雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 1月7日(金) 七草がゆの「元」「素」です 

2011年01月08日 05時10分04秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 1月7日(金) 七草がゆの「元」「素」です 

 「七草がゆ」のために「若菜摘む」のは1月6日ですが、最近では「野に出て」若菜を摘む代わりに「注文を出して」あるいは「お店に行って」、貨幣と若菜を交換してくるようです。

 写真はN子さんが「おうちコープ」で注文した「七草がゆの素」です。
 何が悲しゅうて、静岡県民が「神奈川県」の七草を食べにゃあならんのでしょうか…。
 
 神奈川県の若菜は、静岡県の若菜より、おいしいんでしょうか…。


 「 出ついでに 三葉程つむ 若菜哉 」小林一茶(享和三年(1803年)、「い浜庵歳旦」)
 

 

雨宮日記 1月6日(木) 娘「あれ、お母さん出かけたのに、お父さん、いるの?」

2011年01月07日 05時06分38秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 1月6日(木) 娘「あれ、お母さん出かけたのに、お父さん、いるの?」

 1

 夕方、職場で事務作業をしていたら、N子さんから電話があって「今夜、いっしょに出かける予定だったけど、もしよければ、郵便が届くので、智彦くん家にいてくれる?」と言うので、「いいよ」と家にいることにしました。

 夕食を父親と3人でいっしょに食べて、N子さんは「じゃあ行ってくるね」と会議にでかけました。
 ぼくは、下にいないとチャイムが聞こえないので、玄関の横の部屋でテレビをみていることにしました。

 ちょうどギリシャのパルテノン神殿の番組で、パルテノン神殿の30年以上もかけている修復作業の番組で、すごくおもしろかったです。
 とくに、神殿の床や柱が、人間の目で直線に見えるように曲線でできているという話と、その曲線をどうやって石に刻んだかという解明がすごかったです。

 それとアテネの栄光の時代は長く続かず、スパルタに制圧され、その後も神殿の受難が続き、最大の受難は、近代になって西欧列強が神殿から貴重な彫刻などを奪っていったことだという話がすごいですね。
 
 次女のIさんが帰って来て「おかえり」、「あれ、お父さんいるの?」、「いるよ。お母さんが郵便が届くから受け取ってって、言うので」、「ふーん、お母さんのバイクと途中で会ったので、お父さんもでかけたのかと思った。いつも一緒でしょ」と言うので、『いつもじゃないですけど、たまにはソロ活動もしてるよー』と自答してみました。
 
 まあ娘が「お父さんとお母さんは、いつもいっしょにいて、仲がいい」と思ってくれてるのは、いいことじゃないでしょうか。

 2

 いつもは、午後に起きたときにシャワーを浴びるのですが、今日はシャワーを浴び損ねたので、夜、N子さんが帰って来て台所に居るときに「おかえり!ぼくお風呂に入るね」と言って、お風呂に入ろうとしました。
 「智彦くん、今日は凄く寒いっていうから、ズボンはもっと厚いのに変えたら?」言うので、
 「いいよ、寒いのは気にならないから」と言ったら
 「何日も同じズボンを履いているから、変えて欲しいの!」と言うので
 「はい。わかりました」(『それなら、ちゃんとそう言ってよ、寒いとか遠回しに言わないで』)

 3

 深夜の午後11時過ぎにいつも仕事にでかけるのですが、最近、数日間、ぼくがいつも自分でお茶を入れて持って行っている魔法瓶に、N子さんが熱いお茶を入れてくれて置いてくれていることが続いています。

 今日は、おにぎりも2つ、作ってくれていました。
 すごく嬉しいです。
 ありがとう、N子さん。

 これって、31日に、N子さんが仕事にいっしょについてきて、つきあってくれて「智彦くんの仕事、すごくたいへんなんだ」と思ってくれた成果でしょうか。

 



本と映像の森 120 石黒輝原作・正吉良カラク漫画『カグツチ (上・下)』講談社、2008年

2011年01月06日 05時19分41秒 | 本と映像の森
本と映像の森 120 石黒輝原作・正吉良カラク漫画『カグツチ (上・下)』講談社、2008年11月7日発行、各667円+消費税×2巻

 マンガですが、すごくインパクトがあったので、紹介します。

 原作の石黒輝(あきら)さん著の『死都日本』(講談社、2002年発行)では、主人公は火山科学者の黒木助教授ですが、マンガ版では、その黒木助教授の息子のりょうが父親のいる宮崎県へ母と引っ越してきて、火山噴火による大変動に遭遇するという設定に変更されています。

 物語の背景にあるのは、日本列島に過去、いくつもある大規模な「破局噴火」です。
 
 つまり阿蘇カルデラをつくるような、日本列島全体に火山灰が降り注ぐような「破局噴火」が、いま現在、起こったらという、リアルな物語です。

 物語は、霧島火山群を中心である巨大カルデラ「加久藤(かくとう)カルデラ」が、宮崎沖地震を引き金に活動を始めてしまいます。

 火山弾と、次の火砕流、そして火山灰による土石流などで、食糧不足も含めて日本列島で死者予測は1000万人、さらに全世界的な気温低下で数億人が死に追い込まれます。

 カグツチは、日本神話で火の神様の名称です。

 このマンガの魅力は、少年主人公の16才、黒木りょうが転校してきた宮崎の高校の男女群像でしょう。
 りょうと日向子(ひなこ)と少年少女達が、この災害にどう立ち向かい、どう生きるか、それがテーマです。

 おすすめです。

 
 

雨宮日記 1月3日(月) ぼくは深夜の仕事始めで、午後は2人で初詣

2011年01月05日 04時54分52秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 1月3日(月) ぼくは深夜の仕事始めで、午後は2人で初詣

 今年は、ぼくは元旦と2日だけが休みで、3日(正確に言うと2日の夜)から仕事始めでした。
 帰って来て、寝て、午後起きて、まだ休みのN子さんと初詣に行きました。

 初詣に行ったのは、もちろん灰ノ木川の里山です。
 里山の自然と生きものたちに「今年も1年間、よろしくお願いします」と挨拶しました。
 
 里山ではすでに3人の方が来て、里の家の整備作業をしていました。
 すごいですね。まだお正月の3が日なのに。
 
 N子さんは、明日4日から仕事です。
 
 里の家でかまどの火を付けたので、裏山が煙で霞んでいました。


 「 庵の春 寝そべる程は 霞(かすむ)なり  小林一茶 」

本と映像の森 119 宮沢賢治さん著「水仙月の四日」

2011年01月04日 05時04分06秒 | 本と映像の森
本と映像の森 119 宮沢賢治さん著「水仙月(すゐせんづき)の四日(よっか)」

 宮沢賢治さんが童話集『注文の多い料理店』に収録した作品です。
 タイトルの「水仙月」は何月なのか、問題ですが、雪が積もった季節なので、例えば1月か2月かどちらかでしょう。

 もうハイノキア(灰ノ木川)の里山には、もう水仙の花がいっぱい咲いているし、
 今日は1月4日なので、これを読んでみました。
 
 初版本の目次に、「水仙月の四日………(一九二二・ 一・一九)」と銘記してあるで、賢治さんは1922年(大正11年)の1月19日に、この作品を完成したことは確かだと思います。
 とすると「水仙月」は「1月」という推定も、成り立たないことはないと思います。

 自然を代表する「雪婆(ゆきば)んご」と、その召使いの3人の「雪童子(ゆきわらす)」と9匹の「雪狼(ゆきおいの)」、そして人間界を代表する「ひとりの子供」の物語です。

 ひとりの子供が、雪嵐にまかれて…雪の中に埋もれていくのですが、ひとりの「雪童子」が、その子供をわざと雪の中に埋もれさせて助けようとします。

 何か、その人間の子供と「雪童子」=自然の子供のあいだには、交流し、通じ合う何かがあるんでしょうね。

 雪童子の歌ううたが、とても素敵です。

 「カシオピイア、
  もう水仙が咲き出すぞ
  おまへのガラスの水車(みずぐるま)
  きっきとまはせ。」
 
 「アンドロメダ、
  あざみの花がもう咲くぞ、
  おまへのラムプのアルコホル、
  しゆうしゅとふかせ。」

 ここまで書いて、ふっと思い出しました。

 宮崎駿さんなどが参加したアニメ映画「太陽の王子ホルスの大冒険」のラスト近いシーンで、ホルスと相思相愛なのに自分は悪魔の妹でホルスとは結ばれないと思い込んでいる女性主人公ヒルダが、雪の中で、悪魔の兄から決別して自分は死ぬことを決意するシーンで、同じような雪狼が、ヒルダを攻撃して雪の中に埋もれさせていきます。

 「ホルス」のクライマックスの、切ない、泣きたいような場面です。
 ネタバレはしませんので、ホルスとヒルダの運命は、アニメを見てください。

 このシーンを描いたアニメーターは、この「水仙月の四日」を読んでいたことは間違いないと思います。
 それでなければ、ああいうラストシーンには……。

 岩手県の「イーハトーボ」は雪だらけですが、わが「ハイノキア」は、ほとんど雪が降りません。
 残念なんて言うと、雪で1000台の車が立ち往生した出雲人の皆さんにどなられますね。



 
 

 

雨宮日記 1月2日 お正月ですので、あらたまって自己紹介、いや夫婦紹介を…

2011年01月03日 04時59分47秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 1月2日 お正月ですので、あらたまって自己紹介、いや夫婦紹介を…

 1年の初めですので、雨宮夫妻が何者か、まあ何者でもないですが、自己紹介をしておきますね。

 雨宮智彦 59才、いちおう男、いちおう夫、エトは兎年、星座は乙女座!、血液型はA型
      深夜配送労働者、現在の給料14万5千円でボーナスなし
      主義は、「考える科学的人間的共同主義」です

 雨宮N子 62才、女、いちおう妻、エトは鼠年、星座はサソリ座の女!、血液型は…え?どうだったかな…
      今は事務員(4月までの約束で)、元保育士、元介護労働者
      主義は、たぶん「行動する科学的人間的共同主義」だろうと思います。
      行動するための「器(うつわ)」の中身は「智彦くんが考えて中身を入れなさい」ということです。

 雨宮夫妻 1970年代末に浜松で知り合い結婚、2人でつくった娘が2人
      現在の家族は智彦の父と、2人と2人の娘と兎の豆子です。
      自称「活動家夫婦」ではなくて「夫婦活動家」です。
      つまり、2人のユニット(ペア)で売り出していますと言うことで、たまにはそれぞれソロ活動もしますが、
      「いつも2人セットでいる」ことを、周りに不思議がられるペア人生です。


 

本と映像の森 118 安彦良和さんマンガ『ナムジ 1 ー大國主ー』中公文庫コミック版

2011年01月02日 03時06分12秒 | 本と映像の森
本と映像の森 118 安彦良和さんマンガ『ナムジ 1 ー大國主ー』中公文庫コミック版

 娘から借りた本です。
 
 出雲の支配者スサノオさん「の息子たちや、出雲に流れ着いた「ナムジ」さん(後の大國主)の、著者の設定では西暦紀元2世紀後半の物語です。

 これはいいマンガですね。
 何がいいかというと、「倭国」=日本列島の全体像をつかもうとしているマンガです。

 主人公のナムジさんは、小さな船で流されて出雲に流れ着いた、どこの誰とも知れぬ男の子です。

 たんなる出雲の低い位の、馬屋番です。

 まあ、主人公のナムジさんが、「機動戦士ガンダム」のアムロさんと似ていて、すごい劣等感覚で、いじけているのも一緒なのは、ご愛敬ですが。

 ナムジさんが無理矢理セックスをした、スサノオさんの娘スセリさんが、ナムジに惚れてしまうのも…。

 なお、雨宮の歴史的感覚でいうと、スサノオさんと大國主との関係は、果たしてどうなのか、まだ決めかねています。

 「倭国神話」ではなくて「日本国神話」(「古事記」や「日本書紀」)で描かれたスサノオさんがアマテラスさんの弟で同時代人でということが元々の真実なのか、作為なのか。

 「日本国神話」では、スサノオさんはアマテラスさんの弟で、アマテラスさんが「天孫降臨」を命令して、大國主の息子達に「国譲り」を強要するのですから、物語の上ではみんな「同時代人」でなければいけませんが、それが本当なのか。
 
 これから、じっくりと考えていきたいと思います。





雨宮日記 2011年元旦の3 しつこい日記ですが、哀しい深夜労働者は目が覚めてしまい…

2011年01月02日 02時09分48秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2011年元旦の3 しつこい日記ですが、哀しい深夜労働者は目が覚めてしまい…

 いま草木も眠る丑三つ時の、深夜2時です。
 「地球を呑む」の主人公のようにたっぷり呑んで寝たはずですが、やっぱり目が覚めてしまい…
 またパソコンを付けました。

 なぜか頭の中に、シベリウスの「悲しきワルツ」が鳴り始めました。

 深夜労働がもう身体に染みついているので
 朝まで眠れない悲しきワルツ…です。

 ここまで書いて、すこし別のブログを書くのでお別れです。

 
 元日や 上々吉(じょうじょうきち)の 浅黄空(一茶さん作)

 
 <心新たに 時々つけます 雨宮日記 付録 マイ音楽 ベスト100№1>

 ベストワンは決められません。ベスト100くらいが全部同等ですね。
 ベスト100の第1回は、ショパンさんのピアノ協奏曲第1番にします。
 
 前にも書きましたが、まるでオーケストラがカラオケのように
 バックコーラスをかなでていて、ピアノが哀しい歌を切々と歌い上げる曲です。

 第1楽章で3カ所くらい、ピアノソロが奏でるところや、第2楽章は、
 哀しいからこそ美しい、悲しいからこそ涙をこらえて生きていくような感じで
 生きていること、そのものの美しさを歌っているように思います。

 この前、NHK教育テレビで、今年のショパンコンクール(5年に1回です)の優勝者
 ユリアンナ・アヴデーエワさんとN響のこの曲での共演を放送していました。
 N子さんと2人で、こたつに入ってじっくり見て聞きましが
 25才のロシア人の女性ピアニスト、すごい素敵でしたね。

 バッハさんの神々の音楽のように始まりも終わりもなく永遠を奏でている音楽や
 モーツアルトさんのように、悲しくても楽しくても「ゲド戦記」の竜たちのように「西の空」で踊っている音楽や
 ベートーベンさんのように、挫折や壁を越えて前進する音楽などとは
 同じ音楽でも、全然違いますね。

 善し悪しや、正しいかどうかではなく、好みだけの問題です。
 
 最近、台所にいくと、CDでショパンのノクターンやワルツなどが鳴っていることが多くて
 あ、N子さんも同じ感覚なのかと思うと、少し嬉しくなります。

 (うわ、元旦から、書いてしまった、のろけブログ
  はい、酔っ払ってます。今呑んでいるのは、富士宮市の純米酒「高砂」です。
  かたすな、じゃないですよ。たかさご、です。
  夫婦愛と長寿を言祝ぐ、能の「高砂」については、また別途書きます。)
 
 

雨宮日記 2011年元旦の2 YouTubeでプロコフィエフさんのピアノ協奏曲第3番を聞きながら

2011年01月01日 23時22分16秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2011年元旦の2 YouTubeでプロコフィエフさんのピアノ協奏曲第3番を聞きながら

 夜、無料の床屋さんで髪を切ってもらい…
 お風呂に入って暖まり、明日まで休みで…至福の時…。

 いま、これを打ちながら、YouTubeでプロコフィエフさんのピアノ協奏曲第3番を聴いています。

 むかしは演奏会かテレビでしか見れなかった
 ピアニストの指使いが、こういう映像でいつでも見れるようになったのは
 すごいですね
 いろんな演奏家の演奏を「見て聞いて」愉しんでいます

 「生演奏でなければだめだ!」なんてアナクロなことを言わないでくださいね。
 時代の進歩を受け入れましょうね。

 もちろん、生演奏の方がいいです。
 でも自分の安月給では、なかなか演奏会には行けないし、
 第一、浜松くんだりでは、なかなかクラシックの演奏会自体が少ないのです。

 クラシックの演奏会を、映画の料金並みに
 1000円くらいで行けるようにしませんか?
 演奏家のみなさん!
 あ、違うかな?企画者のみなさん!

雨宮日記 2011年元旦 心も新たに新しい「2011年 宇宙の旅」を始めます

2011年01月01日 17時34分50秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 2011年元旦 心も新たに新しい「2011年 宇宙の旅」を始めます

 みなさん、あけましておめでとうございます。
 いま1月1日の午後5時36分です。

 さっき、妻のN子さんが
 (まあ、妻だろうと、ペアの片割れであろうと、相棒であろうと、大差はないんですが)
 「智彦くん、夕食どうする?」と聞いてきたので、パソコンに熱中していて「いらない」と答えました。

 いま暖房もない、この寒い自室で、パソコンに向かっています。

 (架空対談)

 N子「本やゴミで、暖房なんか入れる余地がないでしょ!」
 ぼく「はい!すみません。すべてボクが悪いです。
    郵便ポストが赤いのも、ぼくの給与がN子さんより少ないのも、
    すべて雨宮の「自己責任」です」
 N子「そんなにめげなくてもいいの!
    ちゃんと要求すれば、私だって、その思いには答えますよ」
 ぼく「え?…じゃあ…ぼく…あれ…したいな…」

 こういうヘーゲルばりの妄想が実体化するかどうかは、知りませんよ。
 ただ、ぼくは、こういうふうに書いていると、実際に体験できるかなあと思って…。

 バシッ! 
 「痛っっ!」
 いま、誰かに、頭をひっぱたかれました。
 
 


雨宮日記 12月31日(金) やっと紅白をきれいな画面で見ました

2011年01月01日 15時25分54秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 12月31日(金) やっと紅白をきれいな画面で見ました

 朝は今年最後の仕事でした。
 「いっしょに仕事を体験させてください」という奇特な申し出をしてきた女性がいたので、
 喜んで助手席に同情、じゃない同乗してもらいました。
 ただし「助手席で寝ないでくださいね」という条件付きで。
 かなりきつかったと思いますよ。いつもその女性は熟睡している時間ですから。

 30日の午後11時40分頃、事務所を出て、約5時間で事務所に帰ってきました。
 Aさん、同乗、ありがとうございました。
 いつも1人乗務で、ソニーウオークマンに録音したクラシックの曲を聴きながらの仕事なので
 話し相手がいるのは、本来のまともな仕事(ディーセントワーク)なんだろうなあと思います。
 どこでも1人乗務が普通になってしまいましたが。

 私はすぐに寝ました。
 起きると、夕方は、下石田町の妹が嫁いだS家へ。
 農家なので、野菜を分けてもらいました。

 車をS家に入れると、妹の旦那さんが、大根をこの寒空で洗っていました。
 農家は、寒くても、暑くても野外の仕事で、大変ですよね。
 ぼくのような、里山で「寒いからもう帰ろう」というような軟弱なのは農民にはなれませんね。

 夕食の年越しそばを家で食べた後、
 夜は、娘(次女)のIさんとN子さんと3人で、N子さんの実家(初生町)に。
 
 紅白が始まったのを少し初生で見た後、今夜はN子さんが「クミコが見たい」と言うので、
 娘は初生に置いて、そそくさと2人で帰りました。

 12月にテレビを地デジに買い換えたので、やっとNHKテレビもきれいな画面でみれます。
 これまでは、4(NHK)と6(静岡放送)と8(NHK教育)は、なんの原因かわからなかったのですが(直そうともしなかったけど)、みにくい画面だったのです。

 娘をN子さんの実家に夜、送っていって、娘を置いて2人で家へ帰り、紅白のなかの途中だけ、紅組のクミコさんの原爆症で死んだ少女さだこさんのことを歌った「INORI 祈り」と、白組のHY(グループ)の「時をこえて」という沖縄の歌を聴きました。
 2曲ともすごくよかったです。
 CDを買おうと思います。

 2曲を聴いた後、ぼくはパソコンに向かって、おいしいお酒を飲みながら…ブログを更新したり、わーぷろソフト「一太郎」で「里山ニュース」の創刊号を書いたりしていました。

 夜も更けた深夜、今日は長女も次女もいないので…久しぶりに…姫さまと…期待していたのですが…いつの間にか眠ってしまい、ハッと目が覚めたら元日の朝の9時半でした。

 うわー、「行く年来る年」も見ずに、除夜の鐘も聞かずに、年が明けちゃった!

 どうしよう?!と言ってもしょうがないので、念のため、
 N子さんの部屋を覗いたら、あれ、まだ寝ている!
 暖かいお布団へ潜り込んで、N子さんを
 「朝だよ。おじいちゃんが朝食を待ってるよ」と起こして、本格的に寝ました。
 
 これで雨宮家の「2010年宇宙の旅」は完結、明日から「2011年宇宙の旅」が始まっちゃいます。
 「これにて完結」という「END」シーンは、まだ出せませんね。