ことばと詩 20 山口正之『現代社会と知識労働』よりp67 20191121
むかし1970年代に読んだ古い本が本棚の奧から出てきた。内容は全然古くないどころか、かなり今年にも当てはまる。むかし、かなり綿密に読もうとした。
ただマルクスやレーニンの引用が多いので、読みにくかった記憶がある。
山口正之『現代社会と知識労働』新日本新書、新日本出版社、1972年、207ページ、定価280円。
今日は、あまり内容について書いている時間が無いので、一言だけ紹介する。
「資本関係にたいする闘争を、たえず、個人的な支配の形態にたいする人格的な「直接行動」に還元しようとするならば、「資本の権力」に所在を見失うことになるか、「人」にたいする個人的攻撃や、「物」に直接的破壊を、「社会革命」と錯覚することになろう。」
(p67)