新・本と映像の森 310 まるかわ『よろずの候(こう) 1』ウィングコミックス、2018年
新書館、11月10日、188ページ、定価本体630円。
妖怪と人間が共存する田舎の街。主人公たちの人間と妖怪のほのぼのとした関係をほのぼの描くコミック。
この街はなんと「静岡県・遠州地方」。遠鉄の電車や二俣線の森駅や阿多古川の風景が出てきて懐かしいです。
遠州弁がときどき出てくるのもうれしい。「しょんない」「やっきりする」とか。ちなみに遠州弁と静岡弁は、まったくちがうものです。
主人公はだいたい人間の若い女性がなるのもうれしい。
妖怪はどんなやつかというと。
化けネズミのチュージ。
北島家の田んぼの世話をする泥田坊。
阿多古川のヤマカガシ(つまりは大蛇か龍神?)の阿多古さま。
無精髭タヌキのヒロシ。
会陽山(えようざん)の主の孫である「坊」・・・・・・。
ところで会陽山(えようざん)ってどこにある山?