さて、最後に中国の地震に関してです。
まず、この災害で亡くなられた方のご冥福と・・被災した方、今も救助を求めている待っている方々が元の生活に一刻も早く戻れる事を祈っております。
さて、地震の記事です
<四川大地震>死者1万4866人、負傷者4万人超に
5月14日21時1分配信 毎日新聞
地震で一瞬にしてがれきとなった建物=中国・四川省都江堰市で2008年5月14日午前11時46分、石井諭撮影
【洛水(中国四川省徳陽)鈴木玲子】
中国・四川大地震の発生から3日目となる14日、震源地で最も大きな被害を受けたとみられるアバ・チベット族チャン族自治州ぶん川(せん)県で、本格的な救助活動が始まった。人口約1万人の同県映秀鎮では、死者・行方不明者が少なくとも7700人に及ぶなど壊滅的な被害が判明。同省内には他にも住民の安否確認のできない地域があり、犠牲者は2万人を超える可能性が出てきた。新華社通信によると、四川省だけで生き埋めが計約2万6000人に上り、政府が救出に全力を挙げている。 ぶん川県へは、武装警察部隊が13日夜、約90キロ歩いて到着。14日には軍用ヘリが食料や医薬品など支援物資の空中投下を始めた。
確認された地震の全体の死者は1万4866人。負傷者は4万人を超えている。被害の大きい四川省は死者1万4463人。行方不明者が約1400人、生き埋めも約2万6000人となっている。
14日もマグニチュード5を超える地震が続き、天候も不安定で2次災害の危険があり、救出作業は難航している模様だ。陣頭指揮する温家宝首相は綿陽市北川県の災害復旧現場を視察し、被災者を見舞った。
一方、被災地では「ダムの決壊」「化学工場の爆発による飲料水の汚染」などの流言飛語が飛び交っているとして、地元当局が逐一うわさを否定すると同時に、住民に冷静な対応を呼び掛けている。 最終更新:5月14日22時10分
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四川省の大きさは日本より少し大きいと言いますが、この規模の地震が日本で再び起きたときに・・・個人の動き、および国や機関の動きはどのようになるのか。 いつもそのような事に頭を悩ませています。
机上の空論かもしれませんが、ある種の災害が起きたときにどう対応するか「シミュレート」させられた事もありますし、自分で考えた事もあります。
自分で考えてみて・・・自分の想像の範囲内ですら対応できないところがあるからこそ、対応可能にしたいと思い、様々な事を考えていました。
僕が職場で「MIMMS」やそのほかの救急関係・災害関係を「専門分野」以外の知識として広く求め、職場で教えている所以です。
もっとも、僕のやりたいことの2割も実際はできないでしょうけど・・・。
大規模災害が起こったとき、要になるのは「国」がどう指導力を発揮するか。「医療チーム」「消防・救急」「警察」などの連携。必要があれば軍の出動・・・です。
中国は「指導力」の発揮と言う意味では、恐らく問題のない国ですが・・・3つのチームの連携ですとかには難があるのかもしれません。しかし・・・連携訓練などをしていたかわからない「中国」で「強力なリーダーシップ」の元救援活動は行われています。
日本では、これらの連携活動などは準備しているのでしょうか?
警察が災害時にどのように動くか・・・消防・救急の動きは・・・医療従事者などはどのように動くのか。
災害が実際起こったときにどのように展開するのか?
活断層ごとにどのような対応が実施されるべきか。
そういたことをこの機会に考え、更に連携するために必要な話し合いなども行うべきではないか・・・。 そんな事を考えています。まぁ、こういうことは流石にやっているのでしょうけど・・・その地域などでは・・・。
国と言うより、機関として「消防」「警察」「医療機関」がいかに連携できるかを調整しておく必要はあるでしょうね。調整もしていないまま、今の医療崩壊の体制で同じような災害が起きれば・・・どう対応するのだろうか?
特に首都圏や、名古屋、大阪、札幌、福岡などの大都市圏。
そこで災害が起きたとき、その大都市圏医療(医療の中心地)も崩壊して、地域医療も(はじめから)崩壊しています・・・では話にならない。
そんな事をこの記事を見ながら思っていました。
他山の石ではないですが、中国の思わぬ災害を見ながら・・・「明日はわが身」と思い、対応を練っていく必要性・・・特に今回は医療に関しての「災害時対応が、今の状態でとりえるだろうか?」と言う事を・・万が一大都市圏で直下型地震が起きたら? と言う事で考えてみました。
万が一の話ですが、医療の中心でも人口の中心でもある大都市圏で「大災害」が起きてしまったら、その周辺地域は一緒に壊滅かもしれない・・・・などと言う事がないようにしておきたい様な気がします。
そうだな~と思われる方、応援をよろしくお願いいたします
http://blog.with2.net/link.php?602868
さて、それでは、また。明日は職場に顔を出してから実験をしにいくつもりです。