こんばんは
今日も一日が過ぎていきました。
今年に入り病床数削減の波がやってきているために・・患者さんのことを考えれば悪いことなのかもしれませんが、今の僕には少し休養時間を与えてくれています。
非常に助かります。
減ったといっても本来の病床数の100~110%くらいで動いているというだけで、減っているうちには入らないかもしれませんが・・・。
さて、今日の記事はこちら・・・
CBの記事です
大学医学部の「自治を尊重」―文科省
2月5日16時44分配信 医療介護CBニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090205-00000004-cbn-soci
文部科学省は2月4日、今年度の国公私立大学医学部長会議を開き、同省と厚生労働省の各担当者が、医学教育や医師確保などの施策について大学側に説明した。あいさつした文科省の徳永保高等教育局長は、「文科省の大学行政の基本は、何と言っても大学の自治を尊重すること。ぜひ各大学は、自主的、自立的、そして主体的に判断をしていただき、“大学人”としての自信と誇りを持って進むべき道を進んでほしい」と述べ、大学関係者に対して主体性を求めた。
文科省への質疑応答では、医学部定員の増員や両省合同の「臨床研修制度のあり方等に関する検討会」が示した新医師臨床研修制度の見直し案について、大学関係者が質問した。
この中で、京都府立医科大の山岸久一学長は、医学部定員の増員計画について、「例えば、5年なり7年なり症例の多い所で卒後研修をして、それから10年間地域に行くというようなシステムをつくる必要がある。大学で医師を増員しても、卒後の10年間だけ地域に縛るというのは本末転倒だ」と指摘し、効率的な仕組みづくりを求めた。
久留米大大学院医学研究科長の野口正人氏は、見直し案の「医学教育のカリキュラムの見直し」について、「これは、(医学教育モデル)コア・カリキュラムを見直すことと理解してよいのか。そうだとしたら、またカリキュラムを変えなければならない。一体どの程度見直して、いつまでやるのか」と質問。これに対して文科省側は、「モデル・コア・カリキュラムの変更というのはあり得るという前提に立った上で、その検討の大きな方向性は、4月までに何らかの形で示していきたい」と述べた。
会議では、独立行政法人・医薬品医療機器総合機構(PMDA)の近藤達也理事長が、5年以上の臨床経験を持つ医師を対象に4月からPMDAが実施する「連携大学院構想」について、大学関係者に協力を要請。また、全国薬害被害者団体連絡協議会の花井十伍代表世話人は、同協議会が大学で開いている「薬害被害者の声を聞く授業」について説明した。
このほか、山形大の嘉山孝正医学部長が、「大学医学部の危機」と題して講演。知識と技術の習得、倫理教育の3点で、医学部教育が危機にひんしていると強調し、「“大学人”として、きちんと意見を言わなければならない」と関係者に奮起を促した。
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読んでいて思うのは・・本当に大学側の自主性を重んじているのか・・それとも丸投げなのか・・・。
僕なら
「自主性を重んじるのであれば、対策を練って有効性があると考えられる場合バックアップしていただけるのでしょうね?」
と聞いたでしょうねw
自主性を重んじるというのであれば、自主性を示して「対策」を編み出したら、それに対して財政的にも人的にも物的にも支援する必要がある
それを行うか否かが「丸投げ」なのか「自主性を重んじる」のかの境い目のような気がする
僕達が「学生の自主性を重んじて・・・」と言って適当に病院自習をやらせるのと、ある程度計画的に・・そしてバックアップをしながら病院実習をさせるのとの違いだろうか・・・。
ま、学生と大学レベルとを比較してはならないのだろうけど・・・
大学が本気でやるのか・・どうするのかもそこらにかかっていそうですが・・・。
しかし・・・「学生」もやる気ないやつばかりだと相手する気がなくなるというのは本当ですね。
文科省が「自主性を重んじる」というのであれば、各大学医学部は・・・・各地域・各大学に合わせた対策を作っていくべきだし、それに合わせて文科省・厚労省・・・日本国は医療再生のための援助をしなくてはならないと思う。
http://blog.with2.net/link.php?602868
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本気でやるなら…ですけどね。
それでは、また・・・。
明日は久々に末梢血幹細胞採取をします。そう思ったら来週もあったり・・・。
ま、いいかw