雨宮日記 9月10日(火) ぼくは原稿書き…則子さんはオコゼ退治
ボクはかなり気を入れて、講義原稿書きでした。紙ゴミを捨てながら、文献をかなり分野別にまとめてきたので、かなり楽です。「圧力」も、今となっては背中を押してくれる嬉しい風でした。
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則子さんは、午前中は「絵手紙」?、いや「山頭火の会」?よくわかりません。則子さんは、きちんと言っていきますが、ぼくが記憶していないだけです。
ぼくは一人で出かける時、「行ってきます」くらいで、行き先は言わないときもあります。則子さんが「どこへ行くの?」と何気なしに(不審げにではありません)尋ねると、かならず「一緒に行く?」とボクが言うので、行き先を「職務質問」するのは減りましたね。
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午後、則子さんは「よし、オコゼ退治をするぞ!」と宣言して、重装備に身をつつんで、倉庫の前の育った「クスノキ」に巣くう「イラガの幼虫」退治をしました。
葉っぱの裏にいるんですけど、刺されると痛いんですね。
あわれ、クスノキは、ぜんぶ、葉っぱがなくなって太い幹だけになってしまいました。まあ、クスノキくんも、わが家の狭い土に根を張ってしまったのが運命の分かれ道でしたね。何年に1回か、こんな風に幹だけの哀れな姿になってます。
それでも、いつも、ここから小さな枝を出して、葉っぱを茂らせて「再生」していくのは、すごいです。今回も、わが妻・則子さんの暴挙に耐えて、クスノキくんが生き抜いてくれることを望みます。
雨宮智彦は、クスノキくんを応援します!がんばれ、クスノキ!
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哀れなクスノキの画像は明日、アップしますが、則子さんの「絵手紙」からアップします。
これ、ぼくも気にいってます。ぼくの大好きなトンボです。原発や古代史で忙しいですが、トンボなど生きものも、自分のだいじな。大好きな、自分を支えてくれる「現在・過去・未来」なんです。