ただでさえ美味しい「ブリ=鰤」さんの「旬」は、
産卵期前で脂が乗りまくる「冬」で。
この時期のブリは特に「寒ブリ」と呼ばれます。
中でも富山湾にある全国有数の漁港
「氷見=ひみ」で陸揚げされる寒ブリさんに至ってはもう......
常にアチコチで偽装事件!が起こってしまうような逸品さん!
この前北陸に行ったときに食べにいっちゃいまちた!
氷見の寒ブリ刺身定食ぅぅぅ!
きゃーーっ!ぜーたくーー!!(><)/
あまりに美味しそうだったので、
我慢できなくなって一切れだけパクリ!としてしまった後に撮った
ダメダメプーな僕の人間性がにじみ出ている写真もぉぉぉーーっ!
一切れ無い!のですぅぅぅーーっ!(* ̄ω ̄)ノ ミステリィー
お店はココ!
勢いで入った「ひみ家」さん(^^)
なんと!氷見漁港の目の前!
地元の人ばっかり!
ついでにもう一つの名物「氷見うどん」さんも!
うまし~!゜+。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+゜キャ━ッ!
氷見港のある日本海に面した富山湾(とやまわん)というのは、
日本の数ある湾のなかでも魚介類の豊富さに関してはピカイチ!
らしく、日本海に生息する魚類の半分以上が生息しているそうです。
なので漁獲方法も「定置網=ていちあみ」という
「金魚すくい」のようにして獲る方法で行っているようで、
この方法だと魚を傷つけることも少なく、
魚さんに余計なストレスもかけないそうです。
さらには引き上げた船上で即時瞬間氷浸け!
方法などとも組み合わせていたりして。
それでとても美味しい魚さんが陸揚げできるということなのだそうです。
「氷見ブランド」とまで呼ばれるブリさんの美味しい理由。
富山湾がこんな風に沢山の魚さん達の宝庫となっている原因としては、
その「湾」と名のつく形状は勿論のこと、
「底」がどこなのだか?
未だによくわかっていないほど「深く」落ち込んだ水深が、
まるで天然のイケスのように機能していて。
そこに九州方面から流れくる暖流(対馬海流)と、
ロシア方面からの寒流(リマン海流)が
日本海に大きく突き出た能登半島のおかげでバランスよく混じり合い。
魚さん達の餌も豊富に生まれ出て来るという、
とにかく生命の豊かな海になっているからなのだそうです。
先ほども記した、富山湾の特徴の一つでもある
「陸地に面した湾なのに深く深く落ち込んでいる」
深海部分というのは、
その概要が未だちゃんと解明されていないようで。
その深い海底には、
かつてココが陸だった頃の沢山の険しい山谷があったり。
森林がそのままの形で残っている「埋没林」と呼ばれる一帯があったり。
暖かい表層の海とは別に、水深の深い部分では、
いわゆる「海洋深層水」と呼ばれる冷たい水の層が厚く流れていたり。
春と冬には貴重な「蜃気楼」現象が発生したりすることでも知られていて。
海洋学者さんや自然地理学者さん達の
研究や興味が尽きない「謎多き湾!」なのだそうです。
そんな話を聞いているせいもありますが、
佇んでみると......やっぱり......
ちょっと神秘的な空気を漂わせる不思議な湾ではあります。
ココは富山湾を望む氷見の雨晴海岸(あまはらしかいがん)。(^^)
遠く迄晴れていると、
富士山並みの高さを誇る、壁のような
「立山連峰」の峰々が海越しに見える!(@.@)
......という、世界的にも貴重な場所なのですが。
むぅぅ......
今回は残念じゃ。(T.T)
次回は是非アッパレ!の日に来ます!
気になる方は画像検索などで
「立山、富山湾」などとググって探してみてください。
見に行きたくなるような圧倒的な風景が見れると思います。(^^)
そんなこんなで、
美味しい氷見のお魚さんはやぱーーり刺身が最高!
などと思っているわけではございますが。
ソコからもう少しだけ話を広げると、
以前ここでも記した僕の敬愛する「奥田シェフ」によれば......
どーも......奥田さんぐらいの凄腕シェフともなると、
「海」周辺の地形を見ただけで、
その海に住む魚の「味」までがキッチリとイメージ出来てしまうのだそうです。
奥田さんの著書をチロっと読んで最初にこの話を知った時は、もう......
僕的にはかなーーーりの衝撃!を受けてしまいまして、
いやはや、心底感服した次第なのでございます。
例えば氷見港のある富山湾のように、
日本海側の海というのは、
その「平均的な特徴」として、
峻厳な山から少し行ったところが、もう直ぐに海!というケースが多く。
こういった海というのは山から流れ出た「水」が
「川」として陸地を流れる距離や時間が共に短く。
流れている中で自らの内に溶かし込む大地のミネラルや養分といったものが
どうしても少なくなるのだそうです。
そんな内包する成分や養分が少ない川の水というは透明度も高く。奇麗。
それが流れ込む海は当然、同じように透明度が高く。奇麗。
すると、
そんな海で捕れる魚さんというのは言うなれば
「身にも濁りが無く」
故に刺身で食べるのが一番美味しい!のだそうです。
奥田さんによると、
日本海側の魚さんというのは
「そんな訳で」お刺身がオススメの調理法になるそうです。
一方、流れ込む河川の流域面積が大きく、
距離も長い太平洋側の湾、海というのは、
川の水が溶かし込んでいる養分や成分がトテモ多いので、
それが流れ込む海の方もどうしても濁りがちになってしまい、
そこで捕れるお魚さんはそんな多くの成分の影響を受けて
様々な匂いや雑味などがどうしても混ざって来てしまうそうなのです。
なので刺身にはちょっと適さないことが多いそうです。
ただし、
そんな水を通して沢山の養分を体に取り込んでいるお魚さんですから、
煮物にしたり、周りを「カリッ!」と硬く焼き上げて、
身の中にある養分を逃がさないようにして調理をしたリすると、
ソレはとても美味しい料理になるのだそうで......
ほへーー。。。(@゜o゜)。。っと。
一流のシェフさんとはこうも深く研ぎ澄まされるものなのでしょうか。。
心底感服しちゃったりして。。
奥田さんはいつもそんな感じで海を見ているようで、
その海と、海の周りの地形を見て、
川や海の味を想像し、
魚の身の味も想像し、
そしてそこから自然と調理方法を導いていくような料理を好むそうです。
その土地の味を、そのまま。
美味しく。
そんな哲学でもって調理をするシェフ。。
海を見る時、
海だけでなくそソコに流れ込む川の姿も見て、
遠くの山を見て、
山が見えない時は見えないということも見てとって、
川の水の「旅」を想像して、
そんな水の辿り着いた海岸線はどのような形になっていて、
どんな大地で、どんな植生をもっていて、
どのような形で海に流れ込んでいるのか?も見て。。
そんな奥田さん的な視点でもって改めて海を眺めてみると、
またそこに、
今迄と違った海の顔や風景などが見えて来たりして。
それはなんだかとても不思議な風景。
視覚や嗅覚、聴覚だけでなく味覚や触覚も合わせて、
五感全てを動員して、そこに「想像力」という
スパイスを加えて見えて来る不思議な感覚を伴う風景。
それはきっとシェフの見る海。
そんなシェフの見る景色というのは......
なにやらとても美味しそうに思えるのでございまふ。(=^_^=)ニョホホ
産卵期前で脂が乗りまくる「冬」で。
この時期のブリは特に「寒ブリ」と呼ばれます。
中でも富山湾にある全国有数の漁港
「氷見=ひみ」で陸揚げされる寒ブリさんに至ってはもう......
常にアチコチで偽装事件!が起こってしまうような逸品さん!
この前北陸に行ったときに食べにいっちゃいまちた!
氷見の寒ブリ刺身定食ぅぅぅ!
きゃーーっ!ぜーたくーー!!(><)/
あまりに美味しそうだったので、
我慢できなくなって一切れだけパクリ!としてしまった後に撮った
ダメダメプーな僕の人間性がにじみ出ている写真もぉぉぉーーっ!
一切れ無い!のですぅぅぅーーっ!(* ̄ω ̄)ノ ミステリィー
お店はココ!
勢いで入った「ひみ家」さん(^^)
なんと!氷見漁港の目の前!
地元の人ばっかり!
ついでにもう一つの名物「氷見うどん」さんも!
うまし~!゜+。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+゜キャ━ッ!
氷見港のある日本海に面した富山湾(とやまわん)というのは、
日本の数ある湾のなかでも魚介類の豊富さに関してはピカイチ!
らしく、日本海に生息する魚類の半分以上が生息しているそうです。
なので漁獲方法も「定置網=ていちあみ」という
「金魚すくい」のようにして獲る方法で行っているようで、
この方法だと魚を傷つけることも少なく、
魚さんに余計なストレスもかけないそうです。
さらには引き上げた船上で即時瞬間氷浸け!
方法などとも組み合わせていたりして。
それでとても美味しい魚さんが陸揚げできるということなのだそうです。
「氷見ブランド」とまで呼ばれるブリさんの美味しい理由。
富山湾がこんな風に沢山の魚さん達の宝庫となっている原因としては、
その「湾」と名のつく形状は勿論のこと、
「底」がどこなのだか?
未だによくわかっていないほど「深く」落ち込んだ水深が、
まるで天然のイケスのように機能していて。
そこに九州方面から流れくる暖流(対馬海流)と、
ロシア方面からの寒流(リマン海流)が
日本海に大きく突き出た能登半島のおかげでバランスよく混じり合い。
魚さん達の餌も豊富に生まれ出て来るという、
とにかく生命の豊かな海になっているからなのだそうです。
先ほども記した、富山湾の特徴の一つでもある
「陸地に面した湾なのに深く深く落ち込んでいる」
深海部分というのは、
その概要が未だちゃんと解明されていないようで。
その深い海底には、
かつてココが陸だった頃の沢山の険しい山谷があったり。
森林がそのままの形で残っている「埋没林」と呼ばれる一帯があったり。
暖かい表層の海とは別に、水深の深い部分では、
いわゆる「海洋深層水」と呼ばれる冷たい水の層が厚く流れていたり。
春と冬には貴重な「蜃気楼」現象が発生したりすることでも知られていて。
海洋学者さんや自然地理学者さん達の
研究や興味が尽きない「謎多き湾!」なのだそうです。
そんな話を聞いているせいもありますが、
佇んでみると......やっぱり......
ちょっと神秘的な空気を漂わせる不思議な湾ではあります。
ココは富山湾を望む氷見の雨晴海岸(あまはらしかいがん)。(^^)
遠く迄晴れていると、
富士山並みの高さを誇る、壁のような
「立山連峰」の峰々が海越しに見える!(@.@)
......という、世界的にも貴重な場所なのですが。
むぅぅ......
今回は残念じゃ。(T.T)
次回は是非アッパレ!の日に来ます!
気になる方は画像検索などで
「立山、富山湾」などとググって探してみてください。
見に行きたくなるような圧倒的な風景が見れると思います。(^^)
そんなこんなで、
美味しい氷見のお魚さんはやぱーーり刺身が最高!
などと思っているわけではございますが。
ソコからもう少しだけ話を広げると、
以前ここでも記した僕の敬愛する「奥田シェフ」によれば......
どーも......奥田さんぐらいの凄腕シェフともなると、
「海」周辺の地形を見ただけで、
その海に住む魚の「味」までがキッチリとイメージ出来てしまうのだそうです。
奥田さんの著書をチロっと読んで最初にこの話を知った時は、もう......
僕的にはかなーーーりの衝撃!を受けてしまいまして、
いやはや、心底感服した次第なのでございます。
例えば氷見港のある富山湾のように、
日本海側の海というのは、
その「平均的な特徴」として、
峻厳な山から少し行ったところが、もう直ぐに海!というケースが多く。
こういった海というのは山から流れ出た「水」が
「川」として陸地を流れる距離や時間が共に短く。
流れている中で自らの内に溶かし込む大地のミネラルや養分といったものが
どうしても少なくなるのだそうです。
そんな内包する成分や養分が少ない川の水というは透明度も高く。奇麗。
それが流れ込む海は当然、同じように透明度が高く。奇麗。
すると、
そんな海で捕れる魚さんというのは言うなれば
「身にも濁りが無く」
故に刺身で食べるのが一番美味しい!のだそうです。
奥田さんによると、
日本海側の魚さんというのは
「そんな訳で」お刺身がオススメの調理法になるそうです。
一方、流れ込む河川の流域面積が大きく、
距離も長い太平洋側の湾、海というのは、
川の水が溶かし込んでいる養分や成分がトテモ多いので、
それが流れ込む海の方もどうしても濁りがちになってしまい、
そこで捕れるお魚さんはそんな多くの成分の影響を受けて
様々な匂いや雑味などがどうしても混ざって来てしまうそうなのです。
なので刺身にはちょっと適さないことが多いそうです。
ただし、
そんな水を通して沢山の養分を体に取り込んでいるお魚さんですから、
煮物にしたり、周りを「カリッ!」と硬く焼き上げて、
身の中にある養分を逃がさないようにして調理をしたリすると、
ソレはとても美味しい料理になるのだそうで......
ほへーー。。。(@゜o゜)。。っと。
一流のシェフさんとはこうも深く研ぎ澄まされるものなのでしょうか。。
心底感服しちゃったりして。。
奥田さんはいつもそんな感じで海を見ているようで、
その海と、海の周りの地形を見て、
川や海の味を想像し、
魚の身の味も想像し、
そしてそこから自然と調理方法を導いていくような料理を好むそうです。
その土地の味を、そのまま。
美味しく。
そんな哲学でもって調理をするシェフ。。
海を見る時、
海だけでなくそソコに流れ込む川の姿も見て、
遠くの山を見て、
山が見えない時は見えないということも見てとって、
川の水の「旅」を想像して、
そんな水の辿り着いた海岸線はどのような形になっていて、
どんな大地で、どんな植生をもっていて、
どのような形で海に流れ込んでいるのか?も見て。。
そんな奥田さん的な視点でもって改めて海を眺めてみると、
またそこに、
今迄と違った海の顔や風景などが見えて来たりして。
それはなんだかとても不思議な風景。
視覚や嗅覚、聴覚だけでなく味覚や触覚も合わせて、
五感全てを動員して、そこに「想像力」という
スパイスを加えて見えて来る不思議な感覚を伴う風景。
それはきっとシェフの見る海。
そんなシェフの見る景色というのは......
なにやらとても美味しそうに思えるのでございまふ。(=^_^=)ニョホホ
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