雨宮日記 1月6日(木) 娘「あれ、お母さん出かけたのに、お父さん、いるの?」
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夕方、職場で事務作業をしていたら、N子さんから電話があって「今夜、いっしょに出かける予定だったけど、もしよければ、郵便が届くので、智彦くん家にいてくれる?」と言うので、「いいよ」と家にいることにしました。
夕食を父親と3人でいっしょに食べて、N子さんは「じゃあ行ってくるね」と会議にでかけました。
ぼくは、下にいないとチャイムが聞こえないので、玄関の横の部屋でテレビをみていることにしました。
ちょうどギリシャのパルテノン神殿の番組で、パルテノン神殿の30年以上もかけている修復作業の番組で、すごくおもしろかったです。
とくに、神殿の床や柱が、人間の目で直線に見えるように曲線でできているという話と、その曲線をどうやって石に刻んだかという解明がすごかったです。
それとアテネの栄光の時代は長く続かず、スパルタに制圧され、その後も神殿の受難が続き、最大の受難は、近代になって西欧列強が神殿から貴重な彫刻などを奪っていったことだという話がすごいですね。
次女のIさんが帰って来て「おかえり」、「あれ、お父さんいるの?」、「いるよ。お母さんが郵便が届くから受け取ってって、言うので」、「ふーん、お母さんのバイクと途中で会ったので、お父さんもでかけたのかと思った。いつも一緒でしょ」と言うので、『いつもじゃないですけど、たまにはソロ活動もしてるよー』と自答してみました。
まあ娘が「お父さんとお母さんは、いつもいっしょにいて、仲がいい」と思ってくれてるのは、いいことじゃないでしょうか。
2
いつもは、午後に起きたときにシャワーを浴びるのですが、今日はシャワーを浴び損ねたので、夜、N子さんが帰って来て台所に居るときに「おかえり!ぼくお風呂に入るね」と言って、お風呂に入ろうとしました。
「智彦くん、今日は凄く寒いっていうから、ズボンはもっと厚いのに変えたら?」言うので、
「いいよ、寒いのは気にならないから」と言ったら
「何日も同じズボンを履いているから、変えて欲しいの!」と言うので
「はい。わかりました」(『それなら、ちゃんとそう言ってよ、寒いとか遠回しに言わないで』)
3
深夜の午後11時過ぎにいつも仕事にでかけるのですが、最近、数日間、ぼくがいつも自分でお茶を入れて持って行っている魔法瓶に、N子さんが熱いお茶を入れてくれて置いてくれていることが続いています。
今日は、おにぎりも2つ、作ってくれていました。
すごく嬉しいです。
ありがとう、N子さん。
これって、31日に、N子さんが仕事にいっしょについてきて、つきあってくれて「智彦くんの仕事、すごくたいへんなんだ」と思ってくれた成果でしょうか。