新・本と映像の森 95(マンガ16・SF25) 板垣巴留(ぱる)『ビースターズ ①』秋田書店、2017年
定価本体429円
「肉食獣と草食獣が共存する世界
そこには、希望も恋も不安もいっぱいあるんだ
チェリートン学園の演劇部員レゴシは狼なのにとても繊細
そんな彼が多くの動物たちと青春していく青春群像劇が始まる!」
(表紙裏の広告文)
全寮制の高校である朝、事件がおきる。
殺人ではない、殺動物とでも言おうか。
演劇部員のアルパカ・テムが殺されたのだ。
主人公の狼・レゴシ
イヌのジャック
ウサギのハル
アカシカのルイ
マングースのカイ
で、「ビースターズ」とは何か?
まだ、わかりませんが、彼らにとって重要な地位らしい。
それと「狼のレゴシ」と「ウサギのハル」の恋?
もしくは「食べちゃいたいほど可愛い」…/いや冗談なしで。
青春は「食うことと恋すること」
つまり端的に言って「青春は食と性」です、というとイヤな人もいるかな?