雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

ことばと詩 21 一色登希彦:小松左京/原作『日本沈没 2 日本海溝』小学館、2006年

2019年11月24日 15時11分45秒 | ことばと詩


ことばと詩 21 一色登希彦:小松左京/原作『日本沈没 2 日本海溝』小学館、2006年

 ビッグコミックス、206ページ、定価本体505円。

 地球物理学者田所雄介はM大の幸長助教授とともに、海底開発KKの潜水パイロット小野寺俊夫の操縦で日本海溝の最深部へ潜る。

 そこで田所先生が小野寺俊夫に語ったことば。


「この極環境 ー
 昨晩、君が宣(のたも)うた主義主張にふさわしい、

 独自自閉(スタンドアローン)にて

 何にも拠らぬ1個の人間として、
 この先の現実と
 向き合ってくれたまえ。」(p118)


 「スタンドアローン」とはボクの感覚ではネットなどはシャットダウンして、かついかなる人間関係や組織にもたよらず、ただ1人で考えることです。

 ありえないかな?