雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

萬両

2014-03-15 20:49:49 | 美味い
鹿児島、薩摩という地は、
降り立つといつも独特の「地」の強さ!?
エネルギー!?
みたいなものを感じてしまう地で。
仕事などで行っても、
なにやらとても元気に過ごせてしまったりします。

不思議。

大好き。

正直に言うと、
鹿児島市などは、この国で本気で、
「一度住んでみたい、、」
と思っている地の一つです。


「黒豚」で「しゃぶしゃぶ」だったり、「トンカツ」だったり。
「黒牛」も「しゃぶしゃぶ」だったり、「ステーキ」だったり。
「地鶏」だって美味しいし。
「鶏飯」なんかも超ヤバいし。
「大根」は勿論、「野菜」も美味しいし。
「魚」も新鮮。
「鹿児島ラーメン」は美味しいし、
「さつま揚げ」に「お酒」だって......

夜は「天文館」もワキャワキャしてるし。。ポッ(//∇//)

そんな鹿児島市のシンボルの一つでもある桜島は
純然たる活火山!で、
いつもモクモク......と噴煙を上げていて。
こんな活火山のお膝元に60万以上もの人々!(◎_◎;)
が暮らす都市などというのは、
世界的にもとても稀なことなのだそうです。

そりゃそうです。
よくよく考えれば。ええ。

でも、霧島なども含め、
そんな活火山の下に横たわっているであろう
巨大なマグマ溜まりなどが、
この地独特のパワー感やエネルギーを
生んでいるような気もします。

すげー。

鹿児島すげー。

好き好き。大好き。ヽ(´o`)

明治維新におけるエネルギッシュな革命家の面々を
育んだ地だというのも、
僕には何やらトテモ自然なことのように思えますのです。



よく泊まる、
個人的にお気に入りの鹿児島東急ホテル
(現、ベスト・ウェスタン・レンブラント・ホテル鹿児島リゾート)
のバルコニーから眺めた桜島さん。
住むとしたらこの辺に住みたいのだ。なんだか。
ええ。(^_^)

そして、つい最近。
味にうるさい友人「SなのにMちゃん」が大絶賛!
していた「お茶」というのが、
調べてみるとこの僕の大好きな鹿児島のお茶で。



「へーー。。
鹿児島でお茶なんて、、、全く知らんかった。
ノーマーク!( ゜д゜)」



と、コーヒーは勿論
無類のお茶好き!のワチキとしたら、
美味しいもの好きの友人がレコメンドするほどのお茶であれば
スグに探して、買って......と、
東京都内のスーパーやらデパートやら、
お茶屋さんやらを回ってみたものの......



全く見つからにゃい!(T_T)ぶぇ



誰かおちえて。。



しょうがないので、
直接鹿児島の農園さんに直接メールでオーダーをして
届いたものがコチラ。
鹿児島市「下堂薗(しもどうぞの)」さんのお茶
「萬両」!
まんりょうキターーッ!♪───O(≧∇≦)O────♪



その「ぐるぐるグルメ」のMさん曰く

「もうこのお茶以外は飲めないかも。。。」

うえぇぇ!???
......( ̄ー ̄)ほんと~~~ですかのぉーー。
嘘じゃないですかのぉーー。
ヤツもイヨイヨろれつが回んなくなったんじゃないですかのぉ。
最近太ったって噂だしのぉー。

じゃ、

早速。

開けて、

飲んでみっぺかな。。

どれどれ、ゴソゴソ......と。

お湯さんトポトポ......と。

おーおー、イイカンジですなぁ......

いい匂いだし......

どれどれ、、

そろそろ......

飲めるかな......

ポチポチ......と、湯呑みに、

注ぎーの。。



イザ!



.........



.......



こ.......



こ、



これ以外わもう飲めないかも(@_@)......



この下堂薗さんのお茶さんというのは、
日本のお茶の80%以上を占める品種の
「やぶきた」
という茶葉ではなく、
寒さや霜に弱くあまり生産することができない
「ゆたかみどり」
という品種を使っているのだそうです。

この「ゆたかみどり」。
収穫量は「やぶきた」より数割多く出来るという
メリットはあるものの、
仮に寒さや霜を凌いで収穫できたとしても、
イザ!普通の作り方でお茶にしてみると、
トンデモナクマズイ!
......仕上がりになってしまうのだそうで。
過去に多くの人が栽培にトライをしてきましたが、
商品化には敗れ去り、
諦めていった品種なのだそうです。
それをなんとか、
灰は降るけど!?
あまり霜が降りることのない「鹿児島」の地で
とびきり美味しいお茶にできないものか......と、
長年に渡り様々な苦労と努力を重ね、
商品と出来るまでに作り上げたのが、
この下堂薗さんのお茶。
茶葉の栽培もオーガニック栽培を基本としていて、
中でも美味しさの一番のポイントは、
収穫された生茶葉を芳ばしく焙煎する際の
「火の入れ方」にあるようで。
その独特の方法を最初に確立させたのも、
この下堂薗さんでもあるそうです。

味は......

あくまで個人的なコメントですが......

一口飲むと、とても「宇治茶」に似ていて。
そこから違いが出てくるのは、
二口、三口、四口......と飲んで行くたびに、
なんだか「味が重ねられて行く」感覚が明瞭にあるというところ。
ファースト・インパクトに寄りがちな緑茶において、
こんな「コーヒー的」な、
飲む毎に重なって行く旨味というのは
なんだかとても斬新。(=゜ω゜)/
美味い。
ヤバイ。
お口に重なる重なる、で。

このお茶さん。
2005年には農林水産省大臣賞も受賞。
「洞爺湖サミット」で各国要人に振舞われた日本茶も
このお茶だったそうで。
今ではドイツに現地法人を立てて、
ヨーロッパの日本茶ブームを牽引してもいるそうです。
先程記した珈琲的な味わいの部分があるので、
欧米で受けるというのも良く分かるような気がします。

下堂薗さんのホームページには、
そんな歴史と、
「安かろう、悪かろう」
と言われた鹿児島のお茶を一流の茶葉に仕上げて行った
創業者「下堂薗實=しもどうぞのみのる」さんの
不屈の熱い物語が、
沢山の熱い言葉によって綴られています。
熱い熱い社員に向けたメッセージと、社訓!?
的なモノまで見ることができます。

流石!
鹿児島。
薩摩の国。
その大地のエナジーと同じくソコに住む方々も熱く、
情熱的な人達も多くて、とても感嘆。感激。

久々に良いお茶に巡り会いました。
感謝感激。(^ω^)


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Door | トップ | 深川徒然 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿