ことばと詩 21 一色登希彦:小松左京/原作『日本沈没 2 日本海溝』小学館、2006年
ビッグコミックス、206ページ、定価本体505円。
地球物理学者田所雄介はM大の幸長助教授とともに、海底開発KKの潜水パイロット小野寺俊夫の操縦で日本海溝の最深部へ潜る。
そこで田所先生が小野寺俊夫に語ったことば。
「この極環境 ー
昨晩、君が宣(のたも)うた主義主張にふさわしい、
独自自閉(スタンドアローン)にて
何にも拠らぬ1個の人間として、
この先の現実と
向き合ってくれたまえ。」(p118)
「スタンドアローン」とはボクの感覚ではネットなどはシャットダウンして、かついかなる人間関係や組織にもたよらず、ただ1人で考えることです。
ありえないかな?