雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 11月6日(月) ファックス電話器を替えた

2017年11月06日 23時33分12秒 | 雨宮日誌


 雨宮日記 11月6日(月) ファックス電話器を替えた

ファックス電話器を買い替えた。今までのはリボン式で古くて替えるのが大変で、さらに紙が数枚しか入らず、紙づまりを起こしやすい。

 則子さんが苦労してしたので、買い換えた。友だちの助力も得て、設置も助けてもらった。ありがとう。

 新品はいままでの玄関でなく階段の下に設置した。留守番電話はやめたので使いません。則子さんがいるときに、自宅または則子さんの携帯に電話してください。

 あるいは、ボクの携帯も可能です。則子さんの携帯メールまたはボクの携帯メールが一番いいかも。ぼくのパソコンメールはあまり見ません。

  ☆

 今日、「浜松総がかり行動」の8月のビデオ作品を完成。約12分。これで浜松総がかり行動の毎月の作品がやっと10月まで追いついた。

 11月は、自分も1年半ぶりにビデオ撮影に車椅子で行きたいと希望しているけど、どうだろうか。撮影チームや則子さんに迷惑じゃないだろうか。

 どうなんだろう?悩む心です。

 


新・本と映像の森 94 天野礼子『ニッポンの川はすくえるか』つり人社、2001

2017年11月06日 19時56分47秒 | 本と映像の森

 

新・本と映像の森 94 天野礼子『ニッポンの川はすくえるか』つり人社、2001年、212ページ、定価本体1500円

 ダムと利権、河川と公共事業。

 著者はつり人であるが、もちろん川は、水は誰のものでもない。

 川にダムをつくり、水をせきとめ、魚を川から追放する、誰にそんな権利があるだろうか。この本は、21世紀に向けた提言の本である。

  < 目次 >

 ダム排砂が海を殺す 黒部川
 “最後の清流”にまでダムはいらない 紀伊丹生川
 天然アユをとりもどせ 日高川
 絶対反対、貫け漁協 川辺川
 “最後の清流”をよみがえらせる 四万十川
 川は誰のものか 物部川
 ヨーロッパで進む“川の再自然化”
 “暴れ天竜”は憤死寸前 天竜川
 知事を変えた漁業組合 大芦川
田中康夫知事が目指すしなやかな行政
 次は、長良川のゲートをあけるぞ 長良川
 “命の水”は命を懸けて守る 筑後川
 釣り人は何をんすべきか
 公共事業は変わるか

 浜松市民であるボクが注目するのは「“暴れ天竜”は憤死寸前 天竜川」の章だ。

 脆い地質の中央構造線にダムを作るという愚行。ダムによる堆砂で「三六災害(昭和36年、1961年)」など水害が続出。「地質学者の警告が無視されてきた」

 著者は言う、「川をこんなふうに自由に殺す権利はいったい誰が、いつから持っているのだろうか」(p122)

 2001年「水の旅」から16年。現状はどうか、電力について原発事故の後の知見も踏まえて、どう考えるか、意見を聞きたいものである。