平昌五輪、女子アイスホッケー順位決定戦予備選が、行われました。
相手は予選リーグで１－２と惜敗したスウェーデンです。日本が中三日と休養十分なのに対し、スウェーデンは昨日のフィンランド戦に続く連戦です。
何故このような変則日程になったかと言うと、
Ａグループ
カナダ・アメリカ・フィンランド・ロシア
Ｂグループ
スイス・スウェーデン、日本、韓国
となっており、ＡグループとＢグループの力の差が大きい事から、Ａグループ同士で総当たりのリーグ戦を行い、（１位カナダ、２位アメリカ、３位フィンランド、４位ロシア）
３位のフィンランドにＢグループ２位のスウェーデンが対戦、４位のロシアにＢグループ１位のスイスが対戦しました。
当然ながらスウェーデンとスイスは敗れ、スウェーデンは日本と、スイスは南北朝鮮と対戦する事になったのであります。
今日は日本が先制しながらも、相手が反則で１人少ないＰＰで点数を取られると言う嫌な展開でしたが、何とか延長戦まで持ち込み、ＤＦ床亜矢可選手のロングシュートで勝利しました
。床はシュートのスピードは凄くはないのですが、とにかくコントロールが良く、彼女のロングシュートからの得点を私は何度も見ています
。中三日の日本と、昨日試合を終えたばかりのスウェーデンですが、丁度良いハンデ戦になった感じがします。
メディアも日本選手も、出場するだけでなく 「メダル」 を狙うと豪語していましたが、女子アイスホッケーは、カナダ、アメリカが圧倒的に強く、
狙うとしたら銅メダルしかありませんでした。銅メダルを掛けて戦うとしたら相手は、フィンランドかロシアしかありません。
今日の試合で連戦のスウェーデンに、延長でようやく勝った日本ですが、そのスウェーデンにフィンランドは７－２で大勝しています。
なので、まだまだ日本がメダルを獲るのは時期尚早だと言わざるを得ません
。大事なのはこれからも五輪に出場し続ける事ですね。少しでも選手層を厚くしていかないと、世界から置いてけぼりを喰います。
開催国の韓国以外に勝ち、事実上の五輪初勝利を挙げたのに、その勝利にケチを付けるようなコメントで恐縮ですが、良く現実を観た方が良いと思いまして・・・。
さあ、これからスピードスケート女子５００ｍの小平奈緒の金メダル獲得を観ます
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