新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

移民庁設置:そうきましたか w

2008-05-05 21:43:28 | Weblog

すいません、こどもの日のネタを書いて、「移民を受け入れないなら」と書いた手前、「移民」で検索したらでてきましたw

日経新聞です(Nikkei Net)

自民、外国人定住へ基本法・「移民庁」設置など検討  

自民党は外国人の定住を推し進めるための基本法制定の検討に入った。日本で一定期間働く外国人の受け入れや管理政策を担う「移民庁」を設置するほか、不当な低賃金労働などが問題となっている外国人研修・技能実習制度を抜本的に見直す。少子高齢化による人口減少の流れを踏まえ、海外からの人材確保体制を強化する。来年の次期通常国会への提出・成立を目指す。  

自民党の国会議員約80人で構成する外国人材交流推進議員連盟(会長・中川秀直元幹事長)が今月中旬に提言をまとめる。ただ、政府・与党内には治安や国内労働問題から慎重・反対論もある。 (11:10)

-------------------------------

治安や労働問題もありますが、言語の問題が一番大きいでしょうね。せめて「英語の看板」を増やすとか、いろいろな事をしないと結局「定着」しないでしょう

 

これは「相手の事」を考えてみたらわかると思います。

 

日本人が・・・外国に旅行に行ったときに・・・日本語の看板が出ていたら、たぶんうれしいと思うのですが・・・外国人が来たときに「日本語の看板しかない」と言うのは日常生活をしていく上で、非常につらいと思います。英語の看板くらいは増やしたいところですよね・・・すべての場所で・・・。

 

そういったところも改善しようとしないと、結局何も変わらないでしょう。

これは相手の事を思いやる心があれば、当たり前に考え付くはずですので・・・きっと、考えているのでしょうね。

 

移民庁設置、ある意味諸刃の剣ですが・・・起死回生の策にはなりえます。

 

移民庁設置に関して、賛成意見、反対意見・・・いろいろあるとは思いますが、「へぇ~」と思われた方、応援をよろしくお願いいたします

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ

なかのひと 

移民庁設置ね・・・・。まぁ、10年かけての政策でしょうね。一朝一夕にやろうとすれば失敗しますね。たぶんw

まぁ、次期通常国会・・・とか言わずに、ゆっくりと話し合ってほしいものです。非常に重要な問題ですので・・・。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ど~でもいい話3:僕と読書

2008-05-05 21:25:25 | ど~でもいい話

こんばんは。

現在、第3次試案の件や静岡の件でゆれている状況ですが、GWあけるまでは様子を見てみようと思い、今日はまた自分の話を書きます。

 

さて、僕は暇さえあれば本を読んでいるタイプです。 小学1年生のころは体が弱くて、学校を休みがちだったので (しかもそのときの小児科の先生に「バカ扱いされたw」という)だいたいベッドで横になりながら本を読んでいました。

 

小学生のころ読んでいたのは「ジュール・ベルヌ」や「シャーロックホームズ」関係だとか、どちらかと言うと「名作」と言われるものを中心に、更に伝記だとかをよく読んでいました。

あとは家においてあった「太平洋戦争のときの兵法」だとか、孫子だとか・・・そんなものを読んで育ちました。

 

小学3年生くらいになると、あまり学校を休まなくて良いようになり・・友人と遊び歩く毎日でしたが、一日1時間半ほどの勉強時間だけ確保していました。ただ、それ以外に趣味的に・・本を読んだり、顕微鏡をのぞいていたり、いろいろな生き物を採集してきてはそれを観察していたり・・・そんな事もしていました。

 

中学に入ると、だんだん勉強時関よりも「読書」の時間が増え、ゲームと読書に1時間半の勉強時間が日課でした。 このころ読んでいたのは「司馬遼太郎」の作品だとか、太宰治だとか・・・そんなのばかりでした。

 

で、高校に入ると・・・実は授業中も勉強しなくなって、一日6冊ほど図書館から本を借りてきて、授業中に読んでいることが多かったです。

ま、おかげで勉強体勢立て直すのに時間がかかりましたけど・・・。

 

大学に入ってからは週に7冊ほど本を読むようにしていました。一日一冊と言うよりは、週末に3~4冊くらいですね。

大学に入ってから読み始めたのは「知的生き方文庫」だとか、自己啓発系の本をよく読むようになりました。もちろん、普通の本も読みますが・・・。因みに知的生き方文庫はすべて読みましたw PHPもだいたい読みましたw 今、知的生き方文庫で残っているのは「ジェームズアレン」「朝型人間の成功哲学」などを中心に6冊だけですけど・・・。

僕の読んできた本の中で、最良の本たちが今本棚にあります。数百冊くらいでしょうか? 今まで読んできた数千・・は言いすぎですが、千数百冊(2000以上かも)の本たちが僕の血肉となっています。

 

今でも・・・走りに行くときに「英語のリスニング」+読書(何故か文庫を持っていく)。腹筋をしながら読書。腕立て伏せをしながら読書。 かなりの変わり者です。

 

ただ、本を読むのが三度の食事よりも好き・・・という性格がなかったら、今の僕はいなかったな・・・・と思ったりしています。

 

何故このような話をしているかと言うと・・・今日はこどもの日ですからw

子供のころって何してたかな・・・と思ってw

 

 

今日はこどもの日ですので、このような集計も発表されています

北海道新聞です

子どもの数が最少更新 27年連続減で1725万人

(05/04 17:43) 

5日の「こどもの日」にちなみ、総務省が4日発表した人口推計(4月1日現在)によると、15歳未満の子どもの数は前年に比べ13万人減の1725万人と過去最少を更新した。1982年から27年連続の減少。総人口に占める割合も13・5%と34年連続で低下し、世界でも最低水準になっている。  

総務省は「出生児数の減少が、子どもの数全体を引き下げている」と分析。国立社会保障・人口問題研究所が2006年にまとめた将来推計では、子どもの数は15年に1500万人を割り込み、総人口に占める割合も12%を下回る見込みで、今後、効果的な少子化対策が急がれそうだ。  

総務省の推計によると、子どもの数は男の子が884万人、女の子が841万人。3歳ごとの年齢層別では、最多は中学生(12-14歳)の359万人で、最少は0-2歳の324万人と、年齢層が下がるほど少ない。

-----------------------------

そんなのんびり構えていい問題ではないのですけどね

 

子供の数は、いつも書いていますが「移民」を受け入れない方針の日本では「将来の税収」に直結します。 効果的な少子化対策をしなかったら、どうしようもない事態に陥るのに・・・今の政治家たちは僕より変わった人たちが多い。少し考えてみたらわかりそうなことを考えていない気がする。

 

と、言う事で、子供の日にちなみ・・・子供時代の思い出の一つとして「僕と読書」の関係を書いてみました。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ

なかのひと 

明日は実験をしたあと、結局雨みたいだから室内で飲み会になりそうです。

僕にとっては高校の仲間と一緒に飲める事のほうが重要なので、いいのですけどね。

大学や高校の仲間が、僕にとっては最良の友人たちかな?小中学校は1~2年で転勤していたので・・・。

(因みに本日も大学の友人が披露宴をしています。電報は出しましたが、どんな披露宴なのかw )

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医療の経営効率中心主義:外科系の破滅を導くか?

2008-05-05 10:09:18 | 医療

おはようございます

友人と明日の花見の準備に行く前に記事を一つ更新します

 

キャリアブレインからです

緊急リポート:「国立」病院廃止の深層(前編)

緊急リポート:「国立」病院廃止の深層~(前編)縮小する「政策医療」  

 

約70年の歴史を持つ横浜市の南横浜病院が、今年12月でその歴史に幕を閉じようとしている。独立行政法人国立病院機構が4月、同病院の廃止を決めたからだ。2004年に全国の国立病院・療養所が同機構に移行してから、赤字を理由に病院が廃止されるのは今回が初めて。結核医療の拠点となってきた同病院が廃止されると、神奈川県内の結核医療の基準病床が不足する。加えて、新型インフルエンザへの対策が急がれる中、同病院は感染症の病原体を院外に拡散させない「陰圧病床」を有している。このため、同病院の廃止による影響を懸念する声が少なくない。(山田利和・新井裕充)

■経営効率優先の医療 

「経営改善計画(再生プラン)の達成不能な病院として、貴院を廃止することとした」-。このような通知が4月8日、同機構から南横浜病院長に届いた。知らせはすぐに院内に広がり、職員や入院患者らに正式に廃止が伝えられた。 

「病棟の縮小や赤字経営の問題で、ある程度は予想していたが、本当に残念」。同病院に28年間勤務し、あと4年で定年を迎える看護師はこう嘆いた。  

独立採算制の同機構では、経営効率を優先した病院運営を展開。過去の債務が返済できない、または単独で運営費を確保できない状況にあるなど、早急な経営改善が必要な病院に対して、病床規模や人員配置などを見直し、収入増とコスト減を図る「再生プラン」を策定するよう求めている。南横浜病院は3月に同プランを提出。しかし、「経営改善を行うとしても収支改善の見通しが立たず、約22億円の債務も返済できない状況にある」として、同機構が「達成不能」と判断し、廃止を決めた。  

同病院は、戦前の1937年に神奈川県立結核療養所として開院。結核医療のパイオニア的存在で、結核をはじめとする呼吸器疾患の治療や地域医療で中心的な役割を担ってきた。同機構に移行した2004年には、結核病床147床と一般病床138床の6病棟285床で運営。その後、結核患者に加え、一般医療の患者も減少する中、経営改善の一環として同機構が病棟を集約し、毎年1病棟ずつ閉鎖してきた。これにより、05年に5病棟、06年に4病棟、07年に3病棟、今年3月には結核病床49床と一般病床42床の2病棟91床にまで縮小していた。  

こうした経緯について、同機構の職員で構成する全日本国立医療労働組合(全医労)南横浜支部の役員は、「病棟の閉鎖によって収入が激減し、赤字が増えていたにもかかわらず、耐震工事やボイラーの設備更新などを行って支出を増やしたことで、経営状態が急激に悪化した」と指摘。「多額の債務といっても、多くは04年以降に累積したもので、意図的につくられた赤字、計画的に偽装した『倒産』というほかない」と、同機構を厳しく批判している。

 

■切られる不採算医療 

結核は、1950年ごろまで年間死亡者が十数万人に上り、日本人の死亡原因の第一位だった。このため、国を挙げて取り組まなければならない疾病を対象とする医療(政策医療)に位置付けられ、これを国立病院が担ってきた歴史がある。国立病院が2004年に独立行政法人国立病院機構に移行してからは、同機構の54結核病院(南横浜病院を含む)が受け継いできた。政策医療は民間の医療機関では取り組みにくい「不採算医療」が多く、結核医療も不採算部門となっている。  

神奈川県内の結核医療について、同機構は「県単位で神奈川病院(秦野市)に効率的に集約する」との方針を表明。しかし、同支部では「日本の結核罹患(りかん)率は諸外国と比べ依然として高い。強力な耐性菌の出現とともに、都市部の若年層の間で新たな広がりを見せている中、県都市部における結核など呼吸器疾患の治療に基幹的な役割を果たしてきた南横浜病院の廃止は深刻な影響を及ぼす」と警告している。  

結核などの政策医療が不採算医療として、効率優先の流れの中で縮小していくことに対し、ある関係者は危機感を強めている。「赤字という理由だけで同機構の病院が廃止されるのなら、他の病院にも採算の取れないところから計画的な廃止や政策医療からの撤退の動きが波及するだろう。南横浜病院は、始まりにすぎない」

 (続く) 更新:2008/05/05 00:09 キャリアブレイン

------------------------------

実際そうでしょうね。 地域医療もそうですが、「採算」の合わない病院と言うものは多々あります。

しかし、「医療」や「福祉」「教育」と言う問題を「経営効率」のみで考えていけば、破綻するのは当たり前です。 もともとが「利益」を元にやっていることではないからです

 

これが最終的に利益重視になれば、地域医療を中心に崩壊するでしょうし・・・診療科によっては採算の取れない病院が増えるでしょう

 

因みに「医療の効率化」がちょっとした変化をもたらしているようです。僕も気がついていませんでしたが、友人が先日言っておりました。

 

外科系であれば「早く、きれいに手術」したほうが、「手術件数が稼げる」ので「手術のうまい人」が手術をする。

そうすると「手術に時間がかかる若手医師に「手術」を行わせると「不採算」に繋がりかねないので、実施させる事ができない

 

こうすると・・・・結局、外科系に関しては「後世」の名医がなかなか育つことなく、将来の日本の外科医療が成り立たなくなるかもしれませんね。

内科系でも「手技」が関係するところは・・同じ傾向が出るかもしれないですね。

僕のような「手技」の少ない「血液内科」に関しては、そういうことは少ないでしょうけど・・・・。

 

日本医療の経営効率優先手技が「将来の外科医療」を担う後世の育成を阻害し、将来の日本の医療を破滅させるかもしれないと言う意見に対して、同意していただける方は応援をよろしくお願いいたします

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ

なかのひと 

現在、さりげなく・・人気ブログランキング「医学」13位です。いつも応援ありがとうございます。 今後も頑張りますので、応援をよろしくお願いいたします

P.S:アクセス数が昨日は900を越えました。その前日も800を越えていました。 TB先のBlogや当Blogを紹介してくださった皆様に感謝いたしております。

何とか、1000の大台に乗せたいな~と思っております。今後ともよろしくお願いいたします

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12兆円、海外に:今更ではないのかな?

2008-05-05 00:13:52 | Weblog

すいません、医療と関係ないんですけど・・・アホな記事を見つけたので・・・。

読売新聞です

企業所得12兆円、海外に滞留…還流へ税免除検討へ  

日本企業が海外子会社を通じて稼いだ所得を日本に戻さない傾向を強め、海外子会社にためた資金の残高が2005年度末に約12兆円まで膨らんだことが、経済産業省の緊急調査で分かった。  

所得が還流しない状況を放置すれば、国内での研究開発や設備投資に十分な資金が回らず、日本の成長力促進に悪影響を及ぼす懸念が強い。背景には、主要国と比べて、企業の国際展開に対応できない日本の税制の不備がある。  

甘利経産相は読売新聞のインタビューに応じ、海外所得の国内送金に対する課税を免除する方向で、政府・与党内の調整を急ぐ方針を示した。  経産省は、「今の税制では海外子会社の所得を日本に送金しにくい」(島津製作所)という産業界の強い声を踏まえ、年明けに調査を行った。  

その結果、海外子会社の経常利益は05年度には7兆6000億円に増えたが、親会社への配当は約8600億円(04年度)にとどまるなど、03年度から海外の滞留資金が急増し、年間2兆円ペースで推移している実態が浮き彫りになった。  日本企業は、国内で先端的な研究開発に資金をつぎ込み、海外で競争力を高めてきた。今後も世界市場で強みを維持するためには、技術開発投資の拡大が欠かせず、海外所得をいかに還流させるかが課題になっている。  

産業界からも、「国内での研究開発を制約しかねない」と制度改善を求める声は強い。  

資金が海外に滞留しやすいのは、今の税制の仕組みでは、日本の親会社に資金を移せば、国内外での課税額の合計が、海外に資金を置いたままの場合よりも増えるケースが多いためだ。  

このため、経産省は、親会社が海外から受け取った所得に対して、日本国内で課税しない制度(国外所得免除制度)への転換を求める方針だ。経済協力開発機構(OECD)加盟国では、この方式が主流になっている。  

甘利経産相は「日本の経済成長を支えるためには、海外からの資金還流を促すべきだ」と指摘、年末の税制改正で実現を図る方針だ。

(2008年5月4日03時00分 読売新聞)

------------------------

すいません。僕、当たり前だと思っていたのですけど・・・・。

だって、それ以外に「日本」という「一応世界GDP第2位」の国 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%9B%BD%E5%86%85%E7%B7%8F%E7%94%9F%E7%94%A3%E9%A0%86%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88 が、赤字になるわけないでしょう?

まぁ、無駄遣いやら、ごまかしやらなにやらあるんでしょうけど・・・。

 

しかし、感覚的に当然でしょう?

今更、指摘されると・・・「今まで何をしていたの?」と言いたくなりますね。

 

たまに言っている話、将来は移民なしではやっていけなくなる・・・と言う話も、現時点では外の工場などからの収入がないから、日本で生産していない分の税金を確保できないので・・・・それゆえ、収支にも問題がでてくるから・・・と言う話です。

結局、外で安い労働力を使って「生産」している部分が返ってきていないから・・・と言う話だったのですけど、今更ですか?

 

すいません、ちょっと疲れました。

おやすみなさい。専門外なので、これ以上は何もわかりません。

どうなんでしょう?これって・・・・・。

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ

なかのひと 

では、また。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする