雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

震災・くらし情報 8月1日 福島原発で10シーベルトを検出、過去最悪

2011年08月01日 22時06分11秒 | 地震・原発・津波・防災情報

震災・くらし情報 8月1日 福島原発で10シーベルトを検出、過去最悪

 福島原発1・2号機の主排気筒の地面近くで、「毎時1万ミリシーベルト以上」が観測されました。

 「1万ミリシーベルト」なんて言い方ではなくて「毎時10シーベルト」と言って欲しいです。10シーベルトは、ほぼ100%致死量ですね。

 これまでの最高値は、1号炉の建屋内部の毎時4シーベルトだそうです。

 広島原爆の1kmで4シーベルトで、半数致死量だそうですから、10シーベルトは、とんでもない放射能量です。

 なお、広島は毎時ではなく、瞬間的に爆発時に1回だけ浴びた放射線量です。

 1日だと毎時×24です。

 なお遠くから観測カメラを使っていたので、観測員の被爆は4ミリシーベルトだそうです。

 それにしても……。

 

 


雨宮日記 7月31日(日)の3 「昭和史」は血まみれと金まみれ…

2011年08月01日 06時27分22秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月31日(日)の3 「昭和史」は血まみれと金まみれ…

 深夜から朝まで、土曜の夜以外は、ぼくの仕事の時間なので車を運転して配送しながら、ソニーのウォークマンでクラシック音楽や好きな歌手の歌を聴くか、車のラジオでNHKの深夜便を聞いています。

 今夜は、俳優・芸人の小沢昭一さんのインタビュー番組でした。

 昭和時代は前半は戦争時代で、後半は平和時代というのがふつうの認識でしょうが、小沢さんは、前半は「血まみれ」の時代、後半は「金まみれの時代」と。ぼくはそのとおりと共感しました。

 「平和だけど金まみれの時代」からどう発展させるかという認識はすごく大事なことと思います。

 


本と映像の森 159 佐村河内守さん作曲『交響曲〝HIROSIMA〟』

2011年08月01日 06時08分55秒 | 本と映像の森

本と映像の森 159 佐村河内守さん作曲『交響曲〝HIROSIMA〟』

 昨年、京都へ全曲初演を聞きにいった佐村河内守(さむらごうちまもる)さん作曲の『交響曲第1番〝HIROSIMA〟』がCDとして発売されました。

 日本コロンビア、COCQ-84901、7月20日発売、定価税込み2940円、です。

 映像ではないですが、音楽CDや音楽作品も、ここに合体して紹介していきたいと思います。

 佐村河内さんの「闇が深ければ深いほど,祈りの灯火は強く輝く」という言葉をかみしめて聞きました。

 4月11日から12日、東京で、大友直人さん指揮、東京交響楽団で、大きな余震がきたなかで録音されました。

 第1楽章 19分58秒、第2楽章 34分33秒、第3楽章 26分53秒。

 昨年、京都で聞いたときは、ベートーベンさんを受け継いでいるのかなと思いましたが、その後で今日まで、マーラーさんやブルックナーさんの交響曲を聴いていたので、むしろマーラーさんやブルックナーさんとの共通性を感じました。

 終楽章の、すごく印象的な「鐘(ベル)」の音は、ベルリオーズさんの「幻想交響曲」のラストの鐘の音を思い出しました。

 日本人にとって、こういう「鐘」の音は、弥生時代の銅鐸からの先祖代々の懐かしい音では、ないでしょうか。

 まあ、そういう理屈や説明は、なんとか聞いて欲しいための方便で、とにかく自分の耳で聞いて、好き嫌いを判断して欲しいです。

 ぼくは、こういう「大がかりなのも好き」なんですが、嫌いな方、興味ない方も当然、いるでしょうね。


雨宮日記 7月31日(日)の2 本来は鎮魂のための花火…

2011年08月01日 05時48分37秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月31日(日)の2 本来は鎮魂のための花火…

 昨夜と今夜と、家のベランダからよく見える、天王町の大歳神社の花火でした。先週の土曜の助信の花火は200発でしたが、大歳神社のは一晩で500発だそうです。

 もともと夏祭りとしての花火大会は、豊作を祝う秋祭りとは違って、死者の魂を鎮める鎮魂祭の意味があるようです。

 ネットで見ると、東京で最大の隅田川の花火は、江戸時代の享保18年(1733年)に、前年の享保17年(1732年)の大飢饉の死者を弔うための20発の花火から始まったそうです。

 ですから、東日本大震災があったから花火大会を中止というのは、その本来の意味が忘れられて、たんなる夏の涼しい遊びみたいな意味になっていた、日本人としては寂しい状態ということでしょうか。

 夜、則子さんはバイクで「ちょっとコピーと買い物、いってくるね」とでかけてしまい、2階のベランダで一人で見ていたら、ちょうど次女のIさんが自転車で帰ってきたので、ベランダから「花火、,見えるよ」と声を掛けて、いっしょに見ました。

 大歳神社の花火は近くて大きいのですが、その右側でもっと遠くで屋根すれすれに別の花火が見えました。大歳神社より花火の数は多いようです。

 Iさんに「あっちの方が予算は多そうだね」というと、Iさんが「1発いくらなのかな」と言うので、調べてみました。

 直径30センチの「10号球」は300m上昇して、直径300mの花火になりますが、標準値段は6万円くらいのようです。ぼくが勝手な推測で「10万円くらい?」と言ったのも、かけはなれてはいないようです。6万円×500発=3000万円ですね。

 今夜も,白い光りがクネクネと上昇していく花火がありましたが「あ!白い蛇だ」と、夏の稲妻とそっくりな共通性に感動しました。

 花火と稲妻(稲光)の関聯は、民俗学的に何かあるのかな?


雨宮日記 7月31日(日)の1 雨が降り出したので博物館と図書館へ

2011年08月01日 05時35分36秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月31日(日)の1 雨が降り出したので博物館と図書館へ

 いろんな事情で、ずっと里山へ行けなかったので、今日こそは里山へと思っていたら、午後、起き出して、シャワーを浴びて出かけようとする頃には雨がポツポツ来てしまい、しかたなく、浜松市博物館に行く事にしました。

 「銅鐸から銅鏡へ」特別展示です。行って見ると、ずらっと並べられた銅鐸の列…。うれしくなって、一つひとつ考えながら眺めていきました。うれしい!

 中央にあった神戸の有名な絵画銅鐸をガラスに顔を付けるように眺めていたら、座っていた警備員の男性が立ち上がって、こちらに来るので、「あ!やばい!なんか言われるのか」と思って身構えていたら、「どうぞ」と言って小さな懐中電灯を貸してくれました。

 この絵画銅鐸は、表裏の6面×2=12面のすべてに、亀やトンボやすっぱんやアメンボや鳥や鹿や、弓をもつ男性や織物をする女性を描いています。

 ぼくは「里山銅鐸」と命名していますが。すてきな、日本人の2000年間の減点のような銅鐸です。

 展示の説明は、どうしても考古学的な説明になってしまい、たとえば銅鐸の模様は田んぼの区画ではないかとか、水の流れを現していないかとか、そういう生活と関連した論議が足りないなと思いました。

 銅鏡も、展示してあるのは「裏面」で、逆の側が光りを反射する「表面」という説明もないですね。

 でも、銅鐸や銅鏡の実物をたっぷりと見て満足しました。

 帰り、中央図書館に寄ったら、駐車場が満杯で,寄らずに家へ戻りました。

 


雨宮日記 7月30日(土) 深夜の悲鳴と則子さん「何をしてるんですか!」

2011年08月01日 05時28分22秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月30日(土) 深夜の悲鳴と則子さん「何をしてるんですか!」

 深夜、もう則子さんは自分の部屋で寝て、ぼくはぼくの部屋で飲みながら、パソコンを打ってました。急に、窓の外で、若い(と思った)女性の悲鳴が響き渡って、すぐ後で則子さんが2階のベランダから「何してるんですか!!」という声。

 慌てて下に降りていくと、則子さんとお隣のご主人と、若い女性と男性がいて、悲鳴はその若い女性からでした。

 女性が泣きじゃくって「警察を呼んで下さい」というので、則子さんの指示でぼくは家に戻って家の電話から110番しました。

 女性から事情を聞くと、ひどいですね。彼氏が…裏切っていたんですね。

 詳しい事情は書きませんが、あとで「則子さん、すごい勇気あったね。2階からああいうふうに叫んで」と聞いたら、「すごく怖かったんだけど」と言ってました。

 やはり、則子さんは、ただ「優しい」だけの女性ではありません。惚れ直しました…。