雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

新・本と映像の森96 内藤了『AID 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子』ホラー文庫、角川書店、2016年

2017年11月12日 13時50分24秒 | 本と映像の森

新・本と映像の森 96 内藤了『AID  猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子』角川ホラー文庫、角川書店、2016年

 

新・本と映像の森 96 内藤了『AID 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子』角川ホラー文庫、角川書店、

 2016年8月25日、383ページ、定価本体680円

 「新・本と映像の森 92(文学10)」で紹介した「内藤了『MIX 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子』角川ホラー文庫、角川書店、2017年、310ページ、定価本体640円」の第3作です。

 当初の予定では『MIX 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子』の後、第1作の『ON』から順番に書いていくつもりだったが、予定が狂った。

 神奈川県の9人の遺体が出てきて、いま『AID』を書かざるを得なくなった。

 7月下旬、多摩市の霊園で自殺死体が破裂する事件が起きる。ネットにアップされた死体の動画には「周期ゼミ」というタイトルが付けられていた。

 八王子西署の刑事藤堂比奈子はアパートでの自殺事件の捜査を始める。

 多発する異常な自死事件。藤堂比奈子は自殺願望の女に巡り会う。

猟奇犯罪捜査班は自殺志願者が集まるネットサイトを突き止め、その背後に「AID」という存在を発見する・・・・。

 三木鑑識官(34才)が新たな(そして初めての)恋人の助けも得て、パソコンおたくの才能も発揮する。



もし出版が今頃になったら、もう出版不能になっただろうと思います。この作品と現実との違いと共通点は、これから分析しましょう。取りあえず、第1報。

 こういう警察小説は、雰囲気が好きなものと、雰囲気がボクとは全然、合わないものがあるんですが、これは主人公たちチームもボクになじんでる感じで安心して読めます、なんてことは、公式批評としては禁止ですが、個人的サイトでは ◎ です。

 ここは雨宮智彦のページです。あしからず。