ヒゲの隊長こと 佐藤正久参議院議員講演会

２０１６年夏季五輪の開催地は、ブラジルのリオデジャネイロに決まりましたね。

敗因は私には解りませんし、たとえ東京開催だったとしても観戦の予定は無いので、どこに決まろうと関係は無いのですが、
東京で開催する大義名分が、初の南米開催を主張するリオに比べて弱かったのは否めません。
１回目の投票で２２票を集めた東京が、シカゴが脱落した２回目の投票で、それを下回る２０票しか得られなかったと言うことは、
シカゴに投票した国がどこも東京には投票しなかったと共に、１回目に東京に投票した国も２回目は「寝返った？」
国が居ると言う事ですか？　まあアジアでは北京で開催したばかりですから、劣勢はいたし方ないでしょう。

さて今日は地元の私立高校で、自民党参議院議員の佐藤正久氏の講演会がありました。　（主催者は我が町のＪＣ＝青年会議所です。）
元自衛官で、イラク復興支援時には、ヒゲの隊長として御馴染みの方ですね。
イラクへ派遣された当時の苦労話や、領土問題、防衛論、改憲論など自論を展開され、第２部では、自衛隊の町として有名な千歳市から、
やはり元自衛隊の現市議会議員も加わり、自衛隊の施設がある事で自治体の財政が潤う　（基地交付金や隊員の市・町民税など）　
事をかなり強調されてましたね。

数年前には、第２の夕張になるかも知れないと言われた我が町にとって、財源の話はとても貴重なお話ではありました。
かなり穿った見方かも知れませんが、佐藤氏やＪＣの幹部達には、民主党政権になって、心理的に焦っているような感じがしました。

３部は何と、地元の中学生と高校生の吹奏楽部のコンサート。千歳からは自衛隊第７音楽隊も駆けつけ、最後には３つの吹奏楽部の選抜メンバーがジョイントまで行いました。
一昔前なら、教職員組合や市民団体が黙ってはいなかったと思いますが、時代は変わりましたね。
会場を提供した私立高校側に、どんな思惑があったのか？何故町の公共施設でこの講演会（フォーラム）が開催されなかったのが、
私には知る由もありませんが、学校側は格好のＰＲになり、　（何せ少子化で定員割れしてますから・・・）
自衛隊もある程度の目的は達したのではないでしょうか？
来場された方々は、町議会議員を始め、概ね自衛隊には協力的な方や、自民党支持者が多かったような印象ですが、（まあ子供の演奏を聴きに来ただけの方もいたかも・・・・。）　こう言う時こそ、護憲活動をしてる人や自衛隊の在り方に疑問を持っている人が聴きにくれば良いと思うのですがね・・・。
来週は隣町で、「九条の会」の講演会があるので、そっちも聴きに行きますよ