思考ノート 7 核保有国はウクライナ戦争で3つに分岐した 20220305
国連総会でウクライナ戦争決議がされ、全加盟国政府が決議への意見を表明した。
賛成は141、棄権は35、反対は5、投票せずは12。
ところが核兵器保有国の9ヶ国は、見事に3つに分かれてしまった。
賛成はアメリカ、イギリス、フランス。棄権は中国、インド。反対はロシア、北朝鮮。イスラエル、パキスタンは、どこに入るかまだ不明。それぞれの説明は省略する。
ウクライナ戦争について、もちろんプーチンの誤算はあるが、誤算の前に「動機としてなぜ?」という疑問を解かなければならない。
プーチン大統領の狂気説には疑問をもたざるを得ない。たぶん想像以上に核兵器保有国が追い詰められていて、そのなかでプーチンが打開を目指して、ウクライナ戦争を計画したのではないのか。
狂気は動機ではなく、結果だと思う。
プーチン大統領の核兵器準備発言、原発への攻撃、ウクライナの非核化発言など数々の核兵器関連発言も、核保有国の破綻をプーチン大統領なりに取り繕うもので、彼としては主観的に首尾一貫しているのではないか。
いずれにしろ、戦争と核戦争を切り離して考え行動していいては、問題は解けない。
とくに私たちのような原水爆禁止運動と平和運動を大枠で別のジャンルとして扱っている人間にとってはなおさらと思う。
この問題はもっと考えていきたい。
国連総会でウクライナ戦争決議がされ、全加盟国政府が決議への意見を表明した。
賛成は141、棄権は35、反対は5、投票せずは12。
ところが核兵器保有国の9ヶ国は、見事に3つに分かれてしまった。
賛成はアメリカ、イギリス、フランス。棄権は中国、インド。反対はロシア、北朝鮮。イスラエル、パキスタンは、どこに入るかまだ不明。それぞれの説明は省略する。
ウクライナ戦争について、もちろんプーチンの誤算はあるが、誤算の前に「動機としてなぜ?」という疑問を解かなければならない。
プーチン大統領の狂気説には疑問をもたざるを得ない。たぶん想像以上に核兵器保有国が追い詰められていて、そのなかでプーチンが打開を目指して、ウクライナ戦争を計画したのではないのか。
狂気は動機ではなく、結果だと思う。
プーチン大統領の核兵器準備発言、原発への攻撃、ウクライナの非核化発言など数々の核兵器関連発言も、核保有国の破綻をプーチン大統領なりに取り繕うもので、彼としては主観的に首尾一貫しているのではないか。
いずれにしろ、戦争と核戦争を切り離して考え行動していいては、問題は解けない。
とくに私たちのような原水爆禁止運動と平和運動を大枠で別のジャンルとして扱っている人間にとってはなおさらと思う。
この問題はもっと考えていきたい。