「涙をこぼす理由」という過去記事にコメントを頂いたのですが。
その内容をみていたら、一つ浮かんで来た映画がありまして。
こちらなのですが......
「アメリ」
ジャン・ピエール・ジュネ(Jean-Pierre Jeunet)監督。
主演はキュートなオドレイ・トトゥ(Audrey Tautou)さん。
原題は
「 Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain
=アメリ・プーランの素晴らしい運命」
2001年に公開された映画ですが、もしかしたら、
フランス映画では個人的に一番好きな作品かもしれません。
大好きなので、
例によってDVDパッケージを大切に持っていたりしつつ......
特別なブックレット型っす(^^)
お部屋の黒板にはオリジナルのポストカードが
マグネットで貼ってあったりもします。
主人公のアメリさんは天然で純粋な人格の女の子。
少々クセのある両親に、
少々ヘンテコな育てられ方をされてしまい、
子供の頃から社会というものと隔絶された人生を送ってきました。
と、こんな流れだと、普通は、
「アメリはとても孤独に暮らしていました......」
などとなってしまうところなのですが、
本人はそんなことも自覚出来ていないような感じ。
やがて22歳の大人の女性となった彼女は、
ちゃんと社会に出て自立した生活をすることを決心。
そして、一人の男性に初めての恋をします。
長年、世間や世界から離れ、
浮きまくった生活をしてきた彼女は、
その恋を巡る様々な出来事の中から、
完全に分断されていた自分と世界との繋がりを見出していく......
みたいな。
大体のあらすじを13行で記すとこんな感じの物語でして。
公開された当時は小さな口コミから、
あれよあれよと言う間にヒット作となっていった記憶があります。
最近だと「君の名は」的な広がり方だったような感じでしたが、
勿論、そこまでの「大ヒット!」とは言えないまでも、
フランス映画の興行成績においては
今でもトップクラスの記録ではあるらしく。
映画ファンの間では今もって語り継がれる名作でもあります。
劇中で展開されるアメリの「ドワーフ・アイデア」などは、
その後沢山の人が真似をしていきましたし、
個人的にはセリフなどにも印象的なものが沢山あって。
いくつか並べ置いてみると......
「ねぇ、パパ。
子供の頃の宝物が見つかったらどんな気がする?
嬉しい?悲しい?懐かしい?」
「私は他人と関係を結ぶことが出来ない。
子供の頃から孤独だった」
「20年描き続けても、まだ描ききれない人物がいる———
この水を飲む娘だ。
絵の中心にいるのに、よそにいるみたいだ」
「人生って不思議だな。
昔は時間が永遠にあったのに、気がつけば50歳。
思い出が、こんな小さな古ぼけた箱の中に」
「人生は何とシンプルで優しいことだろう」
「でも、この商売を30年もやるとわかるわ。
ひとめ惚れにもレシピがあるのよ」
「だが、彼女、自分の人生の軌道修正はやっているのかね?」
「愛のない女は太陽のない花。すぐに枯れるわ。」
「評論家とは、
作家というハゲタカから棘で身を守るサボテンさ」
「まさに現実との対決。
アメリはそれが苦手だった」
「コリニョンはアホだ!バカだ!アホだ!」
「新聞にもうじき新しい星が生まれるって書いてあって......」
「アメリの自由だ。
夢の世界に閉じこもり、内気に暮らすのも彼女の権利だ。
人間には人生に失敗する権利がある」
「僕にだって自分の言葉はあるさ。
ただ、つい盗んでしまう」
「うちの家訓なの。
諺(ことわざ)を知る者に悪人はいない」
「可愛いアメリや。お前の骨はガラスじゃない。
人生にぶつかっても大丈夫だ」
それと......
物語の中盤あたりでアメリが大きな酒ビンを何度も振る......
というシーンがあるのですが、
その時の顔が......僕はサイコーに好きっす(^^)
冒頭に記した「記事コメント」を見た時に、なぜ?
「アメリ」が浮かんだのか?
は、わかりませんが、
もしかしたら何かの意味があるのかもしれないな......と。
今回、書き記してみた次第です。
赤と緑の補色的色彩がビビッドに強調された
クリスマス・カラーに染まるこの映画は、個人的には、
「天使っていうのは、
もしかしたらこういうことなのかもしれないな......」
なんていうことを思わせてくれた作品でした(^^)
......さて、今晩も、
ワールドカップじゃァァァーーーーッ!!
バッカでぇぇぇーーーっす! ダ━━━━(`∀´)ノ━━━━━━!
☆過去の映画関連記事☆
「時に世界は嘘でも回る」
「パルプ・フィクション」
「ラグランジュポイント」
「GRAVITY」
「いまだテルマエ」
「悩ましいのだ。。」
「うま」
「木星とバードマン」
「舞台と監督」
「アノ笑顔が」
「い、今、なんと!?」
「KINGSMAN」
「タイプなのか!?」
「おおぅぅ!?o(`ω´*)o」
「ワクワク」
「プロメテウスと2001年」
「バウンド」
「神もサイコロを振る」
「ブレードランナー」
「部品の行方」
「小保方PP佐村河内」
「創世記 11章 1-9節」
「The Year of Ghost」
「愛そのもの」
「ZERO & 1900」
「クラウドアトラス」
「よい、月夜を。」
「(//∇//) ポッ♡」
「広げた手のひら」
「紫の涙」
「キング」
「おやすみ、デイジー」
「21g × ???」
「コンジャンクション」
「素敵明察」
「アテルイ」
「出アフリカ記」
「天上天下唯我独尊」
「青き炎 海賊編」
「マジックを」
「かもめ食堂」
「変わりタァァーィ!」
「ワケのわからないワケ」
「オネアミスの翼」
「尾道徒然」
「マジックを 2」
「風立ちぬ」
「アラハバキ」
「ウネリと螺旋」
「ニコニコ(^^)BAR」
「狂騒で協奏な競争」
「Consistency」
「外国語映画賞」
その内容をみていたら、一つ浮かんで来た映画がありまして。
こちらなのですが......
「アメリ」
ジャン・ピエール・ジュネ(Jean-Pierre Jeunet)監督。
主演はキュートなオドレイ・トトゥ(Audrey Tautou)さん。
原題は
「 Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain
=アメリ・プーランの素晴らしい運命」
2001年に公開された映画ですが、もしかしたら、
フランス映画では個人的に一番好きな作品かもしれません。
大好きなので、
例によってDVDパッケージを大切に持っていたりしつつ......
特別なブックレット型っす(^^)
お部屋の黒板にはオリジナルのポストカードが
マグネットで貼ってあったりもします。
主人公のアメリさんは天然で純粋な人格の女の子。
少々クセのある両親に、
少々ヘンテコな育てられ方をされてしまい、
子供の頃から社会というものと隔絶された人生を送ってきました。
と、こんな流れだと、普通は、
「アメリはとても孤独に暮らしていました......」
などとなってしまうところなのですが、
本人はそんなことも自覚出来ていないような感じ。
やがて22歳の大人の女性となった彼女は、
ちゃんと社会に出て自立した生活をすることを決心。
そして、一人の男性に初めての恋をします。
長年、世間や世界から離れ、
浮きまくった生活をしてきた彼女は、
その恋を巡る様々な出来事の中から、
完全に分断されていた自分と世界との繋がりを見出していく......
みたいな。
大体のあらすじを13行で記すとこんな感じの物語でして。
公開された当時は小さな口コミから、
あれよあれよと言う間にヒット作となっていった記憶があります。
最近だと「君の名は」的な広がり方だったような感じでしたが、
勿論、そこまでの「大ヒット!」とは言えないまでも、
フランス映画の興行成績においては
今でもトップクラスの記録ではあるらしく。
映画ファンの間では今もって語り継がれる名作でもあります。
劇中で展開されるアメリの「ドワーフ・アイデア」などは、
その後沢山の人が真似をしていきましたし、
個人的にはセリフなどにも印象的なものが沢山あって。
いくつか並べ置いてみると......
「ねぇ、パパ。
子供の頃の宝物が見つかったらどんな気がする?
嬉しい?悲しい?懐かしい?」
「私は他人と関係を結ぶことが出来ない。
子供の頃から孤独だった」
「20年描き続けても、まだ描ききれない人物がいる———
この水を飲む娘だ。
絵の中心にいるのに、よそにいるみたいだ」
「人生って不思議だな。
昔は時間が永遠にあったのに、気がつけば50歳。
思い出が、こんな小さな古ぼけた箱の中に」
「人生は何とシンプルで優しいことだろう」
「でも、この商売を30年もやるとわかるわ。
ひとめ惚れにもレシピがあるのよ」
「だが、彼女、自分の人生の軌道修正はやっているのかね?」
「愛のない女は太陽のない花。すぐに枯れるわ。」
「評論家とは、
作家というハゲタカから棘で身を守るサボテンさ」
「まさに現実との対決。
アメリはそれが苦手だった」
「コリニョンはアホだ!バカだ!アホだ!」
「新聞にもうじき新しい星が生まれるって書いてあって......」
「アメリの自由だ。
夢の世界に閉じこもり、内気に暮らすのも彼女の権利だ。
人間には人生に失敗する権利がある」
「僕にだって自分の言葉はあるさ。
ただ、つい盗んでしまう」
「うちの家訓なの。
諺(ことわざ)を知る者に悪人はいない」
「可愛いアメリや。お前の骨はガラスじゃない。
人生にぶつかっても大丈夫だ」
それと......
物語の中盤あたりでアメリが大きな酒ビンを何度も振る......
というシーンがあるのですが、
その時の顔が......僕はサイコーに好きっす(^^)
冒頭に記した「記事コメント」を見た時に、なぜ?
「アメリ」が浮かんだのか?
は、わかりませんが、
もしかしたら何かの意味があるのかもしれないな......と。
今回、書き記してみた次第です。
赤と緑の補色的色彩がビビッドに強調された
クリスマス・カラーに染まるこの映画は、個人的には、
「天使っていうのは、
もしかしたらこういうことなのかもしれないな......」
なんていうことを思わせてくれた作品でした(^^)
......さて、今晩も、
ワールドカップじゃァァァーーーーッ!!
バッカでぇぇぇーーーっす! ダ━━━━(`∀´)ノ━━━━━━!
☆過去の映画関連記事☆
「時に世界は嘘でも回る」
「パルプ・フィクション」
「ラグランジュポイント」
「GRAVITY」
「いまだテルマエ」
「悩ましいのだ。。」
「うま」
「木星とバードマン」
「舞台と監督」
「アノ笑顔が」
「い、今、なんと!?」
「KINGSMAN」
「タイプなのか!?」
「おおぅぅ!?o(`ω´*)o」
「ワクワク」
「プロメテウスと2001年」
「バウンド」
「神もサイコロを振る」
「ブレードランナー」
「部品の行方」
「小保方PP佐村河内」
「創世記 11章 1-9節」
「The Year of Ghost」
「愛そのもの」
「ZERO & 1900」
「クラウドアトラス」
「よい、月夜を。」
「(//∇//) ポッ♡」
「広げた手のひら」
「紫の涙」
「キング」
「おやすみ、デイジー」
「21g × ???」
「コンジャンクション」
「素敵明察」
「アテルイ」
「出アフリカ記」
「天上天下唯我独尊」
「青き炎 海賊編」
「マジックを」
「かもめ食堂」
「変わりタァァーィ!」
「ワケのわからないワケ」
「オネアミスの翼」
「尾道徒然」
「マジックを 2」
「風立ちぬ」
「アラハバキ」
「ウネリと螺旋」
「ニコニコ(^^)BAR」
「狂騒で協奏な競争」
「Consistency」
「外国語映画賞」
アメリ、今じゃないな…今じゃないな…と
公開当初から気にはなりつつ結局観てないです。
満を持して観てみます◎
次回はシリカのお話でも、と。(^^)
サインかもしれないですね
頑張ればこそ悩むけど
…皆シアワセに向かっている
のだと思います
上手く、言葉に出来ないのですが…
最後にアメリはやっと自分で"自分"を選ぶことが出来たのですね。そのチャンスとタイミングはまるでパズルのような小さなピースが揃って目の前に現れたもので。
不器用で真っ直ぐなアメリを見てくれている人は、自分が気づかないだけで沢山いて。
少しずつの心意気が、アメリの背中を押す大きな追い風になって。
それはアメリ自身が引き起こした因果応報でもあって。
私も今日、
一世一代の結果が出る日だったのです。
アメリと同じく、やっと自分を勝ち取りました。
何年も誰かや何かの為に自分を使って、自分自身を掴む勇気が持てず、誤魔化してぐずぐずしていました。
ずっと一人で戦っていました。
戦線には一人でしか立てない戦いでした。
けれど、自分が動くと周りが動き出し、結果が生まれますね。勝ち得てやっと、ずっと一人じゃなかったと感じます。無駄な事など何一つ無かったとも。
Iさんのブログでズキュンと来た言葉は、私にとって最後にビデオでお爺さんがアメリに向けた言葉のようでした◎
「自分のすることを愛しなさい」
心に留めて、進んでいきますね。
ベストタイミングでのアメリを、ありがとうございました♡