自民党の総裁選挙が今日行われ、石破茂が決戦投票で高市早苗を破り5度目の正直で総裁の座を射止めました。
私はネットやTV・新聞などでしか9名の候補者の人となりを知りませんが、有力候補3名の内、高市早苗は「女性版 安倍晋三」と極右のイメージが強く、小泉進次郎は討論会やインタビューなどを重ねる度に、政治経験の浅さや軽いイメージを払拭出来なかったと思います。
ロッキード事件で失脚した田中角栄の後釜に党内基盤が強くない少数派閥の三木武夫が就任した事がありますが、今回も旧統一協会との癒着、裏金問題などで自民党に逆風が吹く中、候補者の中では比較的清廉なイメージのある石破が当選した事で歴史は繰り返したと言う印象があります。
選挙権がある自民党員や国会議員はそう遠くない衆議院解散に向けて、勝てないまでも「負けを最小限度に抑える」候補者が石破だったのかも知れません。高市や小泉が総裁=首相になったら国民・有権者のアレルギーはもっと大きかったのでは?
野田佳彦の胸中や如何に?
nお