HAKUSANーBOYS&GIRLS

東洋大学・駅伝・アイスホッケー・チャーリーブラウン・舟木一夫・時には時事問題なども。2008年4月11日開始

内田樹 「コロナ後の世界」(是非ご一読を!)

2020年04月23日 20時28分05秒 | 読書・文学


本をあまり読まなくなりましたが、代わりにネットではTwitterやFacebookなどのSNSでたまに素晴らしい文章に巡り合う事があります。

文学者・翻訳家として活躍し、武道家としても知られている内田樹氏のこんな文章に強く惹かれました。
コロナ終息後の世界や日本の予測ですが、我々日本人がどうあるべきか、試される日が近い様に思います。

    blog.tatsuru.com/2020/04/22_1114.html
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3連休中に読んだ本(4冊) ブログばかり書いてる訳じゃないよ!

2020年03月24日 20時28分01秒 | 読書・文学


3月20(金=春分の日)~3月22日(日)は仕事が休みで、3連休でした。
大相撲春場所が終盤戦の佳境を迎えており、優勝の行方や御嶽海・若隆景などの星勘定なども気にしながらTV観戦しておりました。

それ以外の時間は珍しく読書をしてましたよ。新しく買った本ではなく、数年前に読んだ本の再読です。

・〝アイスタイム〟講談社 伊東武彦著

  アイスホッケー元日本代表主将で、現東洋大学アイスホッケーチーム監督の鈴木貴人のSEIBU廃部に伴う苦難と再起のドキュメント、鈴木氏以外にも盟友村井忠寛を始め、内山朋彦、大久保智仁、瀬高哲雄など東洋大学アイスホッケー部や日光アイスバックスなどに縁のある人物が続々登場し、アイスホッケーの裏側も鋭く描き出している出色のドキュメントです。アイスホッケーファンや、東洋大学関係者、東洋大学でアイスホッケーをやりたい選手は必読の書です。

・〝性犯罪者の頭の中〟 幻冬社新書 鈴木伸元著

私は学生時代社会学部で、特に犯罪社会学や犯罪心理学に興味を持っていたのですが、この本は地元の図書館の「リサイクル市」で無料で持ち帰ったものです。
痴漢・強制猥褻・強姦などの性犯罪を繰り返す人物を鋭く分析しています。


・〝はじめての不倫学〟「社会問題」として考える  光文社新書 坂爪慎吾著

 新しい『性の公共』を作り、重度障がい者の姓、セックスワークなど次々に問題作を世に出す著者が不倫を社会問題として捉えた意欲作


・〝日本会議の研究〟 扶桑社新書  菅野 完著

Twitterなどで、安倍晋三を徹底的に批判し、アカウントを凍結させられた過去を持つ筆者が、安倍晋三や右翼的国会議員に大きな影響力を持つ「日本会議」を徹底的に研究した力作。
まだ完読しておりません。鋭意読書中であります。

SNSばかりやってる訳じゃないし、アイスホッケーや競泳や陸上の専門誌ばかり読んでる訳ではないのであります

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内田康夫 「萩原朔太郎の亡霊」 (親子関係について考えさせられた・・・)

2019年08月25日 20時31分02秒 | 読書・文学


洗濯ものが溜まってしまい、行きつけのコインランドリーで洗濯物を乾かしていました。
そこには、コミックや小説などが多く置かれています。その中に推理小説作家で、東洋大学の先輩でもある(文学部・国文科中退)内田康夫の「萩原朔太郎の亡霊」があったので、ついつい洗濯物が乾いてからも、読み終えてしまいました。

私は推理小説は余り読まないのですが、内田康夫の小説は、デビュー作の「死者の木霊」とこの「萩原朔太郎の亡霊」は好きで何回か読んでいます。

内田康夫について

https://ja.wikipedia.org/wiki/内田康夫


「萩原朔太郎の亡霊」について

https://www.amazon.co.jp/「萩原朔太郎」の亡霊-徳間文庫-内田康夫-ebook/dp/B00N2JV1TA


実は私は高校時代から20代の半ばまで、自分で詩を書いて居た時期があり、萩原朔太郎は大好きな詩人です。

内田康夫の作品の特徴は、加害者・犯人の生い立ちなどを丁寧に描く事が特徴だと思いますが、今回も「こいつが真犯人だろう!」と読者に思わせておいて、実は彼はホームレスで数年前に死去していたと言う設定です。萩原朔太郎の詩にあるような殺され方をして、いかにも怨恨・復讐殺人のようにみせかけて・・・
(これ以上書くとネタバレになります。)

読み終えた後に、家族関係・夫婦関係・親子関係などが、その後の生活・将来に大きな影響を与える事が解ります。

内田康夫の作品は、ルポライターの『浅見光彦』シリーズ警視庁の『岡部警部』シリーズ、信濃のコロンボこと『竹村岩男』シリーズなどがありますが、私は浅見光彦シリーズはあまり好きではなく、信濃のコロンボの方に魅力を感じます。「萩原朔太郎の亡霊」」は数少ない岡部警部モノです。

この作品を読んだのは2度目ですが、もうかなり大事な部分は忘れていたので、懐かしく読ませて頂きました





話はガラッと変わりますが、今日18時過ぎから苫小牧市・沼ノ端でアイスホッケー東洋大学vs法政大学の練習試合が行われています。どなたかがSNSなどで速報・試合経過などをUPされていないか確かめてから寝ます。
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日本の哲学の父 西田幾多郎は井上円了(東洋大学創始者)の本を読んで、哲学を志した!

2019年02月25日 20時01分52秒 | 読書・文学

2月24日(日)に苫小牧「のぞみコミセン」で歌声喫茶に参加した事は、昨日のブログに書きました。

実は「のぞみコミセン」には館内に図書室があります。歌声喫茶が終わると、そこで小一時間ほど読書をします。
その中に、漫画偉人伝みたいな本があり、その中の「ジャンヌダルク」と「西田幾多郎」を読みました。

西田幾多郎は哲学者と言う事と、「善の研究」と言う著書は知っていましたが、詳しい事は知らなかったので、興味深く読みました

     

西田幾多郎は理数系が得意で、師からも数学の途に進むよう説得されていたらしいのですが、井上円了の
「哲学一夕話」(おそらく てつがく いっせきわ と読むのだと思います。)と言う本を読んで、哲学を志したと言うのです。

  


      

日本の哲学の父と呼ばれる西田幾多郎を、哲学の途に誘うほど影響を与えたのが、我が母校東洋大学の創始者である井上円了先生だったとは、何か嬉しくなりました
さすが、〝諸学の基礎は哲学にあり〟を掲げる東洋大学創立者だけの事はありますね

この事は東洋大学の文献にも詳しく書かれています。

  https://www.toyo.ac.jp/uploaded/attachment/634.pdf

  (井上円了『哲学一夕話』と西田幾多郎  白井 雅人)

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コインランドリーで読んだ本:水木しげる 〝総員 玉砕せよ!〟

2019年02月21日 20時35分44秒 | 読書・文学

洗濯はしても、夫婦2人とも仕事で、日中はストーブを焚いていないため、部屋で干しても乾きません。
そこで利用するのが、職場に程近い町内でただ1軒のコインランドリー店です。

そこのオーナーさんは、かなりの読書好きらしく、色んな小説やコミックが数多く置かれており、待ち時間も退屈しないで済みます。

私はそこで、あだち充のコミックや「修羅の刻」、夏目漱石の本などを読ませてもらいました。

今日読んだのは、水木しげるの自伝的戦記漫画 「総員玉砕せよ!」 でした。

       

(私は、今の今まで〝全員玉砕せよ!〟だと思ってました!)

私はハッキリ言って水木の妖怪漫画は余り好きではなく(と言うより妖怪に興味が無い…) 戦争体験があり自らも戦争で九死に一生を得た経験があって、左腕を失っている彼の社会派戦争漫画が好きなんです。以前にこのブログでも紹介した劇画 「ヒットラー」 もそうですね。

      

日本軍特有の「玉砕」、理不尽な上等兵からの暴力、無謀な作戦、飢えと病気との闘いなどが、悲惨さを淡々と描く水木の筆力には圧倒させられます。

  https://ja.wikipedia.org/wiki/総員玉砕せよ!

戦争を知らない世代のくせに、やたら戦争をしたがる某国・某首相も読んだ方が良いと思うよ。
(理解できないだろうけど)
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水木しげる作 劇画 「ヒットラー」 どこかの国の首相と少し似ている?

2019年02月04日 20時35分01秒 | 読書・文学


いつこの本を購入したのかは定かではありません。おそらく2~3年前だったかと思います。

     

水木しげると言えば、「ゲゲゲの鬼太郎」 や 「悪魔くん」👿 などの妖怪漫画でも有名ですが、太平洋戦争に従軍経験があり、南方戦線で左腕を無くしています。

太平洋戦争を主導した軍部にも批判的で、戦記マンガ 『総員玉砕せよ!』 を書き、それを元に 『鬼太郎が見た玉砕〜水木しげるの戦争〜』 がドラマ化されていますね。

歴史上の人物や有名人を描いた漫画・劇画には 「ヒットラー」 の他に 「近藤勇」 があります。私はそっちはまだ読んでおりません。

ヒットラーについては色んな人が、アプローチしています。手塚治虫も名作 「アドルフに告ぐ」 でヒットラ―の精神的な異常性について書いていますが、水木しげるも同じような見方だと思います。

狂信的な国粋主義、敵を作る事で賛同者を募るやり方、過度な思い込みなど、どこかの国の首相と良く似ていると思うのは私だけでしょうかね
異なるのは、ヒットラーは演説が天才的に巧かった事かな

若い頃劣等生だった事も良く似ています。ヒットラーが台頭して来たいきさつなどが、今の日本の現状と酷似していて、何だか少し怖くなって来ました。
ご一読をお勧めします。 (筑摩書房:520円+消費税)
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今読んでる本 「日本が売られる」 (堤 未果 著・幻冬社)

2018年11月06日 21時31分54秒 | 読書・文学

11月3日は私が所属するボランティアサークルの研修会があったので、札幌に行って来ました。
帰りの列車まで、かなり時間があったので、札幌駅構内にある大型書店で本を読んでいました。

以前から読みたいと思っていた、堤 未果氏の「日本が売られる」を購入しました。

      

どんな本かと言うと、こんな本です。

    https://dokushojin.com/article.html?i=4501

札幌の大型店で堂々のベストセラー第一位にランクされていました

まだ読みかけですが、末恐ろしくなります。
私たちの子や孫の世代を思うと、声を挙げざるを得ないですね。
じっくり読みます。是非ご一読を!
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久し振りに読み応えのある本を読んだ 。(べてるの家の「非」援助論) べてる版「ズンドコ節」もどうぞ!

2017年02月10日 20時37分12秒 | 読書・文学
昨日の午後から、今日の夕方に掛けて2日間に渡り、久し振りに読み応えのある本を読み終わりました。

   

北海道えりも岬に近い、人口13,000人の浦河町、(この本が書かれた時は17,000人くらいだったそうです。)

いわゆる『精神障がい者」と呼ばれる人たちの人間模様(こう言う言い方が適当かどうかは分からない・・・)が描かれています。

同じような障害をもった方や、精神医療に携わっている医者、看護師、ケースワーカー、作業療法士さんなどは必読の書だと思います。
昨年の12月に、私も参加している「精神障がい者」の話し相手のボランティア団体が、浦河町の「ベテルの家」を訪問したのですが、
今までにない、衝撃を受けて帰って来ました。

まあ関心のある方は一度読んでみて下さいませ。

私たちが訪問し、スタッフの説明を受けている時、突然当事者の方が歌い出したのが、お馴染み「ズンドコ節」の替え歌です。




いやじゃありませんか分裂症
幻聴幻覚妄想で
いてもたってもいられずに
自分の体に傷つける
ズンズンズンズンドコ

いやじゃありませんか不眠症
夜中わさわさ音立てて
家族のみんなに世話かけて
周りはみんな寝不足だ
ズンズンズンズンドコ

いやじゃありませんかアル中は
朝に昼に夜まで
一日中飲んだくれ
おまけにお店にツケ作る
ズンズンズンズンズンドコ

いいじゃありませんか精神病
神からもらった宝物
普通の人とは違っても
みんな立派な病気持ち
ズンズンズンズンドコ



ズンズンズンズンドコの後には、その歌を披露した場所が入る事もあり、(ズンズンズンズンドコ大阪!)のように…。

又、ズンズンズンズンドコ (べてる!) と入る事もあります。

少しでも障がい者の為に役立っているとか、援助してあげてやってると言う「思い上がり」はこの本を読めば跡形もなく消え去りますね。
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直木賞作家 恩田陸を知らなかった。次男でさえ知っていたのに・・・。やはり小説を読まないと駄目ですね!

2017年02月01日 20時48分06秒 | 読書・文学
いささか古い話で恐縮ですが、先日芥川賞と直木賞の発表がありました。
私はここ数年は、全く小説は読む事がなく、本と言えば陸上・アイスホッケー・水泳の雑誌か、評論書ばかりでした

当然、今回直木賞を受賞した恩田陸 などと言う名前は知る由も無かったのですが、ふと次男のブログを見ると、恩田氏の著書が色々と書き記してあったのです。

                      http://prizesworld.com/naoki/jugun/jugun156OR.htm

これにはかなりの衝撃を受けました。こと読書に関しては、息子たちには負けてないと自負しておりましたのでね。

もう何年も何度も、小説を読まなくちゃいけないと度々このブログでも書いていましたが、やはり未だに読んではおりません。

いつか「本を読む力」がどんどん衰えて行くのが怖いです。


本を読まヘンと、どこかの首相みたく、アホなるで
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ボブ・ディランがノーベル文学賞で、受賞スピーチをする場面がどうやっても想像できない・・・。

2016年10月18日 20時56分02秒 | 読書・文学
この4~5日色んな事がありました。

・箱根駅伝予選会、中央大学敗退・連続出場途切れる (日本大学は辛うじて10位で予選突破

・日ハム、ソフトバンクを下して日本シリーズへMVPは中田、大谷急速165kmを記録。

・【全日本大学駅伝】エントリー発表、東洋大学は口町選手以外の主力がほぼエントリー


が、しかし私の注目はノーベル文学賞に決まったあのボブ・ディランが授賞式に出席するのか?
出席して受賞スピーチをするのかにありました。

どうしてもボブ・ディランが、あの晴れの舞台で受賞スピーチをする姿が想像出来ないのですよ。

授賞式に出る以前に、そもそもディランは受賞をどう思っているのかさえ伝わって来ません。あるいは辞退するのかも・・・。

彼はもう70歳の半ばですが、私の中ではギターとハーモニカ一丁で、体制批判を問い続けるボブ・ディランの姿しかありません。
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