原発の本 キッズ・ボイス編『福島の子どもたちからの手紙』朝日新聞出版、2012年2月29日第1刷、110ページ、定価本体1300円+消費税
福島から避難した子どもたちと、福島に残った子どもたちのいろんな声が聞ける本です。この中から、少しだけ、少しだけ、引用しますが、ぜひ全文を読んでください。もっと、いろんな声を聞く努力をしましょう。そして考えましょう。話し合いましょう。
「ママ、ほうしゃのうっていつなくなるの?」「マスクをしたくない」
「僕はおとなになれますか?」
「原発のせいで外であそべません。ふうひょうひがいでやさいがたべられません。どうにかしてください」
「原発がなければ今は福島から山形に来ることもなかったし、転校することもなかったし、福島の友達とみんなで遊べた。」
「かんりょうのみなさんへ ①私たち福島の子どもたは原発事いらいずーっと外遊びをしていません。早くじょせんをしてください。 ②原発事故でひなんする人は、学校の友達、家などをうばわれました。せきにんをとってください。」
「・きれいな空気がすいたい ・なんで、原発をこんなにたくさん作ったのですか。」
「はやくふくしまであそびたいな なわとび すなあそび てつぼう ぶらんこ じてんしゃ したいなー」
原子力帝国のみなさん、官僚のみなさん、政党のみなさん、電力会社のみなさん、科学者のみなさん、マスコミのみなさん、あなたは、どう答えますか?
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