雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮智彦日記 7月11日(日) ひとりごとの代わりに二重人格の対話

2021年07月11日 13時35分59秒 | 雨宮日誌
雨宮智彦日記 7月11日(日) ひとりごとの代わりに二重人格の対話


 中谷「「ブログ 浜松市平和委員会」なんて作っちゃってたいへんだねえ」
 雨宮「まあ、ボチボチと、焦らずやりますから」
 中谷「あまり労働が密にならないようにね」
 雨宮「以前の頭が動かなくなった経験もありますから」
 中谷「うつになって病院に行ったしね」
 雨宮「これをやるのは義務ではなくて、権利なんですね。ユリアン・ミンツがカリンに励まされたように(『銀河英雄伝説 10』p40)」
 中谷「1日1回くらい投稿するつもりなの?」
 雨宮「たぶんね。休んでいたとき、全国の平和委員会のブログ・ホームページを見て廻って、    いろいろ長所も欠点もすこしわかってきましたね」
 中谷「具体的にいうと?」
 雨宮「紙の平和新聞や県平和新聞をそのままネット化しただけだったりして、ネットの長所    をじゅうぶんに活用していない感じですね」
 中谷「まあ、ものが実際にできてきてからまた批評しますよ」
雨宮「ありがとうございます。期待にそえるよう頑張ります」


 と書いてから「雨宮智彦と雨宮則子の対話」の方がよかったかなあと思ったけど、まんいちだれかに雨宮則子さんにリークされたら怖いのでやめときます。



ことばと詩 65 田中芳樹『銀河英雄伝説 9』<TOKUMA NOVELS>、徳間書店、1987年 20210711

2021年07月11日 08時36分32秒 | ことばと詩
ことばと詩 65 田中芳樹『銀河英雄伝説 9』<TOKUMA NOVELS>、徳間書店、1987年 20210711


 第9巻の冒頭、イゼルアローン要塞。といっても『銀河英雄伝説』では「森林公園」か「司令官執務室」「廊下」「食堂」くらいしか出てこない。


 ユリアンの独白。


「人類が滅亡しないかぎり、前人の行為は記録として残され、それが後世の人々に伝えられていくのだろう。
 いつかヤンは、ユリアンに言ったことがあった。
 「歴史とは、人類全体が共有する記憶のことだ、と思うんだよ、ユリアン。思い出すのもいやなことがあるのだろうけど、無視したり忘れたりしてはいけないのっじゃないかな。」
 ユリアンは、ため息をついた。ヤンの最後を思いだすのはつらい。だが、忘れるのは、もっと耐えがたいことだ。」
( 「第1章 辺境にて」より、p18 )



本と映像の森(第3) 26 田中芳樹『銀河英雄伝説 (全10巻) ー 書き下し長編スペース・オペラ ー』<TOKUMA NOVELS>、徳間書店、1982~1987年 20210711

2021年07月11日 08時08分55秒 | 本と映像の森
本と映像の森(第3) 26 田中芳樹『銀河英雄伝説 (全10巻) ー 書き下し長編スペース・オペラ ー』<TOKUMA NOVELS>、徳間書店、1982~1987年 20210711


 浜松市立城北図書館で借りて、10冊目をいまやっと読み終わりました。


 「原稿用紙5300枚…212万字」(第10巻、p239「あとがき」より)


 戦闘シーンは現在の陸上戦闘で1人の兵士が、「銀英伝」では1隻の宇宙船と思えばいいと思う。未来の戦闘の姿に叙述があってはいないと思う。


 長い物語なのとても1回では語れない。いわゆる「スペース・オペラ」と称していて、実際「スペース・オペラ」なのだけれど、ぼくの関心は、やはり戦闘などではなく、戦争戦略・戦争戦術にあります。


 それと個人がいかに組織に結合・結晶するか、ということ。


 そして、おそらく一方の主人公たちの拠点イズアローンはアシモフの『銀河帝国シリーズ』の「ファウンデーション」的な未開の惑星的役割をもっている。


 帝国・自由惑星同盟・フェザーン経済圏・地球教の3つどもえ・4つどっもえもアシモフの『銀河帝国シリーズ』を思わせるところがおもしろい。


そしてラブロマンス。


 ぼくがいちばん好きなのは、もちろん男性ではヤン・ウェンリーとユリアン・ミンツ、女性ではフレデリカ・グリーンヒルとカーテローゼ(カリン)・フォン・クロイツェルだ。


 残念なのはユリアンとカリンの熱烈なラブシーンが、ついになしに終わってしまったこと。第11巻か第12巻があればいいな。ぼくの妄想では、ヤンの後をつぎたがらず逃げまくるユリアンをひっぱたいて覚醒させる役割はカリンでなければならないのですが。


 あとは「外伝」を読むこと、そしてまた「本編全10巻」をよみかえす時間があれば、「銀河英雄伝説 未来年表」を作ることになると思います。