杜の都(もりのみやこ)仙台の街中から
車を走らせること50分ほど。
待ち受けるのは「定義とうふ店」さんの誇る逸品さん♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/57/71cf8611299359896777556205c8ff7a.jpg)
三角定義あぶらあげ(さんかくじょうぎあぶらあげ)。
お店の公式サイトでは
「定義三角あぶらげ」
とも記されておりやす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/7a/515108158fb71748faf3e323cc99ccc5.jpg)
かの食いしん坊、
サンドイッチマンの伊達みきおさんにして
「死ぬ前に食べるなら、ここの三角揚げ」
と言わしめるほどの油揚げさん。
カロリーゼロ。
天下一品とわこのことっす。
ええ。ええ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/a0/c70bc6c1a5c692c059db22f8fbc5bd20.jpg)
美味しさこの上無し。
お好みでかけるこのだし醤油と
七味唐辛子さんも特別な感じでして。
ヤバイっす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/6e/fb82d94bb74b6a47e584c1d89ee0fd06.jpg)
少々マニア向けのお話をすれば、
油揚げにお醤油をかける前に、
こんな風に箸でつついて沢山穴をあけると良いんス。
つんつん......と。
つんつん......
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/6a/55161c0af6b02e7446f49146ac8a230e.jpg)
こうすると分厚い油揚げの中の方にまで
しっかりと醤油が染みるのです。
美味しくなるんス。
マストな作業なんす。
ええ。ええ。
と、そんな定義とうふ店さんは
「定義さん(じょうぎさん)」と呼ばれる寺院さんの
参道にあるのですが、
参道沿いには他にも美味しいものが並んでおりまする。
玉コンニャクさんとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/6e/88a4a5cb45589b347e724010b4009c44.jpg)
名物の味噌おにぎりさんとか。
お米は「ひとめぼれ」で味噌は秘伝のみそ!
とのことで。
にゃにも裏切らないっす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/a4/0e503d78455b27fd3f48f3e9114ae642.jpg)
参道はこんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/90/5abf4377b9d13a7fe0a4dc09c5ad12b0.jpg)
「定義さん(じょうぎさん)」の正式名称は
「浄土宗極楽山西方寺」と言うのだそうです。
流石に貴族系武士、平家の里寺。
全体的にどこか高貴で気品を感じられます。
山門も見事。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/c7/ecfa823e6104ae8281a7f71fcafa8bf6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/4a/4adee1574ba87310151f420008528bec.jpg)
むかーし、むかし。源平合戦の世。
壇ノ浦(だんのうら)の戦いで源氏に敗れ、
源氏の追討を逃れながら遥か東北にやってきた平家一族の
平貞能(たいらのさだよし)さんは、
一族の宝物である阿弥陀如来さんの描かれた掛け軸を守りながら
この地に隠れ住むことを決意。
その際、世隠れの為に名前を
「定義(さだよし)」
と改めたのだそうです。
それで、その後、
この地は「定義(じょうぎ)」と呼ばれるようになり、
宝軸の阿弥陀如来さんは
「定義如来(じょうぎにょらい)」
と呼ばれるようになったとのこと。
寺院はそんな貞義(さだよし=定義)さんが亡くなった後、
家臣達がお墓の上に小さなお堂を建てたのが最初で。
その後、お寺へと発展していったのだそうです。
いわば
「平家の隠れ寺」
といったところでしょうか。
賢者が隠居地に選んでしまうほど
とても豊かな地にあるお寺さん。
コチラは、
そのお寺の元となった貞能さんの墓陵の上の御堂。
御廟貞能堂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/0a/e81defcb8a8b0c83a0dface08d417e4a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/36/8b317526c7a0e47cf17496d7eb9e41d0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/78/9daaec0b8b0de7eb593a45742ed3a053.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/32/4e43c04ef41a3d3ea2814baf539def38.jpg)
誰でも鐘を突くことが出来る鐘楼堂も好印象。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/dc/4cb6c2bf659dba9a94d5bc2e44509b28.jpg)
大本堂の方はこんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/90/ab3d3c3d81929f64e66bb9e8ffea8743.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/c6/7c2b302bb6c89cc530afaacddd8c7da3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/84/faa0f59f9efe32d5bac19ac6dc71078f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/9e/2e6736e2ec500e90c150bc6387311869.jpg)
五重塔では日輪と貞能さんの御言葉を?
いただきました。(^^)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/08/2c265f6191f245d1bcec9777583399d2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/68/a62bf9aed85bfaeb4dc4ecfaa2e0ff5d.jpg)
池のほとりにはお茶所や展示室などがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/06/e8a519ef36adee1c4158d9f97fd7fbf2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/97/a57e446f1bbc6f209991cc967dad8e1c.jpg)
とても静かで豊かな地。
地理風水的にも間違いなく龍穴。
流石、貞能さん。
土地を見る知識も力も持っていたのだろうなぁ、と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/6f/ea05d12d8060fc04b629f82b024baac2.jpg)
最後に、
五重塔の前で日輪越しに貞能さんから頂いた言葉を
ポンチキがてら!?残しておきます。
スマホにメモをしていたもので、
一字一句正確なものではないのですが、
だいたいこんな感じ......
ということで御許しくださいませ。(^^)
———————私は負けたのではない。
逃げてもいない。
ただ、一心に、
どんなことがあろうとも、
自分が大切にしているモノを守り通そうとしたのだ。
戦いとは大切なモノを守るための行為だ。
何かを守るための戦いに勝ち負けなどないのだ。
逃げるとか、
負けるとか、
そういった言葉は大きな間違いだ。
逃げることも戦うことだ。
逃げることで守れるものがあれば、
それは勝利と言っても良いものではないか。
勝とうが負けようが、
守り通すことが大切なのだ。
戦いとは、
戦うために戦うのではない。
戦いのための戦いなど、戦いではない。
ただの暴力だ。
大切なものを護るために戦うのだ。
護るものは人によりさまざまなものがあろう。
自分を守るため。
家族や住居を守るため。
愛する人や信じることや様々なもの。
国であったり自然や動物達であったりもするであろう。
何かを護るための戦いに勝ち負けなどないのだ—————
車を走らせること50分ほど。
待ち受けるのは「定義とうふ店」さんの誇る逸品さん♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/57/71cf8611299359896777556205c8ff7a.jpg)
三角定義あぶらあげ(さんかくじょうぎあぶらあげ)。
お店の公式サイトでは
「定義三角あぶらげ」
とも記されておりやす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/7a/515108158fb71748faf3e323cc99ccc5.jpg)
かの食いしん坊、
サンドイッチマンの伊達みきおさんにして
「死ぬ前に食べるなら、ここの三角揚げ」
と言わしめるほどの油揚げさん。
カロリーゼロ。
天下一品とわこのことっす。
ええ。ええ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/a0/c70bc6c1a5c692c059db22f8fbc5bd20.jpg)
美味しさこの上無し。
お好みでかけるこのだし醤油と
七味唐辛子さんも特別な感じでして。
ヤバイっす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/6e/fb82d94bb74b6a47e584c1d89ee0fd06.jpg)
少々マニア向けのお話をすれば、
油揚げにお醤油をかける前に、
こんな風に箸でつついて沢山穴をあけると良いんス。
つんつん......と。
つんつん......
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/6a/55161c0af6b02e7446f49146ac8a230e.jpg)
こうすると分厚い油揚げの中の方にまで
しっかりと醤油が染みるのです。
美味しくなるんス。
マストな作業なんす。
ええ。ええ。
と、そんな定義とうふ店さんは
「定義さん(じょうぎさん)」と呼ばれる寺院さんの
参道にあるのですが、
参道沿いには他にも美味しいものが並んでおりまする。
玉コンニャクさんとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/6e/88a4a5cb45589b347e724010b4009c44.jpg)
名物の味噌おにぎりさんとか。
お米は「ひとめぼれ」で味噌は秘伝のみそ!
とのことで。
にゃにも裏切らないっす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/a4/0e503d78455b27fd3f48f3e9114ae642.jpg)
参道はこんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/90/5abf4377b9d13a7fe0a4dc09c5ad12b0.jpg)
「定義さん(じょうぎさん)」の正式名称は
「浄土宗極楽山西方寺」と言うのだそうです。
流石に貴族系武士、平家の里寺。
全体的にどこか高貴で気品を感じられます。
山門も見事。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/c7/ecfa823e6104ae8281a7f71fcafa8bf6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/4a/4adee1574ba87310151f420008528bec.jpg)
むかーし、むかし。源平合戦の世。
壇ノ浦(だんのうら)の戦いで源氏に敗れ、
源氏の追討を逃れながら遥か東北にやってきた平家一族の
平貞能(たいらのさだよし)さんは、
一族の宝物である阿弥陀如来さんの描かれた掛け軸を守りながら
この地に隠れ住むことを決意。
その際、世隠れの為に名前を
「定義(さだよし)」
と改めたのだそうです。
それで、その後、
この地は「定義(じょうぎ)」と呼ばれるようになり、
宝軸の阿弥陀如来さんは
「定義如来(じょうぎにょらい)」
と呼ばれるようになったとのこと。
寺院はそんな貞義(さだよし=定義)さんが亡くなった後、
家臣達がお墓の上に小さなお堂を建てたのが最初で。
その後、お寺へと発展していったのだそうです。
いわば
「平家の隠れ寺」
といったところでしょうか。
賢者が隠居地に選んでしまうほど
とても豊かな地にあるお寺さん。
コチラは、
そのお寺の元となった貞能さんの墓陵の上の御堂。
御廟貞能堂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/0a/e81defcb8a8b0c83a0dface08d417e4a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/36/8b317526c7a0e47cf17496d7eb9e41d0.jpg)
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誰でも鐘を突くことが出来る鐘楼堂も好印象。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/dc/4cb6c2bf659dba9a94d5bc2e44509b28.jpg)
大本堂の方はこんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/90/ab3d3c3d81929f64e66bb9e8ffea8743.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/c6/7c2b302bb6c89cc530afaacddd8c7da3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/84/faa0f59f9efe32d5bac19ac6dc71078f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/9e/2e6736e2ec500e90c150bc6387311869.jpg)
五重塔では日輪と貞能さんの御言葉を?
いただきました。(^^)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/08/2c265f6191f245d1bcec9777583399d2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/68/a62bf9aed85bfaeb4dc4ecfaa2e0ff5d.jpg)
池のほとりにはお茶所や展示室などがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/06/e8a519ef36adee1c4158d9f97fd7fbf2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/97/a57e446f1bbc6f209991cc967dad8e1c.jpg)
とても静かで豊かな地。
地理風水的にも間違いなく龍穴。
流石、貞能さん。
土地を見る知識も力も持っていたのだろうなぁ、と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/6f/ea05d12d8060fc04b629f82b024baac2.jpg)
最後に、
五重塔の前で日輪越しに貞能さんから頂いた言葉を
ポンチキがてら!?残しておきます。
スマホにメモをしていたもので、
一字一句正確なものではないのですが、
だいたいこんな感じ......
ということで御許しくださいませ。(^^)
———————私は負けたのではない。
逃げてもいない。
ただ、一心に、
どんなことがあろうとも、
自分が大切にしているモノを守り通そうとしたのだ。
戦いとは大切なモノを守るための行為だ。
何かを守るための戦いに勝ち負けなどないのだ。
逃げるとか、
負けるとか、
そういった言葉は大きな間違いだ。
逃げることも戦うことだ。
逃げることで守れるものがあれば、
それは勝利と言っても良いものではないか。
勝とうが負けようが、
守り通すことが大切なのだ。
戦いとは、
戦うために戦うのではない。
戦いのための戦いなど、戦いではない。
ただの暴力だ。
大切なものを護るために戦うのだ。
護るものは人によりさまざまなものがあろう。
自分を守るため。
家族や住居を守るため。
愛する人や信じることや様々なもの。
国であったり自然や動物達であったりもするであろう。
何かを護るための戦いに勝ち負けなどないのだ—————
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