本と映像の森(第3) 27 伊予原新『月まで三キロ』新潮文庫、2021年 20210714
2018年(平成30年)に発行された小説本、短編集の文庫化。
表題作「月まで三キロ」は「浜松市天竜区」の「月」という地名を題材にしています。表題作含めて、すべて自然科学的話題をバックにして悩み、苦闘する人々を暖かい視点で描いている。
子どもが自殺してしまった男、学校へ行けなくなった12才、手になじんだ一眼レフを持って山へ家出する女性……そういう人ばっかしです。
背景にあるのは北海道夕張近くの谷のアンモナイト、火山岩、三方五湖の年縞、東京で降る雪の結晶……。
著者は元「地球惑星科学の研究者」だったらしいです。
7編の題名は以下のとおりです。感性として、元地学クラブのぼくのおすすめです。
「月まで三キロ」
「早六花」
「アンモナイトの探し方」
「天王寺ハイエスタス」
「エイリアンの食堂」
「山を刻む」
「新参者の冨士」
2018年(平成30年)に発行された小説本、短編集の文庫化。
表題作「月まで三キロ」は「浜松市天竜区」の「月」という地名を題材にしています。表題作含めて、すべて自然科学的話題をバックにして悩み、苦闘する人々を暖かい視点で描いている。
子どもが自殺してしまった男、学校へ行けなくなった12才、手になじんだ一眼レフを持って山へ家出する女性……そういう人ばっかしです。
背景にあるのは北海道夕張近くの谷のアンモナイト、火山岩、三方五湖の年縞、東京で降る雪の結晶……。
著者は元「地球惑星科学の研究者」だったらしいです。
7編の題名は以下のとおりです。感性として、元地学クラブのぼくのおすすめです。
「月まで三キロ」
「早六花」
「アンモナイトの探し方」
「天王寺ハイエスタス」
「エイリアンの食堂」
「山を刻む」
「新参者の冨士」