次回は、
ネットを探してもプリリンねーさんのブログぐらいにしか?
書いていないであろう、そんなヨタ話を、
ココにも記しておこうかと思っています。
続きます。
美保神社の起源に関わる話として、
日本最古の書である「古事記」にはこの様なことが記されています。
—————タケミカヅチの神は天鳥船神(アマノトリフネ神)を派遣し、
八重言代主神(ヤエコトシロヌシ神)を探して呼び寄せ、国譲りを迫った。
すると大神(父である大国主神)に向かって語り、話しました。
「かしこまりました。
この国(葦原中国)は天津神の御子に譲りましょう」
事代主神(コトシロヌシノカミ)は、すぐに船を踏んで傾け。
天の逆手(アマノサカテ)を打ち、
船を青柴垣(あおふしがき、あおしばがき)に変え、
そこに隠れた ——————————————————————
この神話を「祭り」という形にして、
数千年にわたり今に受け継いでいるのが「奇祭」とも言われる
「青柴垣神事(あおふしがきしんじ)」
「諸手船神事(もろたぶねしんじ)」
となります。
祭りに関してのアウトラインは前回記事に記した通りですが、
記紀の記述に関しては様々な解釈があります。
これも前回記した様に、
僕はこの祭りを「呪(しゅ)」として捉えているので、
個人的にはこんなふうに思っています......
—————昔、出雲地域の王は、
大国主(オオクニヌシ)である大己貴神(オオナムチ)であったが、
その政治に関しては、
実質的には智者である事代主(コトシロヌシ)が司っていた。
現日本国に比して表現すれば、
天皇陛下が大国主で内閣総理大臣が事代主といった関係。
そんな出雲の地を手にしようとする勢力に従属を迫られた大国主は、
実権者である事代主にも伺いを立てる様、相手国に話したが、
その質疑をされた事代主は、
無駄な争いや犠牲の血を流すことは避けたい......との思いで承諾をした。
しかし同時に、その無念なる思いは皆に伝えつつ、
智者らしい「天の逆手」なる禁忌の怨念呪(おんねんしゅ)をも示したため、
最終的に相手国の知恵者に「封印の呪」をかけられ、船に乗せられ。
青柴垣に包まれ、美保の海に葬られた———————————————
......と、こんな感じでしょうか。
ちなみに柴垣(しばがき、ふしがき)とはこんなモノです。
ネットから拝借。
「青」とつくので、
もっとしなやかで頑強なモノであったのだとも思います。
竹?でしょうか。
事代主さんはそんな青柴垣に包まれ、呪をかけられ、海に沈められた.......
出雲に関わる様々な資料や各地の様々な様相から考えると、
こんなふうに捉えるのが僕には自然に思えています。
そして、天の逆手(あまのさかて)とは、
両手の甲側を合わせてみると、
関節の節々が互いに当たることとなります。
節と節が合わさるので、節合わせ......不幸せ。
事代主は最愛の国を奪わんとする者に出来るだけの抵抗を
「暗に示して」この世を去ったのだと、そうも思えます。
そんな実力者の怨霊的な念を恐れた為政者は、
その怨念を封じるべく「祭り」という形にした封印の呪(しゅ)を、
民衆により毎年毎年、術が永続するようにかけさせ続けた......
大国主とはその地を治める者の呼称であり肩書きであって。
現在で言う「県知事」の様なもの。
全国に一緒に祀られている大国主と三穂津姫とは、きっと、
古(いにしえ)のその地の県知事夫妻。
美保の地においては古書に諸事が入り乱れて残されている故に
混乱をきたしているのだと思いますが、
長年存続してきた美保神社の本殿を見さえすれば一目瞭然。
完璧に等しく、並列に建てられている2つの本殿は、
片方が事代主さんの子供や、親、
関係神様などであるハズがありません。神話に
「大物主神あるいは大国主神の后」
と記されてもいる三穂津姫神(ミホツヒメノカミ)とは、
事代主さんの奥さんであると思われます。
事代主さんは県知事に等しい存在でもありますし、
大国主と言っても間違いではないでしょう。
古代、港として奇跡的な地形を持っていた島根半島一帯の地は、
大陸からのモノも含め多くの船が行き交い。交易が盛んで。
海は勿論、山川の幸にも恵まれ。
木材や鉱物資源も豊富にあって。
古来より「天太玉命(アメノフトダマノミコト)」を祖とする
「忌部氏(いんべし)」が治めていた豊かな地の1つだとも思われます。
それは、過去記事にも記した様に、
神魂神社(かもすじんじゃ)をはじめとする様々な古社の特徴や地名を
つぶさに見てみれば自然とわかってくることでもあって。
その上で、更に神々の秘密を記すとするならば。
そこに新勢力のオオナムチと事代主が入って来て。
忌部氏を抑え、出雲の王として君臨したようであり......
その国を、また新たなる勢力が押さえに来た......
これはプリリンねーさんの降ろした神々の言葉に拠った話でもあるので、
勿論、何処にも書かれていない、
語られてもいない話ともなりますが......
この物語は、またいつか記すであろう???
九州は天草と、五島列島の古代物語へと続いていくものでもあります。
......さて、数年前のお話となりますが。
僕は神様から太玉命(フトダマノミコト)さんに関する諸々の事を頼まれ。
それらの神ゴトを終えたすぐ後に、今度は、二人のポンチキさんから
事代主さんに関わる言葉を受け取ることとなりました。
1つは、いつも体をチェックしてくれている
北陸の凄腕気功師の「Yさん」からで、
「意味はよくわからないのですが......青柴垣が見えます」
もう1つは、
ポンチキ極まりない預言力を持つポンチキーズのプリリンねーさん......
「封印された事代主を出して欲しい」
そなんこともあって、その後すぐ、
僕は秘伝の「天照祝詞」と「布瑠の言(フルのコト)」とを携え、
ポンチキーズ......プリリンねーさんとmikoちゃんとikuちゃん......
と共に美保神社を訪れたということがありました。
徒然なお話はもう少し続きます......
美保神社の拝殿真裏。
水の流れる側溝の中に潜む亀さん。
地元の観光協会さんの写真を拝借。
後ろの山から湧き出でる泉の守護はもちろん、
出雲大社の素鵞社(そがのやしろ)的な意味合いもあるのでしょうか。
背後に置くスサノオさんの守護力、的な意味。
ここも美保神社さんの大事なスポット。
それと、僕さんが松江に行くと必ず寄ってしまう運河沿いのカフェ。
「珈琲館 京店店」
コロナ禍なので営業時間がわかりませんが、
いつもなら深夜までやっていて、
松江の川沿いの夜景を静かに見ながらお茶ができるとても好きなところ。
前回の記事アップをした後、
誤字脱字の修正をしていた時に書き忘れていたことに気づきました。
今、まさに出雲に伺っているであろう、
うちのスタッフさん達の為に追加で記しておきます。(^^)
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「8を巡る旅」
「桜咲く出雲」
「8を巡る旅 4」
「8を巡る旅 5」
ネットを探してもプリリンねーさんのブログぐらいにしか?
書いていないであろう、そんなヨタ話を、
ココにも記しておこうかと思っています。
続きます。
美保神社の起源に関わる話として、
日本最古の書である「古事記」にはこの様なことが記されています。
—————タケミカヅチの神は天鳥船神(アマノトリフネ神)を派遣し、
八重言代主神(ヤエコトシロヌシ神)を探して呼び寄せ、国譲りを迫った。
すると大神(父である大国主神)に向かって語り、話しました。
「かしこまりました。
この国(葦原中国)は天津神の御子に譲りましょう」
事代主神(コトシロヌシノカミ)は、すぐに船を踏んで傾け。
天の逆手(アマノサカテ)を打ち、
船を青柴垣(あおふしがき、あおしばがき)に変え、
そこに隠れた ——————————————————————
この神話を「祭り」という形にして、
数千年にわたり今に受け継いでいるのが「奇祭」とも言われる
「青柴垣神事(あおふしがきしんじ)」
「諸手船神事(もろたぶねしんじ)」
となります。
祭りに関してのアウトラインは前回記事に記した通りですが、
記紀の記述に関しては様々な解釈があります。
これも前回記した様に、
僕はこの祭りを「呪(しゅ)」として捉えているので、
個人的にはこんなふうに思っています......
—————昔、出雲地域の王は、
大国主(オオクニヌシ)である大己貴神(オオナムチ)であったが、
その政治に関しては、
実質的には智者である事代主(コトシロヌシ)が司っていた。
現日本国に比して表現すれば、
天皇陛下が大国主で内閣総理大臣が事代主といった関係。
そんな出雲の地を手にしようとする勢力に従属を迫られた大国主は、
実権者である事代主にも伺いを立てる様、相手国に話したが、
その質疑をされた事代主は、
無駄な争いや犠牲の血を流すことは避けたい......との思いで承諾をした。
しかし同時に、その無念なる思いは皆に伝えつつ、
智者らしい「天の逆手」なる禁忌の怨念呪(おんねんしゅ)をも示したため、
最終的に相手国の知恵者に「封印の呪」をかけられ、船に乗せられ。
青柴垣に包まれ、美保の海に葬られた———————————————
......と、こんな感じでしょうか。
ちなみに柴垣(しばがき、ふしがき)とはこんなモノです。
ネットから拝借。
「青」とつくので、
もっとしなやかで頑強なモノであったのだとも思います。
竹?でしょうか。
事代主さんはそんな青柴垣に包まれ、呪をかけられ、海に沈められた.......
出雲に関わる様々な資料や各地の様々な様相から考えると、
こんなふうに捉えるのが僕には自然に思えています。
そして、天の逆手(あまのさかて)とは、
両手の甲側を合わせてみると、
関節の節々が互いに当たることとなります。
節と節が合わさるので、節合わせ......不幸せ。
事代主は最愛の国を奪わんとする者に出来るだけの抵抗を
「暗に示して」この世を去ったのだと、そうも思えます。
そんな実力者の怨霊的な念を恐れた為政者は、
その怨念を封じるべく「祭り」という形にした封印の呪(しゅ)を、
民衆により毎年毎年、術が永続するようにかけさせ続けた......
大国主とはその地を治める者の呼称であり肩書きであって。
現在で言う「県知事」の様なもの。
全国に一緒に祀られている大国主と三穂津姫とは、きっと、
古(いにしえ)のその地の県知事夫妻。
美保の地においては古書に諸事が入り乱れて残されている故に
混乱をきたしているのだと思いますが、
長年存続してきた美保神社の本殿を見さえすれば一目瞭然。
完璧に等しく、並列に建てられている2つの本殿は、
片方が事代主さんの子供や、親、
関係神様などであるハズがありません。神話に
「大物主神あるいは大国主神の后」
と記されてもいる三穂津姫神(ミホツヒメノカミ)とは、
事代主さんの奥さんであると思われます。
事代主さんは県知事に等しい存在でもありますし、
大国主と言っても間違いではないでしょう。
古代、港として奇跡的な地形を持っていた島根半島一帯の地は、
大陸からのモノも含め多くの船が行き交い。交易が盛んで。
海は勿論、山川の幸にも恵まれ。
木材や鉱物資源も豊富にあって。
古来より「天太玉命(アメノフトダマノミコト)」を祖とする
「忌部氏(いんべし)」が治めていた豊かな地の1つだとも思われます。
それは、過去記事にも記した様に、
神魂神社(かもすじんじゃ)をはじめとする様々な古社の特徴や地名を
つぶさに見てみれば自然とわかってくることでもあって。
その上で、更に神々の秘密を記すとするならば。
そこに新勢力のオオナムチと事代主が入って来て。
忌部氏を抑え、出雲の王として君臨したようであり......
その国を、また新たなる勢力が押さえに来た......
これはプリリンねーさんの降ろした神々の言葉に拠った話でもあるので、
勿論、何処にも書かれていない、
語られてもいない話ともなりますが......
この物語は、またいつか記すであろう???
九州は天草と、五島列島の古代物語へと続いていくものでもあります。
......さて、数年前のお話となりますが。
僕は神様から太玉命(フトダマノミコト)さんに関する諸々の事を頼まれ。
それらの神ゴトを終えたすぐ後に、今度は、二人のポンチキさんから
事代主さんに関わる言葉を受け取ることとなりました。
1つは、いつも体をチェックしてくれている
北陸の凄腕気功師の「Yさん」からで、
「意味はよくわからないのですが......青柴垣が見えます」
もう1つは、
ポンチキ極まりない預言力を持つポンチキーズのプリリンねーさん......
「封印された事代主を出して欲しい」
そなんこともあって、その後すぐ、
僕は秘伝の「天照祝詞」と「布瑠の言(フルのコト)」とを携え、
ポンチキーズ......プリリンねーさんとmikoちゃんとikuちゃん......
と共に美保神社を訪れたということがありました。
徒然なお話はもう少し続きます......
美保神社の拝殿真裏。
水の流れる側溝の中に潜む亀さん。
地元の観光協会さんの写真を拝借。
後ろの山から湧き出でる泉の守護はもちろん、
出雲大社の素鵞社(そがのやしろ)的な意味合いもあるのでしょうか。
背後に置くスサノオさんの守護力、的な意味。
ここも美保神社さんの大事なスポット。
それと、僕さんが松江に行くと必ず寄ってしまう運河沿いのカフェ。
「珈琲館 京店店」
コロナ禍なので営業時間がわかりませんが、
いつもなら深夜までやっていて、
松江の川沿いの夜景を静かに見ながらお茶ができるとても好きなところ。
前回の記事アップをした後、
誤字脱字の修正をしていた時に書き忘れていたことに気づきました。
今、まさに出雲に伺っているであろう、
うちのスタッフさん達の為に追加で記しておきます。(^^)
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