高層建築や近代的な家々が見渡す限り
隙間なく続いている東京の地に立てば、
時に方向感覚や土地の高低すらもわからなくなることがあります。
そこがどんな地形の場所なのか?
よくわからなくなったりします。
正確には、
「そこがどんな地形なのか意識もしない環境になっている」
ということだとも思いますが、
そんな都市の中では自分が今いる場所が昔は川だったことも、
池だったことも、
海だったことも、
道の下にはコンクリートで覆われた
暗い川が流れているというようなことも、
そんなこともわからなくなることがあります。
公園と思っていた場所が実は巨大な古墳だったり。
小さな墳墓だったり。
色んなことが見えなくなっているようにも思います。
——————前回記事の中でこんなことを記していましたが。
つい最近も、
これにまつわる不思議な出来事などがありまして......
その話は、例によって
「ポンチキ力」溢れる横浜のプリリンねーさんからの電話で始りました。
「、、品川に古墳て、あるの?知ってる?」
そんな電話。
「んん??......古墳?品川にぃ??
知らん。
あんの?あんなビルばっかりの都会に......!?」
「うん。
なんか神様がそー言ってるの。
そこに来て欲しいんだって。私達に」
「ふーん......
ま、いつものごとく、きっとあるんだろーな。
古墳も。。
調べてみるよ」
と、二人してネットでチクチクと調べてみると......
「あ、(o_0)、、あるね。コレ。。また......」
「あるわね」
「行く?!、、んだろーね......」
「だろーね」
きまちたの!(・ω・)ノ
5人のお仲間ーずで!
「芝丸山古墳(しばまるやまこふん)」
というらしいです。
東京、品川駅もほど近くにある芝公園。
公園だと思っていたこの場所が、
しょっちゅう通っていた道沿いにあるこの公園が、なんと!
東京最大の古墳だったのです。
しかも、なんと!106メートルの前方後円墳。
江戸時代に円形部分が壊される迄は
125メートル級の前方後円墳だったのだそうです。
知らんかった。
気づかんかった。
まじか。
そーなのか......
確かに......
近くに行って見れば、なんだか神秘的だし......
古墳感も満載だわさ。
小高い墳丘に登る途中にはこんなお稲荷さんの社があって......
分かる人は行けばスグに分かるかもしれませんが、ここ、
稲荷さんなんかじゃありませぬ。
豊受さんですな。ええ。
全然違うじゃん。
スゲーじゃん。レベル感。
マジか?!(; ̄ェ ̄)
しかし......食を司る神様ではあるけれど......
それを何でもかんでも狐さんにしちゃうなんて......
まぁ、しょーがないでしょーか。なかなか、ね。
わからないもんね。そーそーわ。きっと。
ええ。ええ。
という感じなので、ここはスルーは出来ませぬ。
お酒お持ちしましたので。何卒。ええ。
ドゾ。ドゾ。お召し上がりを。
これから頂上に登らせていただきますので何卒のお許しを、と......
それで、さらに上がっていってみると......
やっぱり、でかい。ここ。
マジこんな大きな古墳だったとは。
気づかんかった。
迂闊だった。
こりわ、実はスゲー神様じゃんか......
パワー感もフルフルでんな。
頂上わ......っと、、もうすぐで......
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!?(゜ロ゜ノ)ノ
トラ!?
虎!
とらさん!?虎ノ門?(O_o)
狛虎!?なわけないか......
でも、すげーオブジェやな。
で、もって......なんと!
ストーンサークル!(;゜ロ゜)頂上!
むぇぇ?マジか!?マジなのか!?!?!??
ヤベェ。。
小さなヤツは、誰か、わかってる人が並べてる感じやな......
大っきな石だけは別モノですな......ええ。ええ。
すげーパワー。
スゲーとこだ......
空に抜けてる......
渦だ。渦。
ウズウズしちゃう。ウズウズ......
「ねーさんや。こりわ、そーとーの場所ですな。。」
「そーとーだね(^_^)」
「お酒は、この石でよかろーかの!?」
「ちょと待っててね。聞いてみる。。。そーだって(^_^)」
「そーですか。でわ、みんなでおそーじ、おそーじ、、」
それで、石の上の窪みを皆で綺麗にして......
持ってきた濁り酒を捧げて、
しばしの祈りを......
「ウズウズじゃん!!!( ̄◇ ̄;)ひょぇぇぇ......」
一同!
「ひょぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ......(∂△∂;)......」
頂上には、
日本で最初に正確な日本地図を作ったという
伊能忠敬(いのうただたか)のやけにモダンな石碑が。
しかし、
この地、
そのパワーを
「コチラのほーに取り込まん!」
とするように、
古墳のたもとには徳川家康を神と祀る東照宮があります。
さらに、その奥には、
やはり徳川家代々の菩提寺でもある増上寺があります。
この古墳の敷地内に建てたわけでやんすな......
徳川さんも天海さんもやるですな。ホント。
東京タワーなんて近代を象徴する建築までありますし。
電波拡散タワー、の......
この「芝公園」
どうも、元はこの芝丸山古墳だったのですね。
ハッキリ実感しました。
この地の力の源はこの古墳のある「地」にあるのではないかと。
スゲーっす。
知らんかった。
「東照宮裏のデッカイ公園でましょ( ̄ー ̄)b」
なんて程度にしか思っていなかった私のペラッペラさを、
激しく嘆いたのでございます。
調べると、
5世紀ぐらいに作られた......なんて書いてありましたが、
作られたのはそうかもしれませんが、
ここ、もっと古いと思います。
古墳以前から、辺りがまだ海だった頃、縄文の頃から、
この地は元々重要な祭祀の場だったのだと思います。
そんなところに眠った王とは......
ちょっと......つーか、
とても!
スゲー方だったと、思われます。
「ねーさんや、、、」
「なんですの?」
「こちらさんわ、アノ......神様ですよね?」
「そうみたい( ̄ー ̄)」
「そーですか。。」
「そーですよ」
「日本史が揺れますな。。」
「揺れちゃうの?」
「ええ。ええ。」
何より、
「ホント、えげつねーことしてたんだな。。。」
と、嘆きにも、悲しみにも似た感慨を持ったのが、
古墳を見下ろすように背後に立っているハイタワーホテル。。
「ザ・プリンス・パークタワー東京」
西武グループ......
またかいな......
昭和のバブル期に彼方此方でパワースポット買いあさっちゃって。
マッタク。
誰が後ろで暗躍していたのやら......
ま、だいたい......あのあたりで......しょうか、ね。
神様が寝てた?黙って様子を見てた!?
昭和の時代はよかったろーけど、さ。
だから、ヤラレチャウわけじゃん?東急とかに。
神様起きちゃったし。もはや。。
欲望むき出しすぎでしょ。堤さんズ。
パワーを我が手にぃぃぃ.....って、ねぇ。
でも東急も、最近ちょっと......
やり過ぎなければいいけど......ねぇ......
この日訪れた清掃部隊の僕さんたち5人が古墳の頂上で願ったのは......
「良い国でありますよーに。。」
......てな感じで。
オレも欲だしちゃおーかなぁぁぁ......!?( ̄ー ̄)キラーン
隙間なく続いている東京の地に立てば、
時に方向感覚や土地の高低すらもわからなくなることがあります。
そこがどんな地形の場所なのか?
よくわからなくなったりします。
正確には、
「そこがどんな地形なのか意識もしない環境になっている」
ということだとも思いますが、
そんな都市の中では自分が今いる場所が昔は川だったことも、
池だったことも、
海だったことも、
道の下にはコンクリートで覆われた
暗い川が流れているというようなことも、
そんなこともわからなくなることがあります。
公園と思っていた場所が実は巨大な古墳だったり。
小さな墳墓だったり。
色んなことが見えなくなっているようにも思います。
——————前回記事の中でこんなことを記していましたが。
つい最近も、
これにまつわる不思議な出来事などがありまして......
その話は、例によって
「ポンチキ力」溢れる横浜のプリリンねーさんからの電話で始りました。
「、、品川に古墳て、あるの?知ってる?」
そんな電話。
「んん??......古墳?品川にぃ??
知らん。
あんの?あんなビルばっかりの都会に......!?」
「うん。
なんか神様がそー言ってるの。
そこに来て欲しいんだって。私達に」
「ふーん......
ま、いつものごとく、きっとあるんだろーな。
古墳も。。
調べてみるよ」
と、二人してネットでチクチクと調べてみると......
「あ、(o_0)、、あるね。コレ。。また......」
「あるわね」
「行く?!、、んだろーね......」
「だろーね」
きまちたの!(・ω・)ノ
5人のお仲間ーずで!
「芝丸山古墳(しばまるやまこふん)」
というらしいです。
東京、品川駅もほど近くにある芝公園。
公園だと思っていたこの場所が、
しょっちゅう通っていた道沿いにあるこの公園が、なんと!
東京最大の古墳だったのです。
しかも、なんと!106メートルの前方後円墳。
江戸時代に円形部分が壊される迄は
125メートル級の前方後円墳だったのだそうです。
知らんかった。
気づかんかった。
まじか。
そーなのか......
確かに......
近くに行って見れば、なんだか神秘的だし......
古墳感も満載だわさ。
小高い墳丘に登る途中にはこんなお稲荷さんの社があって......
分かる人は行けばスグに分かるかもしれませんが、ここ、
稲荷さんなんかじゃありませぬ。
豊受さんですな。ええ。
全然違うじゃん。
スゲーじゃん。レベル感。
マジか?!(; ̄ェ ̄)
しかし......食を司る神様ではあるけれど......
それを何でもかんでも狐さんにしちゃうなんて......
まぁ、しょーがないでしょーか。なかなか、ね。
わからないもんね。そーそーわ。きっと。
ええ。ええ。
という感じなので、ここはスルーは出来ませぬ。
お酒お持ちしましたので。何卒。ええ。
ドゾ。ドゾ。お召し上がりを。
これから頂上に登らせていただきますので何卒のお許しを、と......
それで、さらに上がっていってみると......
やっぱり、でかい。ここ。
マジこんな大きな古墳だったとは。
気づかんかった。
迂闊だった。
こりわ、実はスゲー神様じゃんか......
パワー感もフルフルでんな。
頂上わ......っと、、もうすぐで......
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!?(゜ロ゜ノ)ノ
トラ!?
虎!
とらさん!?虎ノ門?(O_o)
狛虎!?なわけないか......
でも、すげーオブジェやな。
で、もって......なんと!
ストーンサークル!(;゜ロ゜)頂上!
むぇぇ?マジか!?マジなのか!?!?!??
ヤベェ。。
小さなヤツは、誰か、わかってる人が並べてる感じやな......
大っきな石だけは別モノですな......ええ。ええ。
すげーパワー。
スゲーとこだ......
空に抜けてる......
渦だ。渦。
ウズウズしちゃう。ウズウズ......
「ねーさんや。こりわ、そーとーの場所ですな。。」
「そーとーだね(^_^)」
「お酒は、この石でよかろーかの!?」
「ちょと待っててね。聞いてみる。。。そーだって(^_^)」
「そーですか。でわ、みんなでおそーじ、おそーじ、、」
それで、石の上の窪みを皆で綺麗にして......
持ってきた濁り酒を捧げて、
しばしの祈りを......
「ウズウズじゃん!!!( ̄◇ ̄;)ひょぇぇぇ......」
一同!
「ひょぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ......(∂△∂;)......」
頂上には、
日本で最初に正確な日本地図を作ったという
伊能忠敬(いのうただたか)のやけにモダンな石碑が。
しかし、
この地、
そのパワーを
「コチラのほーに取り込まん!」
とするように、
古墳のたもとには徳川家康を神と祀る東照宮があります。
さらに、その奥には、
やはり徳川家代々の菩提寺でもある増上寺があります。
この古墳の敷地内に建てたわけでやんすな......
徳川さんも天海さんもやるですな。ホント。
東京タワーなんて近代を象徴する建築までありますし。
電波拡散タワー、の......
この「芝公園」
どうも、元はこの芝丸山古墳だったのですね。
ハッキリ実感しました。
この地の力の源はこの古墳のある「地」にあるのではないかと。
スゲーっす。
知らんかった。
「東照宮裏のデッカイ公園でましょ( ̄ー ̄)b」
なんて程度にしか思っていなかった私のペラッペラさを、
激しく嘆いたのでございます。
調べると、
5世紀ぐらいに作られた......なんて書いてありましたが、
作られたのはそうかもしれませんが、
ここ、もっと古いと思います。
古墳以前から、辺りがまだ海だった頃、縄文の頃から、
この地は元々重要な祭祀の場だったのだと思います。
そんなところに眠った王とは......
ちょっと......つーか、
とても!
スゲー方だったと、思われます。
「ねーさんや、、、」
「なんですの?」
「こちらさんわ、アノ......神様ですよね?」
「そうみたい( ̄ー ̄)」
「そーですか。。」
「そーですよ」
「日本史が揺れますな。。」
「揺れちゃうの?」
「ええ。ええ。」
何より、
「ホント、えげつねーことしてたんだな。。。」
と、嘆きにも、悲しみにも似た感慨を持ったのが、
古墳を見下ろすように背後に立っているハイタワーホテル。。
「ザ・プリンス・パークタワー東京」
西武グループ......
またかいな......
昭和のバブル期に彼方此方でパワースポット買いあさっちゃって。
マッタク。
誰が後ろで暗躍していたのやら......
ま、だいたい......あのあたりで......しょうか、ね。
神様が寝てた?黙って様子を見てた!?
昭和の時代はよかったろーけど、さ。
だから、ヤラレチャウわけじゃん?東急とかに。
神様起きちゃったし。もはや。。
欲望むき出しすぎでしょ。堤さんズ。
パワーを我が手にぃぃぃ.....って、ねぇ。
でも東急も、最近ちょっと......
やり過ぎなければいいけど......ねぇ......
この日訪れた清掃部隊の僕さんたち5人が古墳の頂上で願ったのは......
「良い国でありますよーに。。」
......てな感じで。
オレも欲だしちゃおーかなぁぁぁ......!?( ̄ー ̄)キラーン
マニアックですねー(^。^)ありがとうございます。
確かに!間違っておりまする!ごめんなさい!
「品川にほど近い、、」
的ニュアンスで書こうと思っていたのですが、ミスっていたようです。スグに修正します!
ありがとうございます!
いつも夜中に寝ぼけながらフラフラ、ピピピッ、っと書いているので、どーも、
誤字脱字、間違いも多いままあげてしまうことも多く、何卒お許しください。
徳川の菩提寺は元々は江戸に古くからあった今回記した古墳の場所、、、増上寺だったのですね。
寛永寺は関東から日本を治めん!とする際に怪僧!?天海さんが新たに作った呪術的なお寺で、
当初は徳川にとって「祈祷」のためだけのお寺さんだったのです。
両寺は江戸城の鬼門と裏鬼門として配されてますし。
そんな天海さんの凄さをリスペクトしていた三代将軍家光さんが
「お墓も天海さんの作った寛永寺にしたいのだ!」
ってなことをしてから、徳川の菩提寺は2つになったようですね(^_^)
浄土宗はもとは天台宗からでていて、比叡山で学んだ法然さんが開いたものですから、元は同じ教えであり、徳川としてはそこは「元は一つ」と見ていた部分があるように思います。
ちょうどよいので、今日は大好きな法然さんの知恩院の記事にします(^_^)
ありがとうございます!
突然すみません。
ずいぶん前だと思いますが、エントロピー増大の法則を検索したら、こちらに来て、それ以来ずっとなんだか不思議な感じで読ませていただいている隠れ読者です。
いつも、とて~も共感(?)して読ませていただいているので、ついつい野暮な違和感を書いてしまいました。
承知の上ですよね。
豊受さんって知らなかったのでお稲荷さんだとばかり思っていました。
増上寺の広大な境内を安く買収した西武は欲張りだと思っていましたが、増上寺も欲張りだったんですね。
それにしてもあの素晴らしい徳川家の霊廟が空襲で焼けたのは残念です。
amenouzumetさんは怖い欲張りでなくて、てきとーな欲張りでいてくれるといいなあ?
ところで、徳川家の江戸での菩提寺は増上寺と寛永寺がありますが、浄土宗と天台宗と宗派が違います。
江戸時代には宗派って違っていてもよかったんですか?
まあ、今の私たちは自分の家の宗派も知らないくらいで、あんまり関係ないですが。
ほんの一言と思ったのに、なんだか長々と関係ないことまで書いてしまいました。私の悪い癖。
どうも失礼しました。
不思議でやんす。
ウズウズはハッキリ分かりまちたな。みんな。ええ。ええ。
ウズウズしてました。ウズウズ。
あの大量な葉っぱが落ちてきたのに、石の上には落ちなかったのは、渦があったからでしょうね。
ナルトの渦巻き。ウズウズ。