雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

放射能ニュース 10月末 静岡県東部で野生キノコから基準値越え放射能

2012年11月10日 20時15分26秒 | 原発・放射能ニュース

放射能ニュース 10月末 静岡県東部で野生キノコから基準値越え放射能

 このところ、原発と放射能関係の情報を追うのが弱くなってました。反省して、少しづつ追っていきます。

 キノコは放射能を蓄積しやすい、そして旧ソ連のウクライナやベルロシアでは、住民が自然のキノコが大好きなのでやばいということは承知していましたが、今になって出るとは。

 3/11から1年半も立って、山梨県富士吉田市で今年10月に野生キノコから基準値を超える放射能が堅守されたので、山梨県に隣接する静岡県が調査を始めて判明しました。

 国の基準値はセシウムで、1kgあたり100ベクレルです。

 小山町須走の県道脇で採取した野生キノコ、ユキワリから1kgあたり350ベクレル、ヌメイリグチから87ベクレル、コムラサキシメジから60ベクレルを検出しました。 

 レイチェル・カーソンさんの『沈黙の春』以来、「生物濃縮」のことはよく知られるようになりましたが、具体的なプロセスはわからないことが多いのでは?どういうメカニズムなのか、職業科学者は解明して欲しいです。

 11月10日執筆。

 

 


雨宮日記 11月9日(金) やっと風邪が治ってきました。しつこく「北京」情報

2012年11月10日 05時34分16秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 11月9日(金) やっと風邪が治ってきました。しつこく「北京」情報

 則子さんは原水協の「長崎の日」行動(毎月9日のお昼12時から午後1時、JR浜松駅前、通常はソラモで)に参加して、その後、福祉交流センターでの被爆者の会の「健康相談会」に出席しました。

 ぼくはようやく風邪が治ってきたので、昼間の行動を再開しました。上島地域ではないのですが、Oさんのブログの管理人をしている関係で「看板が飛んで来たから取りに来てください」とのメールのお宅へ取りに行きました。則子さんの実家のある初生町のお宅でした。

 その後、城北図書館へ、久しぶりに行き、音楽CDを3本借りました。チャイコフスキー「白鳥の湖」全曲(2枚)と、「くるみわり人形」全曲(2枚)、歌劇「エフゲニー・オネーギン」全曲(2枚)です。浜松の図書館では、CDは、3本を2週間借りることができます。

 その後、自分の職場に行って、風邪のため、滞っていた昼間の仕事を2時間ほどして、午後6時頃家へ帰りました。

 忙しくて、毎日、弾きたい「軽ヴァイオリン」を弾けないのが残念です。

  ☆

 家へ帰って、則子さんが作ってくれてあった夕食を食べながら、新聞を読んでいたら、中国共産党大会で、胡錦濤さんの方針を「理論」として、「毛沢東思想」「小平理論」に次いで規約に書き込むと書いてありました。

 へえ!「理論」や「思想」って、政党の大会で決定されて「政党の規約」に書き込まれると、初めて「方針」から、重い「理論」「思想」になるんですね!びっくりです(もちろん、皮肉です)。

 物理学でいえば、アインシュタインさんの「相対性理論」は「理論」であると、いったい、どこの政党や国家が「承認」したんでしょうか?

 なお、ボクが尊敬するカール・マルクスさんの理論は、彼はドイツ国家からの迫害を逃れた亡命者ですから、すべて自前の資金でまかなわれました。もちろん、マルクスさんは、どこかの国家が「あなたの理論を公認します」と言ったら「バカを言うな!私の理論は国の公認思想になったらおしまいだ。わたしはヘーゲルではない!」と怒るでしょう。

 やれやれ、胡錦濤さんの理想はマルクスさんではなくて、ヘーゲルさんだったんですね。なんだか、情けなくなって、今日はこれでペンを置きます。せきもひどくなってきたし。

 なぜ、19世紀初めに、マルクスさんが、ヘーゲルさんから必死で前進したのに、21世紀初めに胡錦濤さんは、ヘーゲルさんまで戻って「国家の公認理論」になりたいのでしょうか?

 この「くいちがい」「かんちがい」は、何でしょうか?

 「国家の公認理論」なのは「中国の胡錦濤理論」も「日本の原発依存理論」も、同じでしょうか。

 やはり同じなのは、過去の「帝国の必死の反撃」で、それが「中国共産党帝国」であるか「日本原子力帝国」であるかの違いだけで、本質的な違いはないような気がします。

 もしかしたら「尖閣問題」で表面的には、対立・激突して見える「中国共産党帝国」と「日本原子力帝国」を同時に撃て!とマルクスさんは言っているような気がします。

  ☆

 則子さんとの「俳句」についての会話を書きたいですが、また後で。

 写真は、ぼくに何日も振れられず、すねているマイ軽バイオリン。