近年、稀に見る高視聴率を取った、NHK大河ドラマ“篤姫”が本日最終回を迎えました。
通常は45分間のドラマで、最終回はそれを60分間に時間延長するのが普通ですが、
今日は70分やりましたね。9月29日の拙ブログにも書き込みましたが、篤姫さんは歴史の教科書には出て来ない、
いわば脇役ですが、
江戸無血開城の陰の功労者として描かれ、
大河ドラマに付き物の、血生臭い戦闘シーンも少なく、それが女性を中心にして、
高視聴率に繋がったと言われて居ります。確かにそう言う一面もあったでしょうが、
ここはやはり、主人公を演じた
宮崎あおいの伸び伸びとした明るい演技を褒めてあげたいですね。
主役発表直後に無名俳優との結婚を発表したり、あまり馴染みの無い人物が主人公なので、
色々な面で注目されましたが、大河ドラマ最年少主人公を
見事に演じきったと思いますよ。
母親役の
樋口可南子も、あの母親に育てられたから、篤姫が様々な困難に立ち向かう事
が出来たのだと言う事を解らせる、素晴らしい演技でしたし、夫の家定役の
堺 雅人も
謎の多い難しい役をこなして、大器の予感を感じさせましたね。
今日は明治元年から、篤姫が亡くなる明治16年まで駆け足で過ぎ去り、西南の役
や大久保暗殺、元大奥の女たちとの再会と慌ただしく70分が過ぎましたが、
一年間楽しませて戴いて、ありがとう御座いましたですね。
宮崎あおい、樋口可南子、堺雅人、稲森いずみの4人は俳優としての評価は高まったと思います。
瑛太と松田優作の次男も演技はまだまだですが、新鮮さは好感が持てましたよ。頑張って下さい。
来年の大河ドラマは、直江兼続 (字合ってるかな・・・?) と言う、
上杉謙信の養子の家臣が主役と言う、
又しても一般人には無名の人物ですが、若い女性に大人気の
妻夫木聡 (これも字が正しいのか自信がない)
が主役です。予告編を見る限りでは面白そうですよ。どっちみち私は観るのですがね。