雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

原発の本 キッズ・ボイス編『福島の子どもたちからの手紙』朝日新聞出版、2012年2月

2012年05月31日 06時11分49秒 | 原発を考える1

原発の本 キッズ・ボイス編『福島の子どもたちからの手紙』朝日新聞出版、2012年2月29日第1刷、110ページ、定価本体1300円+消費税

 福島から避難した子どもたちと、福島に残った子どもたちのいろんな声が聞ける本です。この中から、少しだけ、少しだけ、引用しますが、ぜひ全文を読んでください。もっと、いろんな声を聞く努力をしましょう。そして考えましょう。話し合いましょう。

 「ママ、ほうしゃのうっていつなくなるの?」「マスクをしたくない」

 「僕はおとなになれますか?」

 「原発のせいで外であそべません。ふうひょうひがいでやさいがたべられません。どうにかしてください」

 「原発がなければ今は福島から山形に来ることもなかったし、転校することもなかったし、福島の友達とみんなで遊べた。」

 「かんりょうのみなさんへ ①私たち福島の子どもたは原発事いらいずーっと外遊びをしていません。早くじょせんをしてください。 ②原発事故でひなんする人は、学校の友達、家などをうばわれました。せきにんをとってください。」

 「・きれいな空気がすいたい  ・なんで、原発をこんなにたくさん作ったのですか。」

 「はやくふくしまであそびたいな なわとび すなあそび てつぼう ぶらんこ じてんしゃ したいなー」

 原子力帝国のみなさん、官僚のみなさん、政党のみなさん、電力会社のみなさん、科学者のみなさん、マスコミのみなさん、あなたは、どう答えますか?

 

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