宮城県と岩手県の県南では、一般的なんだけど、他の地域では、あまりお馴染みではないのかな？？
佐吉のうちでは、お盆に親戚一同が会すと、お盆で猛烈の忙しい中、かならず、このずんだ餅を作ってました。 猫の手も借りたいくらいに忙しいから、もちろん子供の手も借りるって事で、あたし達子供は茹でた枝豆をむく係り。
枝豆って薄皮が付いてるよね？ あれを一個一個取るのも、結構、面倒なのです、それは子供達が担当して（まあ、その最中にかなりの豆が消える事は大人も想定内・・・）
すり鉢作業で、やっと大人が登場です、でも、この最中もすり鉢を押さえてるのは、やっぱり子供たち。 ある程度、豆が擂れてきたら、お砂糖と隠し味のお塩を加えて、また擂りますが・・・お砂糖を加えたずんだはとたんに滑らかでタプタプ状態。 そこで、またまたお味見は、子供たちの担当、まだ甘くない？ とかなんとか言って、この味見が格別楽しいの！
今になって思うと、お盆の忙しい中、走り回る子供たちを何とか、ずんだ作業に没頭させて静かにさせておこうっていう、いい手だったのかもね？ でも、大人になってみると、このずんだ作業はすっごく、懐かしくて、いい思い出です。