雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

テレビ見ないよね?

2022-10-07 00:39:13 | 願い
左足が動かなくなっている僕さんを、
わざわざ家裏の公園にあるカフェにまで
訪ねて来てくれたマーケッターのJさん
そこで2人していろいろなお話をしていた中で、
ふと、彼の口から出てきた言葉......



「TVって終わってますよね。既に」



本なども出している大学の教授でもあり、渦中の!?
某、日本一の広告代理店などでマーケティング講座を
しているような人の言葉。



「だよねぇ。。
確かにヒドイよね。今。。」



様々なマーケットリサーチ会社が発表している事実としては、
今現在、
10代、20代の約半数はほぼテレビを見ていないらしく。
そんな彼らが独立世帯になる時には、
家には「旧来的な形でのテレビ」は無くなるとの予測が。
その年は団塊世代が平均寿命を迎える2040年とされていて、
その時、テレビ文化は消滅する———————と。
そんなことがプロのマーケティング世界では
常識となっているようです。



先日、9月30日。
個人的に絶対チェックしようと決めていた
ロシアのプーチン大統領の演説がありました。
ウクライナの4州を併合するという、
恐ろしく一方的な宣言演説でしたが、
これを「ノーカット」で見た人はどれくらいいるのでしょうか。

世界中に軍事諜報網を持ち広げている超大国のトップが
実生命の危機ともいえる窮地に追い込まれ、
その命を賭して設定した世界に向けたスピーチです。
この星に暮らす人々にとって、
これほど重要な局面でありシーンであり言葉を
僕は見逃してはいけないと思ったのです。

この時間、
BBCやネットでは全中継しているのに、
スポンサーの縛りのないこの国の国営放送は
平然とスポーツニュースをやっていました。
民放はかっぱ寿司の社長逮捕に多くに時間を割いていました。
どちらも、その後に流していたこのニュースは、
反ロシア文脈で編集された
極一部分の切取り映像と情報のみです。



いかがなものでしょう。
最初から生中継はしないと決めていたかのよう......で。



時間を作れる方は、

見た方が良い演説ではないかと思います。

決して、

プーチンを支持するとか、

ロシアのやっていることを正当化するとか、

そんなことではありません。

日本人として、

この国で生きる人間としては、

見た方が良いのでは......

ということです。

この日本国が今、どれほど地に落ちているのか。

我々日本人の「良い部分の」精神と能力と労力と利益とが、
今、どれほど欧米諸国にスポイルされているのか。

マスメディアに載らない世界の政治家の本音として、
この国がどう見られているのか。

分かる人には必ず分かるのではないかと思います。

この国は、
もう少し、
真の誇りと勇気と言動が必要ではないかとも思います。
そんなことを感じられるのではないか?
と、このスピーチを見ていて思うのです。



欧米の奴隷



プーチンは日本や韓国を指してそう言い放ちました。
この部分に関してプーチンは
間違ったことを言っているのでしょうか?



欧米は通貨を支配している



こう言い放ったプーチンは間違っているのでしょうか?



この演説はノーカットで見てこそ
情報として取得する価値があるのではないかと思われます。
ネットで検索すればテキストも映像も必ず見ることができます。
以下には、
心して、
プーチンの言葉を抜粋して置いておこうかと思います。
個人的には許されざる
戦争犯罪者であるプーチンの言葉と捉えています。
自己中心的価値観を異様に強く持つ人物の言葉だと理解しています。
そして、
それでも「心して」と記すのは、
そんな人間がどうして?生まれてしまうのか?
どうしてそんな国家が生まれてしまうのか?
なぜ?
同じ生命種同士が殺し合うなどという愚かな戦争が
この世界から無くならないのか。

「そのことに関わる」
「追い込まれた大国のトップである故に話すことの出来た」
「だからこそリアルで重くて真っ直ぐな言葉」

などがもし含まれているのであれば、
他人や他国ごとでなく心して受け止めたく思ったのです。
白の色味を確認するには
黒の上に置くのが良いかと思ったからです。
全体としてはどこまでも自己正当化された
幻想的で虚構的な正義に染まっている
「罪深きスピーチ」
だと思いますが、
その中にもそうなってしまっている原因が、
決して見逃してはいけない言葉が、
含まれているように僕には思えたわけなのです。
以下は不快に感じたり、
怒りを覚える方もいるであろうテキストであるとも思いますし、
かなりカットをしたのですが、それでも長いですし、
興味の湧く人は、ということで。何卒。



=============================
ウラジーミル・プーチン大統領の
2022年9月30日の演説全文より一部抜粋。

(前略)

ソ連が崩壊した後、西側諸国は、世界は、私たちは、
永遠に自分たちの命令に我慢しなければならないと決めた。
1991年当時、
西側諸国はロシアがこの混乱から立ち直ることはできず、
自力で崩壊すると考えていた。
私たちは90年代を覚えている。
飢えと寒さと絶望に満ちた、恐ろしい90年代を。
しかし、ロシアは持ちこたえ、復活し、強化され、
世界における正当な地位を取り戻した。

同時に、西側諸国は、我々を攻撃し、
彼らが常に夢見てきたようにロシアを弱体化させ崩壊させ、
我々の国家を断片化し、
我々の民族を互いに対立させ、
貧困と絶滅に追いやるための新しいチャンスを探し続けてきたのである。
世界にはこんなに大きな国があって、
領土があって、
天然資源があって、
他人の命令では生きられない、
生きられない人たちがいるということを、
彼らはただ理解できないだけなのだ。

欧米はドルパワーと技術的独裁を犠牲にして世界に寄生し、
本質的に世界を奪い、
人類から真の貢ぎ物を集め、
不労所得の主な源泉である覇権的家賃を引き出すことを可能にする
新植民地システムを維持するためにはどんなことも凌駕するつもりだ。

この家賃を維持することが、彼らの重要な、純粋な、
そして絶対的な利己的な動機なのだ。
だから、完全な脱ソブリンが彼らの利益になるのだ。
それゆえ、独立国家に対する攻撃、
伝統的な価値観や文化に対する攻撃、
自分たちがコントロールできない国際的な統合プロセス、
新しい世界通貨や技術開発の中心を弱体化させようとする
試みなどが行われている。

彼らにとっては、
すべての国が米国のために主権を放棄することが決定的に重要なのだ。

ある国の支配層は自発的にそうすることに同意し、
自発的に臣下となることに同意し、
他の国は賄賂や脅迫を受ける。
そして、もし失敗すれば、国全体を破壊し、
人道的災害、大惨事、廃墟、
何百万もの滅茶苦茶にされた人間の運命、
テロリストの飛び地、
社会災害地帯、保護領、植民地、半植民地を残すことになる。
彼らは自分たちが利益を得るためなら気にしないのだ。

(中略)

各方面から聞こえてくるのは
「欧米はルールに基づいた秩序を守っている」
という言葉だけだ。
どこから来たのか?
このルールを見た人は全くいないのか?
誰が交渉したのか?
いいか、これはナンセンスだ!
完全に欺瞞だ!
二重、三重の基準だ!
単にバカのために設計されているのだ!

ロシアは千年王国、文明の国であり、
そのような不正なインチキなルールで生きていくつもりはない。

国境不可侵の原則を踏みにじったのはいわゆる西側諸国であり、
今や誰が自決権を持ち、
誰が自決に値しないかを自らの裁量で決定している。
なぜそう判断したのか、
誰がその権利を与えたのかは不明である。
自分たちでもよくわからない。

(中略)

欧米のエリートは国家主権や国際法を否定しているだけではない。
彼らの覇権は明らかに全体主義的、専制的、
アパルトヘイト的な性質を持っている。


彼らは大胆にも、世界を自分たちの属国、
いわゆる文明国と、
今日の西洋の人種差別主義者の意図にしたがって、
野蛮人や未開人のリストに加えるべきその他の人々とに区分している。

「ならず者国家」「権威主義政権」といった
誤ったレッテルはすでに貼られており、
国や国家全体に烙印を押しているのであり、
これは何も新しいことではない。
西洋のエリートは植民地主義者のままである。
彼らは差別をし、
人々を「第一階層」と「第二階層」に分けている。

私たちはこのような政治的ナショナリズムや
人種差別を決して受け入れてないし、
これからも受け入れることはないだろう。
そして、今、
世界中に広がっているロシア恐怖症は人種差別でなければ何なのか。

(中略)

西洋は中世に植民地政策を開始し、
その後、世界的な奴隷貿易、
アメリカでのインディアン部族の虐殺、
インドやアフリカの略奪、
イギリスとフランスによる中国との戦争、
アヘン貿易のための開港を強要したことを思い起こすとよいだろう。
彼らがやっていたのは民族全体を麻薬におぼれさせ、
土地や資源のために民族全体を意図的に絶滅させ、
人間を獣として狩るという本末転倒なことだったのだ。
これは人間の本性、真理、自由、正義に反する。

そして私たちは20世紀に反植民地運動を主導し、
世界の多くの人々に発展の機会を与え、
貧困と不平等を減らし、
飢えと病気を克服したのがわが国であったことを誇りに思っている。

このような欧米のエリートたちが、
何世紀にもわたってロシア恐怖症に陥り、
怒りを露わにしてきた背景には、
まさに植民地支配の際にロシアが自らを奪われることなく、
ヨーロッパ人たちに相互利益のための貿易を強いたからだ
ということを強調したいのである。

(中略)

欧米諸国は何世紀にもわたって
自分たちは他国に自由と民主主義の両方をもたらすと言い続けてきた。
民主主義の代わりに抑圧と搾取、
自由の代わりに奴隷と暴力である。
一極集中の世界秩序全体は本質的に反民主的で自由がなく、
徹頭徹尾嘘であり偽善者である。

アメリカは世界で唯一、核兵器を2回使用し、
日本の広島と長崎を壊滅させた国である。
ちなみに、前例がある。

第二次世界大戦中、
アメリカはイギリスとともにドレスデン、ハンブルク、ケルン、
その他多くのドイツの都市を、
軍事的必要性もないのに廃墟にしたことを思い出してほしい。
そしてそれは軍事的な必要性もなく、実証的に行われたのだ。
目的はただ一つ。
日本への原爆投下と同じように、
自国と世界を威嚇することであった。

米国は、野蛮な「絨毯爆撃」、
ナパームや化学兵器によって、
韓国とベトナムの人々の記憶にひどい傷跡を残した。

今日に至るまで、
ドイツ、日本、大韓民国などを占領し、
対等な同盟国だと皮肉っている。

聞け!

どんな同盟なんだろう。
これらの国の指導者がスパイされ、
国家元首がオフィスだけでなく
自宅まで盗聴されていることは全世界が知っている。
本当に残念なことだ。
それをする人も、
奴隷のように黙ってこの野暮ったさを飲み込んでいる人も、
恥ずかしくなる。

(中略)

彼らは、
欧州のエリートたちは、
すべてを理解しているが、
他人の利益になることを好むのだ。
これはもはや下世話な話ではなく、
彼らの民族に対する直接的な裏切りである。
しかし、神は彼らと共にある、
それは彼らのビジネスである。

(中略)

アメリカの独裁は、武力、拳法に基づくものだ。
きれいに包まれていることもあれば、
何も包まれていないこともあるが、
本質は同じ、拳の力である。

それゆえ、世界各地に何百もの軍事基地を配備し、維持し、
NATOを拡大し、
AUKUSなどの新しい軍事同盟を形成しようとするのである。
ワシントン、ソウル、
東京の政治・軍事的な結びつきも積極的に進められている。
真の戦略的主権を持ち、あるいはそれを目指して、
欧米の覇権に挑戦できる国家はすべて自動的に敵に分類される。

米国とNATOの軍事ドクトリンは、
このような原則に基づいて作られており、
完全な支配を求めるものである。
西側のエリートは同じ偽善的な方法で新植民地計画を提示し、
平和的であるかのように装って、
ある種の封じ込めについて語り、
このようなずる賢い言葉は、ある戦略から別の戦略に移行するが、
実際のところ、
それはただ一つのこと————
あらゆる発展の主権中心を弱体化させること————
しか意味していない。

ロシア、中国、イランの封じ込めについてはすでに聞いている。
アジア、中南米、アフリカ、中東、
そして現在の米国のパートナーや同盟国もその次だと考えている。

自分たちの意にそぐわないことがあると、
ある銀行には別の銀行、
ある会社には別の会社というように、
同盟国に対しても制裁を加えることも知っている。
実践の場であり、広げていくものだ。
彼らは最も近い隣人であるCIS諸国を含む
すべての人をターゲットにしている。

同時に、西側諸国は明らかに、
とっくに希望的観測に耽っている。
こうして、ロシアへの制裁電撃戦を開始することで、
再び全世界を自分たちの支配下に置くことができるようになると
考えたのである。

(中略)

信じられないような嘘であればあるほど、
人々はすぐにそれを信じてしまう。
それが彼らのやり方であり、この原則に従っている。

しかし、人々は印刷されたドルやユーロで養うことはできない。
その紙切れでは彼らを養うことはできないし、
欧米のソーシャルネットワークのバーチャルな膨張した資本では、
彼らの家を暖めることはできないのだ。

これらはすべて、私が言っている重要なことなのである。
しかし、私が今言ったことも重要なことだ。
紙では誰も養うことはできない。
食糧が必要である。
また、このように膨張した資本金では誰も暖めることはできない。
エネルギー運搬船が必要なのだ。

そのため、ヨーロッパの政治家たちは、
家庭で食べる量を減らし、入浴の回数を減らし、
暖かい服装をするように同胞を説得しなければならない。
そして、フェアな質問をし始める人たち。
「実際、なぜそうなのか?」
というと、すぐに敵、過激派、ラジカルと断定してしまう。
ロシアに逆らって
「お前たちの悩みの種はロシアだ」
と言うのです。
また、嘘をつく。

(中略)

現在の新植民地主義モデルが
長期的には破滅的であることは明らかである。
でも、本当の主人は最後までそれにしがみつくであろう。
彼らは単に同じ略奪とゆすりのシステムを継続する以外、
世界に何も提供しないのだ。

要するに、何十億もの人々、
人類のほとんどの人々が持つ自由と正義、
そして自分たちの未来を決めるという当然の権利に
唾を吐いているのである。
彼らは今、
道徳、宗教、家庭を徹底的に否定する方向に進んでいる。

自分自身のための非常にシンプルな質問に答えてみよう。
=============================


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Unknown (青鈴猫)
2022-10-07 02:05:36
テレビ要らないなって買わずに見なくなってもう10年以上になります。たまに職場で大河見るくらいですね😶
ネットでも色んな情報有りすぎて、どれが本当なのかな?と常々思いますけど…ざっと見て株式会社○○○○と揶揄されてるとこが今は1番アレかな、と🤔
都合の悪い情報は消し放題、みたいな事になってるんでしょうか?
プーチンさんだけが悪者じゃない、なんとも歯痒いですね…
返信する
Unknown (りぃ)
2022-10-07 09:15:07
過去に日本が石油を止められたのもあって、戦争に突き進んだのと同じ空気ですよね。もちろん日本もロシアもそれだけじゃないでしょうけど。
それにしてもアメリカは巧妙すぎてすごいです。
今はヨーロッパのリーダーたちも自国民を思って行動していないように思います。
返信する
青鈴猫さんへ。 (amenouzmet)
2022-10-07 13:16:44
歯痒い......確かに。その通りですねぇ。。
返信する
りぃさんへ。 (amenouzmet)
2022-10-07 13:22:07
最近では北朝鮮関連のニュースが馬鹿らしすぎて.....
あの国がミサイルを撃つ、撃てる、その根幹と裏にある諸々も、
そろそろちゃんと地上波テレビあたりでも伝えてもらえないものかと。
欧米諸国の狡猾さをうちのよし子にまで伝えられないものかと。
強く遺憾に思います。ええ。ええ。
返信する
Unknown (りぃ)
2022-10-07 15:06:47
もう日本のテレビには期待していませんww
単にアメリカに都合のよいことを刷り込む洗脳メディア(言い過ぎ?)になってますよね(*_*;
キャッ 陰謀論者って言われちゃう。  
返信する
りぃさんへ。 (amenouzmet)
2022-10-07 15:23:15
キャッ!(/д\*))((*/Д\)キャッ!
返信する
Unknown (あおば)
2022-10-08 09:45:12
いつも、何故だか痛い目にあいながらも、ブログの更新をしていただき、ありがとうございます。
プーチンの演説全文をSNSでも読みました。
「通貨戦争 序」から繋がっているお話ですよね。
私がこのブログに出会って間もない頃の記事で、「すご〜い!」と思ったので、ブックマークしてあります。
はてさて、これからどうなることか。
どうか地球が平和を取り戻しますように。
uzmetさんが、痛い目に合わなくて済む世界が早くやってきますように。
返信する
あおばさんへ。 (amenouzmet)
2022-10-08 11:03:38
あの記事を!?ブックマーク!?
すごーーーーーーーい!
マニアっく!
いつも読んでいただき本当にありがとうございます。
感謝です!(^^)
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