雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

散逸構造論 3

2012-09-17 01:02:39 | 面白い
さて、
散逸構造論におけるとても大切な部分はここからになります......

つづくのだ!(><)




そんなネガティブ・フィードバックが渦巻く中で、
ごく稀に、いくつかの条件が整うと、
産声を上げた「小さな秩序」に影響された全体が、
その「小さな秩序」を強化するように働くことがある!
ということが発見されたのです。
小さな秩序が大きな秩序......
ソレは「法則」とまで言われていた大きなもの......
にまで影響を与え、
全体ソノモノを作り変えていってしまう。
そういう宇宙の構造があることをプリゴジンは発見したのです。



これを「ポジティブ・フィードバック」と言います。
部分が全体に影響し、
全体が部分を強化します。



これはどういうことか?



たぶん、奇跡、革命......ということです。



産業革命もそうでした。
ルネッサンスもそうでした。
民主主義もそうでした。
社会主義もそうでした。
ビートルズもそうでした。
マイルス・デイビスもそうでした。
バッハもモーツァルトもそうでした。
キリストもそうでした。
ブッダもそうでした。
もしかしたら、
アップル、スティーブ・ジョブスもそうかもしれません。
ビルゲイツも、トヨタもソニーも、
メルセデスもポルシェもそうかもしれません。

みな最初は法則に逆らう小さな「ゆらぎ」から生まれ、
徐々に全体に影響を与え、
また徐々に全体からのポジティブ・フィードバックを受け。
そして、全体をつくりかえてしまったようにも思えます。

もしかしたら、
大きなポジティブ・フィードバックまで受けていないにしても、
「ゆらぎ」から生まれた小さな渦という限りでは、あの会社も、
その会社も、その本部も、
あの酒屋さんも八百屋さんも、
そうかもしれません。



そして、
もう少し深くこのプリゴジンの散逸構造論に思いを馳せると、
崩壊と無秩序に向かうと思われる宇宙という秩序の中で、
ほんのわずかな「ゆらぎ」から生まれ、
全体......宇宙からポジティブ・フィードバックを受けて
存在している渦があるのではないかと、
そう思えてくるものが僕にはあります。



それは、広大無辺の宇宙空間に
ポツリ、ポツリと小さな埃の様に浮かぶ星々。
太陽、月、地球......そして、生命。
僕らの存在......

もちっとつづく。。。



ポジティブ・フィードバックを感じる、
芦ノ湖に浮かぶ箱根神社「平和の鳥居」のたもと。
この場所は好き(^^)


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