新・本と映像の森 7(推理1) エラリー・クイーン『Xの悲劇』創元推理文庫、東京創元社
1960年2月12日初版~2014年3月14日107版、429ページ、定価本体720円+税
アメリカの推理小説作家エラリー・クイーンの俳優探偵ドルリー・レーンの第1作。
1932年作。4部連作の第1作です。
ボクははるか昔に読んだだけなので、今回、再購入して読みました。
ニュー・ヨークの中心街の電車のなかで白昼、殺人事件が起きる。雨のなか、満員電車でコートのポケットに毒針の玉を入れられた男性が中毒死したのだ。
殺されたのは、婚約披露をすませたばかりの株式仲買人ハリー・ロングストリートだった。
サム警部とブルーノ検事は、名探偵と評判の髙いシェイクスピア俳優ドルリー・レーン宅に事件解決の依頼に行く。
レーンは2人に言う。
「犯罪とはですな、激情からおこる凶悪犯罪のことですが、人間の悲劇の極致ですよ。殺人は、その特別最高のものです。」
犯人はだれか?
被害者が残した指の印・X(えっくす)は、なにか?
☆
面白いのは、ドルリー・レーンがサム警部に変装して捜査するシーン。
謎の「X」は、4分の3くらいのところで出てきて、最終ページで解決されます。
1960年2月12日初版~2014年3月14日107版、429ページ、定価本体720円+税
アメリカの推理小説作家エラリー・クイーンの俳優探偵ドルリー・レーンの第1作。
1932年作。4部連作の第1作です。
ボクははるか昔に読んだだけなので、今回、再購入して読みました。
ニュー・ヨークの中心街の電車のなかで白昼、殺人事件が起きる。雨のなか、満員電車でコートのポケットに毒針の玉を入れられた男性が中毒死したのだ。
殺されたのは、婚約披露をすませたばかりの株式仲買人ハリー・ロングストリートだった。
サム警部とブルーノ検事は、名探偵と評判の髙いシェイクスピア俳優ドルリー・レーン宅に事件解決の依頼に行く。
レーンは2人に言う。
「犯罪とはですな、激情からおこる凶悪犯罪のことですが、人間の悲劇の極致ですよ。殺人は、その特別最高のものです。」
犯人はだれか?
被害者が残した指の印・X(えっくす)は、なにか?
☆
面白いのは、ドルリー・レーンがサム警部に変装して捜査するシーン。
謎の「X」は、4分の3くらいのところで出てきて、最終ページで解決されます。